本研究中著者等はヘルマン氏の「パクテリウムグルコニクム」に關する研究第三報 (S. Hermann. Biochem. zeit Bd 214, S. 357-367, 1929) 及びベルンハウエル及びシエーン兩氏の「パクテリウムキシリヌム」による酸化に關する研究第二報 (K. Bernhaaeru. K. Schön. zeit. f. physiol. chemie Bd. 180. S.232-240. 1929) に接したり、ヘルマン氏に據れば「パクテリクム、グルコニクム」は葡萄糖、「遊離グルコン酸」、「グルコン酸藍」(石灰竝に曹達鹽)、果糖より「五-ケトグルコン」酸を生産すと報じ. ベルンハクエル氏等に擦れば「パクテリウムキシリヌム」は岩酸石灰の存在に於て葡萄糖より同酸を生産すと云ふ
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