日本補完代替医療学会誌
Online ISSN : 1348-7930
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7 巻 , 1 号
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
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原著
  • 西谷 真人, 白市 幸茂, 大塚 雅生, 青柳 さやか, 杉野 友啓, 梶本 佳孝, 梶本 修身
    原稿種別: 【原  著】
    7 巻 (2010) 1 号 p. 1-9
    公開日: 2010/04/02
    ジャーナル フリー
    本試験では,つつみ込む気流制御エアコン(暖房)の抗疲労効果および快適性について検証するため,健常女性を対象としたランダム化 2 試験区クロスオーバー試験を実施した.エアコン(暖房)使用時に不快感を覚えやすい女性 8 名において,つつみ込む気流(暖房)または人あて気流(暖房)でエアコン制御された部屋で 30 分間の休息およびパソコン作業による 120 分間の疲労負荷を実施した.Visual Analogue Scale による主観的評価,レーザー・ドップラー式血流計による足の血流測定,および尿中バニルマンデル酸測定の結果から,つつみ込む気流(暖房)制御は,末梢血流を改善しパソコン作業による交感神経活動の亢進を抑制することが明らかとなった.これらの作用により,快適感,意欲が維持され,足先の冷え感,疲労感の上昇が軽減されたと考えられた.本研究により,つつみ込む気流制御エアコン(暖房)の抗疲労効果,快適性,さらには健康維持に対する有用性が示唆された.
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  • 鈴木 美季子, 柴沼 真友美, 香取 輝美, 清水 通隆, 木村 修一
    原稿種別: 【原  著】
    7 巻 (2010) 1 号 p. 11-16
    公開日: 2010/04/02
    ジャーナル フリー
    本研究はヤマブシタケおよびマイタケを飼料に添加しマウスに経口投与させることにより,EL4 腫瘍細胞の増殖を抑制するか否かを検討したものである.その結果,ヤマブシタケ単独添加およびマイタケ単独添加でも EL4 腫瘍細胞増殖抑制の傾向がみられた.また.フローサイトメトリーによって免疫担当細胞について検討したところ,マイタケの単独添加では,腫瘍細胞移植による脾臓でのキラー T 細胞・NK 細胞の減少を抑制した.ヤマブシタケ添加では腫瘍抑制の効果が得られたものの,マイタケ添加とは異なる免疫能の応答を示した.マイタケ 80%ヤマブシ 20%を混合し,飼料に 1%添加した群ではマイタケ,ヤマブシタケ単独よりも強い腫瘍細胞増殖抑制効果を示した.また,脾臓での NK 細胞・キラー T 細胞の減少抑制効果がマイタケ単独添加と同様に認められた.
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  • 小濱 隆文
    原稿種別: 【原  著】
    7 巻 (2010) 1 号 p. 17-24
    公開日: 2010/04/02
    ジャーナル フリー
    フランス海岸松樹皮抽出物(ピクノジェノール)のホルモン治療における副作用改善効果を検討するため,子宮筋腫,月経困難症および子宮内膜症を主訴とする患者で,Gn-RH analogue 療法(G 投与群),中等量ホルモン投与療法(M 投与群)および低容量ホルモン投与療法(L 投与群)を行っている患者に対し,ピクノジェノール (P) を治療中および治療後にかけて併用投与した(G+P 投与群;8 名,M+P 投与群;8 名,L+P 投与群;17 名).同様のホルモン療法を施行し,ピクノジェノールを投与しない患者を対照群(G 投与群=14 人,M 投与群=13 人および L 投与群=23 人)とした.継続的なピクノジェノール併用投与により,G+P 投与群では,関節痛および倦怠感の軽減,治療後の月経困難症の再発予防効果が認められ,M+P 投与群および L+P 投与群では,ピクノジェノール投与による,浮腫ならびに体重増加の抑制効果が認められた.以上より,ピクノジェノールは,従来の月経困難症,子宮内膜症のホルモン療法の副作用の改善,ならびに症状の再発予防の効果を有するものと考えられた.
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  • 阿久澤 和彦, 山田 理恵, 畢 長暁, 定成 秀貴, 松原 京子, 土田 裕三, 渡邊 邦友, 二ノ宮 真之, 纐纈 守, 村山 次哉
    原稿種別: 【原  著】
    7 巻 (2010) 1 号 p. 25-33
    公開日: 2010/04/02
    ジャーナル フリー
    現在我々は,代替医療薬を中心に抗 HCMV 薬の探索を行っており,防腐作用(抗菌作用)を含む種々の生理活性をもつクマザサに着目し,その熱水抽出液に抗 HCMV 作用があることを明らかにしてきた.今回,クマザサ熱水抽出液の成分の一部が分離・精製・同定され,その中の 1 つである tricin がウイルス粒子産生に最も高い抑制効果を示すことがわかった.また,その抑制効果は,クマザサ抽出液同様のウイルス感染後の処理だけでなく,感染前処理した場合にも見られることがわかった.さらにリアルタイム RT-PCR 法および,ウエスタンブロット法による解析の結果,tricin がウイルスの複製・増殖に重要な major immediate early (IE) 遺伝子の発現を抑制することがわかり,tricin が現在使用されている GCV とは異なる作用機序により抗 HCMV 効果をもつことが示され,新たな治療薬としての可能性が示唆された.
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  • 神内 伸也, 八田 侑子, 宮里 朱音, 岡﨑 真理, 川原 由紀子, 田中 愛子, 新藤 由梨, 玄 美燕, 鈴木 史子, ...
    原稿種別: 【原  著】
    7 巻 (2010) 1 号 p. 35-42
    公開日: 2010/04/02
    ジャーナル フリー
    【目的】霊芝菌糸体培養培地抽出物 (WER) は,マンネンタケ菌糸体をバガスおよび米糠を含む固形培地に接種し,子実体発生直前に培地と共に熱水抽出したものである.本研究では,WER の 2 型糖尿病態改善効果について検証した.
    【方法】KK-Ay マウスに,WER を含む飼料を摂取させ,経時的に血糖値および血中インスリン量を測定した.また,インスリン感受性試験を行った.さらに,骨格筋および脂肪組織を摘出し GLUT4 蛋白質の発現量を測定した.
    【結果・考察】WER 摂取群では,対照群と比較し血糖値および血中インスリン量が有意に低下した.また,WER 摂取群ではインスリンによる血糖値低下作用の増強が認められた.さらに,WER 摂取群の骨格筋および脂肪細胞膜では,GLUT4 蛋白質の発現増大が認められた.これらの結果から,WER は 2 型糖尿病マウスにおいて,インスリン抵抗性を改善し血糖上昇を抑制すること,またその機序の一部に GLUT4 の膜移行の促進が関与することが示唆された.
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  • 松山 明正, 高橋 二郎, 板倉 弘重
    原稿種別: 【原  著】
    7 巻 (2010) 1 号 p. 43-50
    公開日: 2010/04/02
    ジャーナル フリー
    健常人 15 名が 12 週間の長期にわたり連日ヘマトコッカス藻抽出物(アスタキサンチン 9 mg 含有)を摂取したときの安全性について検討した.摂取前,4 週後,8 週後,12 週後に,医師による診察を含む理学的検査,血液学的検査,血液生化学的検査および尿検査を行ったところ,臨床上問題となるような変動は生じなかった.以上より,ヘマトコッカス藻抽出物(アスタキサンチン 9 mg 含有)を 12 週間に渡り摂取しても安全性において問題ないと考えられた.
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  • 吉岡 康子, 松井 保公, 小林 正和, 本田 有紀, 為定 誠, 大沼 俊雄, 富 裕孝
    原稿種別: 【原  著】
    7 巻 (2010) 1 号 p. 51-57
    公開日: 2010/04/02
    ジャーナル フリー
    シイタケ菌糸体 (L.E.M.) 抽出物の安全性評価のため,遺伝毒性と急性毒性を検討した.遺伝毒性では,細菌を用いた復帰突然変異試験およびマウス骨髄細胞を用いた in vivo 染色体異常試験を行ない,いずれも陰性であった.L.E.M. 抽出物 10,000 mg/kg の単回経口投与による急性毒性試験では,死亡個体や異常所見は認められなかった.よって,遺伝毒性と急性毒性において,L.E.M. の安全性が確認された.また,医薬品との相互作用を推測するため,主要な薬物代謝酵素であるシトクロム P-450 3A4 (CYP3A4) の阻害作用を,バキュロウィルス発現系を用いて検討した.結果,L.E.M. に CYP3A4 阻害作用は認められなかった.
    以上より,L.E.M. は遺伝毒性および急性毒性に問題がなく,薬物代謝酵素,CYP3A4 阻害作用を有していないことから,健康食品素材として安全に使用できる可能性が示された.
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