Journal of Computer Chemistry, Japan
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10 巻 , 2 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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巻頭言
解説
  • 青山 智夫, 八木 徹, 神部 順子, 中山 榮子
    10 巻 (2011) 2 号 p. A7-A12
    公開日: 2011/09/05
    [早期公開] 公開日: 2011/05/28
    ジャーナル フリー
    2011年3月11日14時46分, M9.0の東北地方太平洋沖地震が誘発させた福島第1原子力発電所事故の放射性物質拡散について測定値に基づき考察した.(1) 放射性物質の拡散は方向による相違がある.原発から北西方向に20, 30, 40, 65 kmの地点で年間空間線量率の積算値を予測すると293, 162, 41.1, 16.2 mSv/yearとなり,40 km地点の実測値を737時間積算すると7.6 mSvとなった.(2) 同地点の土壌から105 Bq/kgオーダの 137Cs が3月20日と26日に検出された.土壌中の137Csの残存放射線量はバラツキが大きく,時系列関数は計算できなかった.131Iの滞留半減期は9.6日である.池水中の137Csの滞留半減期は11日,131Iは7.2日であった.これらの数値は4月14日17時までに公表されたデータに基づいて算出された.
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ハイライト
研究論文
  • 中 貴俊, 宮崎 慎也, 秦野 甯世, 山本 茂義
    10 巻 (2011) 2 号 p. 49-58
    公開日: 2011/09/05
    [早期公開] 公開日: 2011/08/06
    ジャーナル フリー
    分子軌道計算を行う前段階の研究用ツールとして,分子模型を組み立てるような感覚で任意の位置に適当なガウス型基底関数の原子軌道(AO)を複数配置して,その電子密度を3D描画するモジュールEDENSASを―AO電子密度集合3D描画機能―として新規開発し,分子軌道描画プログラムシステムMOOTICの機能拡張を行った.異なるAO間での電子密度の重なりを観察することで,平衡核間距離の予測や,化学結合の性質の判断が可能であるか否か模索することが,このモジュールの目的である.AO電子密度の広がりの表現のための,有効原子半径に対応する電子密度の等値面の値の算出法および半透明描画法を提案する.希ガスマトリックスと金属原子との相互作用,等核2原子分子の平衡核間距離と結合エネルギーを扱い,本モジュールの有効性を示す.
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技術論文
  • 中村 貴英, 河野 貴久, 小林 亮, 尾形 修司
    10 巻 (2011) 2 号 p. 59-68
    公開日: 2011/09/05
    [早期公開] 公開日: 2011/08/20
    ジャーナル フリー
    対象系全体を必要な物理精度に応じて部分系に分け,各部分系に必要精度を持つ計算手法を適用する同時並列型ハイブリッドシミュレーション法が最近注目されている.我々は,原子(粒子)描像であったり連続体描像であったりするなどのハイブリッドシミュレーションコードが出力する多様かつ多数な物理変数の数値を統一的に扱い,さらにそれらの時間変化をアニメーションとして可視化するソフトウェアAkiraを開発した.Akiraを用いると,原子描像と連続体描像を混在させたり,多彩に表示した原子群のダイナミクスを原子毎の軌跡として表示させたりするなど様々な形式で,シミュレーションの結果を物理的な解釈がしやすくなるように表現することが出来る.簡易な操作で時間変化を,静止画のシークエンスとしても出力出来る.ソースコードはJava言語でOpenGLを用いて作成しているため,プラットホームの違いを気にしないで利用出来る.ユーザーが独自に改変することも,ソースコードと共に開発資料を公開しているため容易である.本論文ではAkiraの特徴的な機能を,いくつかの応用例を通じて概説する.
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ノート
  • Satoshi YANASE, Takao OI
    10 巻 (2011) 2 号 p. 69-74
    公開日: 2011/09/05
    [早期公開] 公開日: 2011/06/25
    ジャーナル フリー
    H/D isotope effects accompanying the electrolysis of liquid water based on the evaluation of the RPFRs of involved hydrogen species were studied using molecular orbital (MO) methods at the B3LYP/6-31G (d, p) level of theory. Our purpose is understanding the isotope effects; thus, taking into consideration the H/D isotope exchange equilibriums between the hydrogen species absorbed on surfaces of electrodes and H2O or H3O+ seems a better approach than simply considering the equilibrium between H2 and H2O.
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  • Amih SAGAN, 長嶋 雲兵, 寺前 裕之, 長岡 伸一
    10 巻 (2011) 2 号 p. 75-77
    公開日: 2011/09/05
    ジャーナル フリー
    初心者向けの量子化学の教科書には異核2原子分子の例としてLiHが取り上げられ,その分子軌道エネルギー準位図が示されている.その図ではLiHの2σ軌道のエネルギーがH原子の1s軌道よりも低い軌道エネルギーを持つことが示されているが,非経験的ハートリーフォック法を用いるとそれが再現できない.本ノートでは非経験的ハートリーフォック法で描かれるLiHの軌道エネルギー準位図を示す.用いた基底関数は6-311++G**である.非経験的ハートリーフォック計算から得られる図では,2σ軌道の軌道エネルギー(-8.18749 eV)はLiの2s (-5.3392 eV)より低く,安定化しているが,Hの1s (-13.60 eV)より高く,不安定化している.2σ軌道はおもにHの1s軌道で構成されており,Hの形式電荷は約-0.4であり,H周辺にLiの2s電子が過剰にあるため,Hの1s軌道から見ると相対的に電子間反発で不安定化する.
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