巻号一覧
後続誌
51 巻, 603 号
選択された号の論文の12件中1～12を表示しています
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本邦各地珪藻土原土の化學組成に就て河島 千尋, 素木 洋一1943 年 51 巻 603 号 p. 127-132
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリー(1) 著者が本邦各地珪藻土礦床から現地採取を行つた數百種の原土試料のうち特にその主要なるもの約40種を選んで化學分析を行ひ, それ等各地産原土の化學組成を明かとした.
(2) 珪藻土原土の化學組成として全珪酸, 可溶性珪酸, 礬土, 酸化鐵, 石灰, 苦土, 灼熱減量を夫ゝ定量し, 更に硫酸及び燐酸をも定量し, それ等各成分と原土中に夾雜する不純物との相互關係に就て檢討考察を加へた.
(3) 各地産珪藻土原土の顯微鏡觀察と化學分析結果との關係に就て夫ゝ比較考察を行つた. 北海道虻田郡喜茂別村産の白色原土は顯微鏡的にも殆んど完全な珪藻殻からのみ構成せられてゐるがその分析結果は珪酸量92.44% (可溶性珪酸90.96%), 灼熱減量5.80%, 其他の不純成分は僅かに2.12%に過ぎず殆んど含水珪酸としての理論値に等しい數値を示した. 尚著者の分析結果に於ては比較的良質の純白原土は平均して珪酸量80-90%, 稍不純な黄色乃至灰白色原土は70-80%, 特に不純な珪藻泥岩と稱すべきものは50-70%附近の數値を示してゐるが原土の品質判定には單に化學成分のみならず顯微鏡觀察をも實施すべき事を指摘説明した.
(4) 珪藻土原土の品質と其工業的應用に就て指摘し, 觸媒擔體或は濾過材方面に於ては粘土類, 火山灰, 鐵化合物, 硫酸分の如き夾雜物は特に忌避せらるべきであるが, 反對に斷熱材及びセメント混合劑等に於ては却つて好適とする場合も多く, 原土の性状に依つて夫ゝ適當なる處理又は利用方法を選ぶべき事を説明した.
(5) 參考のため各地珪藻土原土の化學組成に就て從來の文獻に散見せるものを併せて蒐録掲載した.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1876K) -
渡部 斐男1943 年 51 巻 603 号 p. 133-134
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
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主として陶磁器燒成に應用せられたる木粉燃料石塚 信太郎1943 年 51 巻 603 号 p. 134-140
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
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製造研究其の三高良 義郎, 池ノ上 典1943 年 51 巻 603 号 p. 140-144
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリー若干の煉瓦屑を配合中に混入する事は煉瓦の燒成による破損防止に良結果をもたらす事は一般の耐火煉瓦製造に關し周知の事實であり殊に珪石煉瓦に於て其の混入の爲めの影響が大である. しかし單なる燒成破損防止のみを目的とせずに鱗珪石化の種となすべく前囘は硫化劑混入の煉瓦を粉碎して添加したが其の添加量稍多きに過ぎ耐壓強度, 氣孔率等に不滿の點を認めたので今囘は其の添加量を半減して5%とし之に鹽化アンモン0.3%添加の場合について實驗した. 其の結果は燒成歩留りは良好であつたが依然として各煉瓦とも氣孔率大きく且つ強度が弱かつた. 混入した煉瓦屑としては鱗珪石を比較的多量に含有すると考へる阿波珪石單味煉瓦の粉碎物を使用したが鱗珪石化には期待した效果を認められず試驗煉瓦何れも殘留石英多く轉移状況不良であつた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (3627K) -
森 俊, 梶田 行男1943 年 51 巻 603 号 p. 145-154
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
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入江 辰雄, 澤井 郁太郎1943 年 51 巻 603 号 p. 154-158
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (5090K) -
山内 俊吉1943 年 51 巻 603 号 p. 158-162
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリー朝鮮慶尚南道河東郡全南面地方産黒色頁岩について述べ次に之を微粉碎し某社製ポルトランドセメントに10, 20, 30%混和して出來たセメントの強度並に水密性についてしらべてみた.
その結果本實驗範圍内では硬練試驗に於てはその添力は耐壓力低下し抗張力は微粉の添加20%迄は増し軟練試驗に於ては10%の添加は耐壓力, 抗折力共に著しく増大し好結果を與へた.
又微粉10%の添加は水密性を増し防水的效果大なることが分つた. この原因は色々あらうが主としてその中に含有する石墨粉が重要な役割を演ずるものと考へられる. 之を要するに黒色頁岩は成るべく微粉碎して添加する方效果的でありその添加量は10%位迄が極めで好結果を示す樣である. 又黒色頁岩添加のセメントは黒色を呈し防空用其他の黒色セメントとして使用可能の樣に思ふ.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2007K) -
不破 橘三1943 年 51 巻 603 号 p. 163-165
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
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佐藤 純夫1943 年 51 巻 603 号 p. 166-167
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
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梶原 政次1943 年 51 巻 603 号 p. 167-169
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
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駿河 融一郎1943 年 51 巻 603 号 p. 169-174,162
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
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1943 年 51 巻 603 号 p. 180-181
発行日: 1943/03/01
公開日: 2010/04/30
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (621K)
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