脳神経外科ジャーナル

表紙

原稿種別: 表紙
2006 年 15 巻 12 号 p. Cover10-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.Cover10

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目次

原稿種別: 表紙
2006 年 15 巻 12 号 p. Cover11-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.Cover11

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JAPANESE JOURNAL OF NEUROSURGERY(Editorial Board)

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. App14-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.App14

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CONTENTS

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. App15-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.App15

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日本脳神経外科コングレス(役員等)

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. App16-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.App16

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特集にあたって(<特集>脳動脈瘤の治療)

宮地茂, 永廣信治

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 799-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.799

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クモ膜下出血急性期治療における治療選択 : ネッククリッピング術とコイル塞栓術の使い分け(<特集>脳動脈瘤の治療)

小林繁樹, 渡邉義之, 大石博通, 石毛聡, 宮田昭宏, 中村弘, 古口徳雄, 相川光広, 鈴木浩二

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 800-806
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.800

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われわれは,クモ膜下出血症例に対しては急性期開頭ネッククリッピング術を基本方針とし,1997年以後は,急性期直達手術が不適と判断された症例には,急性期コイル塞栓術も積極的に行ってきた.結果的に急性期治療が行われた症例の63%に直達手術が,37%にコイル塞栓術が選択されたが,これにより塞栓術導入前に比べて,H&K grade 4〜5の重症例,70歳以上の高齢者,脳底動脈瘤症例に対する急性期治療の割合が有意に増加し,転帰も有意に改善した.今後は,各症例の重症度,年齢,動脈瘤の性状や数などを個々に評価し,治療効果の確実性を長所とする直達手術と,低侵襲を長所とするコイル塞栓術とを適切に使い分けることが重要である.

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コイル塞栓術を第一選択とした急性期破裂脳動脈瘤の治療成績とその限界(<特集>脳動脈瘤の治療)

阿部博史, 土屋尚人, 本山浩

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 807-813
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.807

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急性期破裂嚢状動脈瘤の96%をコイル塞栓術で治療した5年間117例の当施設の成績において,コイル塞栓術の有用性と限界について検討した.対象として,70歳以上の高齢者(41%),動脈瘤部位では,ACA (+Acom)動脈瘤(39%)とMCA動脈瘤(25%)が多く含まれた.治療合併症,SVSおよびNPHの発症,over allの退院時転帰は,RESAT2002や他施設の成績と遜色ない結果であった.特に入院期間の短縮において,コイル塞栓術の低侵襲性のメリットが示された.動脈瘤の部位別では,ICA,V-B動脈瘤に加え,ACA動脈瘤に対する有用性が明らかになった.除去を要する血腫合併例に対するコイル塞栓術後の開頭血腫除去術は,MCA動脈瘤においてコイル塞栓中に血腫の増大を示すものが存在し改善の余地を残した.15例(12.8%)に対して再塞栓を行ったが,術後の定期的画像followは必須で,特にNR以上の残存を有する動脈瘤,血腫合併例において,慎重な画像followと再開通を認めた場合の再塞栓が再出血予防の重要なポイントである.

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Clip症例およびCoil症例における脳血管攣縮対策(<特集>脳動脈瘤の治療)

大熊洋揮, 菊池潤, 棟方聡

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 814-821
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.814

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Clipping時に脳血管攣縮の原因であるクモ膜下血腫を除去することが攣縮予防に有効であると長い間考えられてきた.しかし,最近coil症例で攣縮発生率がむしろ低値である可能性が示唆されていることから,本稿ではclipping症例とcoil症例の攣縮発生率の相違,原因および攣縮対策法について検討を加えた.文献的検討からは,clipping症例に比しcoil症例で攣縮発生率が低率であることが確認された.原因として,clipping症例におけるクモ膜の破綻による血腫のwash outの遅延と,脳・血管へのダメージが2大要素として考えられた.対策として,clipping症例では,血腫溶解剤の使用または髄液による血腫のwash outを維持する工夫と,低侵襲手術が重要であり,coil症例では腰椎ドレナージからの血腫溶解剤の注入が有用である.

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脳動脈瘤治療の現状と問題点(<特集>脳動脈瘤の治療)

滝和郎

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 822-826
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.822

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脳動脈瘤治療上の問題点と近未来について,最近の文献に基づいて概観した.ISATとCARATの調査報告は,破裂脳動脈瘤の治療に衝撃を与えている.開頭クリッピングからコイルによる塞栓術に治療が変わろうとしている.一方,未破裂脳動脈瘤の治療では,コイル塞栓術の初回出血抑止効果がまだ完全とはいえず,現状では,5あるいは7mm以上で,開頭手術が解剖学的な位置からアプローチ困難な前床突起近傍,海綿静脈洞,あるいは椎骨脳底動脈領域に限られるようである.また血管内治療の新しい器具として,ハイドロゲルを付着したコイル,薬剤放出型のコイル,液体塞栓材料,動脈瘤頸部形成用ステント,膜付きステントなどについての文献的考察を行った.

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若手医師に対するクリッピングのトレーニングについて(<特集>脳動脈瘤の治療)

本郷一博, 田中雄一郎, 小山淳一, 草野義和, 酒井圭一

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 827-832
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.827

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当施設でのクリッピングトレーニングの要点を挙げる.(1)術前後の症例検討を1例ごとに十分に行う.(2)神経画像を詳細に検討し,手術手順を記載し,術野の予想図を描く.(3)過去の手術記録とビデオをすべて蓄積しており,類似症例を術前検討に用いている.(4)助手2名が立体視可能な手術顕微鏡を使用し,助手も積極的に手術にかかわる.この顕微鏡システムにより,指導医が助手として術者を指導することも可能である.(5)実験室に手術顕微鏡を常設し,microsurgeryのトレーニングを行えるようにしている.(6)関連施設を含めた手術症例検討会を定期的に行い,特に合併症例の詳細な分析・検討を行っている.

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若手医師のトレーニング : 脳血管内治療の場合

宮地茂

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 833-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.833

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70歳以上の急性期破裂脳動脈瘤に対する瘤内塞栓術およびクリッピング術の治療成績

新堂敦, 川西正彦, 河北賢哉, 三宅啓介, 香川昌弘, 河井信行, 田宮隆, 長尾省吾

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 834-840
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.834

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高齢者クモ膜下出血患者に対するコイル塞栓およびクリッピングの成績を検討した.過去11年間に急性期治療が行われた70歳以上の46例(Coil群:27,Clip群:19)を対象とした.基本的には75歳以上,重症例,後頭蓋窩,全身合併症を伴う例にはコイル塞栓を,70〜74歳ではクリッピングを第一選択とした.退院時GOSでGR,MDを転帰良好とすると,H&K grade I〜IIIではCoil群:11/14例(78.6%),Clip群:6/13例(46.2%)が良好であった.Grade IVでは両群とも転帰良好例はなく,肺炎をきたす例が多かった.高齢者にとってコイル塞栓は有用であるが,重症例では慎重に適応を決定するべきである.

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頸椎症による椎骨動脈血流不全症の2例 : 体位変換血管撮影の有用性について

戸井宏行, 平澤元浩, 永廣信治

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 841-845
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.841

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頭部回旋時のめまい・失神にて発症し,血管撮影にて頸椎症による椎骨動脈血流不全と診断し,外科的治療を行った2症例を報告する.2症例とも頭部を左に回旋した際のめまい・矢神にて発症した.頭部を回旋した状態での血管撮影では,椎骨動脈に軽度の狭窄を認めるのみであったが,頭部回旋に加え,上体を45度挙上した体位で椎骨動脈撮影を行うことにより,骨棘の圧迫による椎骨動脈の高度狭窄・閉塞を診断できた.この時,椎骨動脈の閉塞と同時に症状も誘発された.頭部回旋による椎骨動脈血流不全(rotational VBI)の診断に,体位変換血管撮影,特に上体挙上位での椎骨動脈撮影が有用であると考えられた.

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頸椎症由来の椎骨動脈循環不全症

中瀬裕之

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 846-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.846_1

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頸椎症による椎骨動脈血流不全症の2例

水野順一

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 846-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.846_2

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側頭葉腫瘍(脳腫瘍の画像と病理)

影治照喜, 原田雅史, 廣瀬隆則

原稿種別: 本文
2006 年 15 巻 12 号 p. 847-850
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.847

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第27回日本脳神経外科コングレス総会開催のお知らせ(第3報)

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 851-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.851

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入会・転居・休会のご案内

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 852-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.852_1

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「読者の意見(Letters to the Editor)」原稿募集のお知らせ

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 852-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.852_2

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ご案内(学会・研究会)

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 853-854
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.853

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『脳神経外科ジャーナル』(Japanese Journal of Neurosurgery)投稿ならびに執筆規定

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 855-856
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.855

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連絡票

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. App17-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.App17

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投稿申請書

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. App18-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.App18

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編集後記

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 859-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.859_1

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奥付

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 859-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.859_2

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「VIDEO JOURNAL of Japan Neurosurgery」新年度会員募集のお知らせ

原稿種別: 付録等
2006 年 15 巻 12 号 p. 860-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.860

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2006年脳神経外科ジャーナル第15巻総目次第1〜12号

原稿種別: 目次
2006 年 15 巻 12 号 p. 861-864
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.861

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脳神経外科ジャーナル第15巻 Key words索引

原稿種別: 索引
2006 年 15 巻 12 号 p. 865-867
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.865

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脳神経外科ジャーナル第15巻著者名索引

原稿種別: 索引
2006 年 15 巻 12 号 p. 868-870
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.868

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裏表紙

原稿種別: 表紙
2006 年 15 巻 12 号 p. Cover12-
発行日: 2006/12/20
公開日: 2017/06/02

DOIhttps://doi.org/10.7887/jcns.15.Cover12

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