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原稿種別: 表紙
1993 年 2 巻 2 号 p.
Cover4-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1993 年 2 巻 2 号 p.
Cover5-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1993 年 2 巻 2 号 p.
101-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
App4-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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平川 公義
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
103-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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山根 冠児, 島 健, 岡田 芳和, 西田 正博, 沖田 進司
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
104-109
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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成人モヤモや病の脳循環動態を検討するため,STA-MCA吻合術を行った5例と閉塞性脳血管障害9例に対し,組織スペクトル分析装置により組織ヘモグロビン量と酸素飽和度の術中測定を行った.モヤモヤ病では非モヤモヤ病群に比べ皮質動脈圧は有意に低く, 吻合術による組織血液量の増加は有意に高く,酸素飽和度の増加は大きい傾向が認められた.モヤモヤ病では,皮質動脈までの血管抵抗がきわめて高く,そのための血流不足を脳血液量の増加で代賞しているが,予備能力は乏しいと考えられた.成人モヤモヤ病に対する血行再建術は血流の予備能力を高め,側副血行の退縮により脆弱な血管からの出血を防ぐことが期待される.
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奥平 洋二郎, 板東 邦秋, 伊藤 昌徳, 佐藤 潔, 趙 成済
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
110-120
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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虚血性,閉塞性血管病変を合併しない巨大内頚動脈瘤,頭蓋底腫瘍症例に,内頚動脈血流遮断試験を施行し,局所脳血流量(rCBF,stable Xe-CT),mean stump pressure(MSTP)ならびに脳血管写上の側副血行の関連を検討した. (1)自動調節能に対するmSTPの平均的下限は45 mmHgであった. (2)mSTP 45 mmHg以上では,代償性拡張を含む自動調節能によりrCBFは維持されると考えられた.(3)mSTP 45 mmHg以下では,MCA灌流域と大脳半球全体のrCBFはmSTPと直線的相関関係を示し,灌流血圧依存状態にあった.(4)虚血性神経症状に対するrCBF, mSTPの閾値は,おのおの15〜18 ml/100g/min, 30 mmHgであった. (5)内頚動脈血流遮断時のrCBFとmSTPは, AComA, PComAを介する脳血管写上の側副血行の程度と相関を示さなかった.
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安井 敏裕, 矢倉 久嗣, 小宮山 雅樹, 夫 由彦, 永田 安徳, 田村 克彦, 八木 隆
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
121-127
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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アプローチ側を下にするoccipital interhemispheric approachを用いて摘出した傍脳梁膨大部動静脈奇形の4症例を報告した.本アプローチは病変までの距離が遠いという点を除けば,左右に広いクモ膜下腔でfeederおよびdrainerが確保できるためnidusの位置の同定が容易であり,calcarine fissureより前方で皮質切開するため術後の視野障害が起こらず,また体位の関係で空気塞栓が少ないという利点をもっている.
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常盤 嘉一, 倉田 彰, 宮坂 佳男, 橘 滋国, 矢田 賢三, 大和田 隆, 菅 信一, 向野 和雄, 高木 宏
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
128-132
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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視野障害をきたす特徴的な水頭症の所見を得るために,後頭蓋窩腫瘍にて閉塞性水頭症をきたした28例の画像を検討した.視野障害群(n=6)と視野正常群(n=22)で,計測を含めたCTの検討を行った.第3脳室幅の著明な拡張と,同脳室の著明な下方進展が視野障害をきたす特徴的な所見であった.すなわち,両群間で,側脳室の拡大の程度に有意差はなかった.視野障害群では第3脳室幅(平均12 mm)が有意に嵩値を示した.また第3脳室の著明な下万伸展(トルコ鞍内への陥入)例が視野障害群(4/6例)で有意に多かった. MRIは2例中1例で視交叉と第3脳室および内頚動脈との関係を明瞭に描出した.今後,視野障害の責任病変の把握に有用となることが期待された.
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姉川 繁敬, 林 隆士, 烏越 隆一郎, 中川 摂子
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
133-138
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
多発性嚢胞腎,くも膜下出血の患者において,搬入後中枢性肺水腫,心室細動などの重篤な合併症を伴い,脳血管撮影においてazygos anterior cerebral arteryの遠位端に脳動脈瘤を認めた.本症例の術前状態はGCS 5点,Hunt & Kosnikのgrade Vであったが,神経所見が不良の原因は合併症による心肺機能の低下によるものであると考えられた.かかる症例においては,脳実質には重大な障害はもたらされていないものと考え,積極的な治療を通して良好な結果を得ることができる可能性につき述べた.
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布目谷 寛, 秀嶋 宏, 田中 映吾, 唐仁原 全, 李 思元
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
139-142
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
食道癌の術後に,頭蓋の転移巣が急速に成長し,短期間のうちに巨大な腫瘤を形成した1例を経験した.食道癌の遠隔転移が生存中に発見されることは少なく,頭蓋転移は稀であるが,他の悪性腫瘍に比べて,食道癌はより早期に転移し,急速に成長する可能性があると考えられた.進行癌の頭蓋転移といえども,手術治療の危険は小さいことが多く,積極的に治療し,末期癌患者のQOL同上に努めるべきであろう.
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小笠原 英敬, 魚住 徹
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
143-146
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
頭蓋単純写およびCTで完全に石灰化を呈し,脳血管撮影で全く描出されない脳動静脈奇形(AVM)の1例を報告した.症例は55歳の男性で,てんかんで発症した.CTで右側頭頭頂部に石灰化した腫瘤を認め,脳血管撮影では同部は無血管野であった.全摘出術を行った腫瘤の病理組織所見は,血管壁には著しい硝子化,石灰化および骨化が認められ,多くの血管では内腔の器質化が著明であったが,AVMと診断された.完全に石灰化したAVMは今日までに8例報告されており,これらの報告をもとに石灰化AVMの臨床的・画像診断的特徴について考察した.
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内野 福生, 興村 義孝, 中村 孝雄, 岡 信男, 山浦 晶
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
147-151
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
反復性の左眼窩部痛,動眼神経麻痺で発症し,腫瘍内出血を契機に症状が増悪した動眼神経鞘腫の1例を報告した.当初CTで左傍鞍部に均一な嚢胞性腫瘤を認めたが,突然の頭痛後CT, MRIで嚢胞内に出血と思われる鏡面を形成した.同時に左眼筋麻痺も急激に悪化した.腫瘍の亜全摘後,左眼筋麻痺は著明に改善した.文献的に28例の動眼神経鞘腫の報告があるが,symptomaticな腫瘍内出血を示したものは2例のみであった.しかし腫瘍内出血を画像上の変化として捉えた戸のは渉猟しうる範囲では見出しえなかった.Symptomaticな腫瘍内出血を伴う動眼神経鞘腫は稀であり,本例では腫瘍内出血を契機に臨床症状の増悪をみることが画像上の変化で捉えられた.
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野村 耕章, 西蔦 美知春, 朴木 秀治, 岡 伸夫, 高久 晃
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
152-156
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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軽微な外傷を契機として発症した前大脳動脈の解離性動脈瘤の1例について報告する.症例は37歳男性,外傷後2時間を経過して左不全片麻痺を呈した.頭部CT上石前大脳動脈領域に梗塞巣を生じていた.脳血管写では右前大脳動脈A_2部は拡大し,その近位および遠位部は狭窄していた.血管拡大部にはdouble lumen signを認め,前大脳動脈の解離性動脈瘤と診断した.保存的治療を行い,神経学的異常なく退院となった.前大脳動脈の解離性動脈瘤についてこれまで10例の報告があるが,自験例を含めて臨床的特徴,血管写所見,病因,転帰などの考察を加えた
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宮森 正郎, 山野 清俊, 長谷川 健, 南出 尚人, 本田 徹
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
157-161
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
脳梁病変に由来した幻覚例の報告はきわめて少ない.今回われわれは,脳梁幹を圧迫し,幻視・幻聴で発症した大脳鎌髄膜腫の1例を報告した.腫瘍全摘により,圧排変形した脳梁幹は術後元の厚さに戻り,術後幻覚の発生はまったくなかった.したがって,本例の幻覚は脳梁幹内の交連線維への圧迫によって抑制系が障害された結果,この抑制系からの解放現象として発生したと考えられる.
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姉川 繁敬, 林 隆士, 鳥越 隆一郎
原稿種別: 本文
1993 年 2 巻 2 号 p.
162-164
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
脳動静脈奇形の術中血管撮影においては,血管の重なりが少ないことから側面像が有用であり,前大脳動脈領域ならびに後頭蓋窩における病巣の場合の,頭部固定器に固定するフィルム固定器について報告した.われわれの方法では,術中に必要に応じてrepositioningやredrapingなしに術中血管撮影が可能であり,画像の鮮鋭度もconventional angiographyのそれと大差は認めなかった.また,subtractionならびに立体撮影により術中の三次元的orientationも可能であり,手術にきわめて有用であった.
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Nobuhiko Aoki, Tatsuo Sakai, Akihiro Oikawa, Yoshiaki Shiokawa
原稿種別: Article
1993 年 2 巻 2 号 p.
165-167
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
手術用顕微鏡の進歩により高輝度,強拡大下のmicrosurgeryが可能となった.しかし,このような手術には,強拡大に相応した手術器具が必要である.ここでは,著者らの開発した3種類のmicroneurosurgical instruments (microscissors, microprobes, tapered retractors) の有用性について報告した.これらは,現在使用されているmicroneurosurgical instrumentsの中で最もfineなものであり,脳動脈瘤,脳動脈奇形およ深部の脳腫瘍の手術には特に有用であった.
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
168-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
169-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
170-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
171-172
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
App5-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
App6-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 付録等
1993 年 2 巻 2 号 p.
175-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
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原稿種別: 表紙
1993 年 2 巻 2 号 p.
Cover6-
発行日: 1993/04/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー