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原稿種別: 表紙
1995 年 4 巻 6 号 p.
Cover16-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1995 年 4 巻 6 号 p.
Cover17-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1995 年 4 巻 6 号 p.
531-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
App11-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
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工藤 千秋, 池上 容, 杉浦 和朗
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
533-537
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
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脳外科重症感染症に対するpH4処理酸性ヒト免疫グロブリン(PG4)と抗生物質の併用療法による臨床的・細菌学的効果を検索した.抗生物質の単独投与に抵抗した,脳外科術後重症感染症14例(髄膜炎,肺炎,皮下膿瘍)と非手術患者の重症感染症6例にPG4(5g/回/日,3日間)を点滴静注した.遷延化した重症術後髄膜炎の1例にはPG4の髄注(50mg[1m1]/回/日,3日間)を行った.結果は19例(95%)の症例で臨床的に高い有効性が認められ,細菌学的には5例(25%)で細菌が消失し,10例(50%)で細菌が減少した.髄腔内投与をした髄膜炎症例も速やかに軽快治癒した.全例において副作用は認められなかった.PG4は完全分子型を保持しているためオプソニン効果を発揮しやすく,宿主免疫低下時には抗生物質との併用による受動免疫療法の有効性が示唆された.
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杉本 耕一, 佐藤 尚昭, 加藤 徳之, 佐藤 博明, 長友 康, 土田 幸広, 冨岡 一幸, 伴野 悠士, 能勢 忠男
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
538-542
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
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当院脳神経外科入院患者の胆道系感染合併症につき検討した.829名のうち腹部エコーにて胆嚢炎・胆管炎と診断された12例を対象とした.男女比は11:1で,年齢は37〜73歳(平均57.8歳)であった.全例に発熱と肝胆道系酵素値の異常を認めた.腹部エコーにて胆嚢・胆管炎の診断が確定すると,ただちに抗生剤を投与した.11例は中等度以上の効果を示した.脳神経外科領域において胆道系合併症の存在はあまり注目されていない.発熱と肝胆道系酵素異常が診断上重要な指標となる胆嚢・胆管炎の合併は,頻度は低いが,腹部エコーによる早期診断と抗生剤による早期治療により,その予後も比較的よいといえる.
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井上 亨, 松角 宏一郎, 池崎 清信, 松島 俊夫, 勝田 俊郎, 松野 治雄, 岩城 徹, 福井 仁士
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
543-547
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
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フリー
水酸アパタイト・リン酸三カルシウム複合体顆粒(セラタイト^<(R)>)とフィブリン糊(ベリプラストP^<(R)>)を用いた頭蓋形成術を行った.動物実験では,ラット頭蓋骨を用い,本法の生体適合性を検討した.術後3ヶ月目の標本では,肉眼的には良好な頭蓋形成が得られたが,組織学的には新生骨は認められなかった.術後12カ月目の標本では,セラタイト^<(R)>を中心に新生骨が認められた.新生骨はセラタイト^<(R)>の表面に直接形成されており,また,一部にはセラタイト^<(R)>を取り囲むように新生骨が形成され,その顆粒の中にも新生骨が侵入しているのが観察された.以上の点から骨親和性および骨誘導能ともきわめて良好なことが示唆された.臨床的には開頭術後骨屑が少ない症例,再手術例への応用をはじめ,後頭蓋窩手術に伴う骨欠損の補嗔に応用した.術後の創感染はなく,良好な頭蓋形成が得られた.フィブリン湖を併用しているため髄液瘻の防止あるいは閉鎖にも有用であった.
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黒木 一彦, 魚住 徹, 有田 和徳, 中原 章徳, 大林 直彦, 溝上 達也, 大庭 信二, 栗栖 薫, 大谷 美奈子, 佐藤 秀樹
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
548-553
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
重症頭部外傷例に対し,ブランケットを用いたmildな低体温治療を行い,良好な成績を収めた症例を報告する.症例は33歳,男性.乗用車にはねられ受傷した.来院時意識レベルはGlasgow Coma Scale 4, CTにて左急性硬膜下血腫を認めた.開頭前の頭蓋内圧は70mmHg,頸静脈酸素飽和度は36%と著明な頭蓋内圧亢進とそれに伴う脳虚血の状態であった.血腫除去術後ブランケットを用いて鼓膜温を32〜33℃に維持するmildな低体温治療を約6日間行った.その後患者は若干の感覚性失語を残す程度で,明らかな麻癖を残すことなく,日常生活を送れるまでに回復している.
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古賀 博明, 森山 忠良, 白川 靖, 岩崎 啓介, 松尾 孝之
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
554-557
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
副鼻腔の骨腫に頭蓋内粘液嚢腫を合併した1手術例を報告した.副鼻腔に粘液嚢腫と骨腫が合併し得るが,粘液嚢腫が頭蓋内へ進展することは稀である.粘液嚢腫の頭蓋内進展例では,硬膜欠損部の厳重な処置が重要で,本来良性腫瘍である骨腫に対しては過度の侵襲を避け,削除のみにても良好な結果が期待される.
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小林 英一, 小林 茂樹, 大石 博道, 渡辺 健司, 景山 雄介, 中村 弘, 古口 徳雄, 八木下 敏志行, 佐藤 章, 渡辺 義郎
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
558-563
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
4ヶ月の経過を経て自然消失した非穿通性鈍的外傷による椎骨動静脈瘻の1例を報告した.外傷性椎骨動静脈瘤の中でも,非穿通性外傷に起因するものは稀で,比較的軽度の骨傷を伴わない鈍的外傷にも発生することには注意を要する.このような鈍的外傷に起因する椎骨動静脈痩の発生原因として,椎骨動脈の筋枝,硬膜梗の伸展,引き抜き損傷が推測された.また,本疾患の自然消失報告例は,実験例も含め過去8例あり,不明の1例を除きいずれも女性で,頸椎骨損傷を伴わないものであった.自然消失には1ヶ月〜3年の期間を要しており,症状の軽微で,経過観察が可能な症例にかきっては,保存的治療も考慮すべきで,綿密な臨床症状の経時的観察とともに,数ヶ月後の血管撮影が重要と考えられた
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
563-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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大熊 洋揮, 真鍋 宏, 鈴木 重晴
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
564-569
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
リンパ球性下垂体炎は下垂体前葉自体の炎症であることから,腫瘤が形成された場合も手術は避けるべきであるとの意見がみられるが,手術以外の治療法は確立されていない.今回本症が強く疑われ,ステロイド投与が著効を呈した症例を経験した.症例は25歳,女性で,分娩直後より視野・視力障害が出現し, CT, MRIで下垂体部腫瘤が認められた.リンパ球性下垂体炎を疑いprednisolone60mg/日の投与を開始したところ,急速に視力・視野の改善がみられ,2週間後には正常化した.画像上も1週間後には明らかな縮小がみられた.本症例よりリンパ球性下垂体炎における腫瘤形成に対し,ステロイド投与は試みる価値のある方法と考えた.
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三谷 慎二, 山口 則之, 大平 貴之, 戸谷 重雄
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
570-574
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
イソフルレンは,他の吸入麻酔薬にない脳組織への利点を有し,近年,脳神経外科領域で頻用されるようになった.一方,悪性高熱症(malignant hyperthermia,以下MH)は麻酔の重大な合併症として知られる.われわれは全身麻酔下にてAVM摘出術施行中,イソフルレンが原因と思われるMHの1例を経験した.その経過は急速で,あらゆる処置にも結果的には反応せず不幸な転帰をとった.本症例の臨床像を通してMHの病態・生理について述べ,不幸な症例を重ねないために,MHの予知・診断・治療法について言及した.
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佐々木 健, 三壁 敏雄, 数野 隆人
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
575-578
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
脳動静脈奇形(arteriovenous malformation,以下AVM)の血管撮影中にextravasationを認めることは非常に稀である.文献上の検索では3例を数えるのみであった.われわれの症例は,発症細2時間後に施行した血管撮影でextravasationを認めたが,術前の意識レベルが悪いにもかかわらず,AVM摘出術ならびに血腫除去術により,ごく軽度の片麻痺を残すだけで回復した.諸家の報告でも,たとえ術前の意識レベルが悪くとも手術により良好な予後が期待されるため,積極的に手術を行うことを勧めている.
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柴山 美紀根, 森 美雅, 渋谷 正人, 杉田 虔一郎, 村雲 芳樹
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
579-584
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
健康な成人に発症し,脳室穿破のため死の転帰をとった原発性ノカルジア脳膿瘍の1例を報告した.文献上,中枢神経系ノカルジア症のうち,約1/3が中枢神経原発であった.ノカルジア症は通常使用される抗生剤の効果が一定せず,ST合剤(sulfonamide, trimethoprim)が有効である.早期の診断,菌の同定,薬剤感受性試験の必要性を感じた.また,脳膿瘍一般について検討したところ,脳室へ穿破した膿瘍の予後はきわめて不良であった.それらは近接する脳室へ穿破する傾回がみられた.仮に脳室穿破が先行したとしても,外科的な治療が有効と考えられた.
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山本 直人, 棚澤 利彦, 服部 光爾
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
585-587
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
CT,MRIなどの画像診断機器の飛躍的な発展により,神経疾患の病巣診断は容易になってきたが,MRIによっても,partialvolume effectやmortion artifactにより,部位や大きさで病巣の信号が不明瞭になることがある.脳脊髄液の信号を抑制したT2強調像(FLAIR法)を用い,脳表の運動野の微細な病巣を証明し得た単麻庫を呈した2症例を経験したので,神経放射線学的画像診断におけるFLAIR法の有用性につき報告した.
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加藤 庸子, 佐野 公俊, 二宮 敬, 大隈 功, 神野 哲夫, 小倉 祐子, 片田 和廣
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
588-592
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
新チタン製脳動脈瘤クリップ(AESCULAP社製)の術後画像,特にHelical scanning CTやMRAへのアーチファクトの影響について検討した.20例の臨床応用に先立ち,従来使用されている4種のクリップを含めてMRIの影響をファントムを用いて検討した.両者の結果よりチタンクリップのアーチファクトの影響はきわめて限局され,術後の画像診断の質を改善しているものと思われた.
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小澤 常徳, 鎌田 健一, 富川 勝
原稿種別: 本文
1995 年 4 巻 6 号 p.
593-595
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
脳梗塞後,麻痒側下肢の深部静脈血栓症による肺塞栓症をきたしたため,再発予防を目的に経皮的下大静脈フィルター留置術を施行した2症例を報告した.一般的な,3ヵ月以上に及ぷベッド上安静と,強力な抗凝固療法による内科的な肺塞栓の再発予防法に比べ,フィルター留置後,早期の離床とリハビリの再開が可能で,神経機能の悪化が避けられた.脳卒中患者は,致死的な疾患である肺塞栓症のhigh risk患者である.本邦でようやく保険適用になった経皮的下大静脈フィルター留置術の脳外科疾患患者における有用性と,その適応について検討した.
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
596-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
597-598
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
App12-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
601-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
602-606
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
607-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 付録等
1995 年 4 巻 6 号 p.
608-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 目次
1995 年 4 巻 6 号 p.
609-613
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー
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原稿種別: 表紙
1995 年 4 巻 6 号 p.
Cover18-
発行日: 1995/11/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル
フリー