巻号一覧
6 巻, 7 号
選択された号の論文の21件中1～21を表示しています
- |<
- <
- 1
- >
- >|
-
原稿種別: 表紙
1997 年 6 巻 7 号 p. Cover28-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (72K) -
原稿種別: 表紙
1997 年 6 巻 7 号 p. Cover29-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (72K) -
原稿種別: 目次
1997 年 6 巻 7 号 p. 439-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (53K) -
原稿種別: 付録等
1997 年 6 巻 7 号 p. App18-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (73K) -
大塚 隆嗣, 清木 義勝, 中野 次郎, 柴田 家門, 寺尾 榮夫原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 441-447
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー100 Gy stereotactic irradiation後の正常ウサギ脳の病理変化を観察した.照射後3カ目で発生した白質のoligodendrocyteの壊死は放射線による直接傷害に起因し,2年後に発生した壊死巣周囲のoligodendrocyteの傷害は,循環障害に基づく虚血や浮腫によるものと考えられた.このことから臨床においてradiosurgery後にしばしば認められる照射対象の周囲における画像上の変化は,oligodendrocyteの傷害が重要な要因であると推測された.さらに,照射晩期では血管壁の変性が認められた領域を越え,遠位部の白質や脳梁を介して一部対側にもoligodendrocyteの傷害が認められたことから,このoligodendrocyteの傷害は経時的に進展する可能性のあることが示唆され,その原因として,浮腫に伴う神経栄養因子などの液性因子の関与あるいは遠隔部の二次的変性の関与が推察された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1979K) -
竹市 康裕, 中洲 庸子, 半田 譲二原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 448-455
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー症候性ラトケ嚢胞の内容液のMRI信号強度と,嚢胞の上方への伸長程度,および臨床所見との関連を検討した.自験例9症例とMRI所見が明記されている文献例69症例,計78例を対象とした.MRI所見から,I群:T1強調画像で低信号かつT2強調画像で高信号,II群:T1およびT2強調画像が高信号,III群:T1強調画像はさまざまな信号,T2強調画像は低信号,の3群に分けた.髄液様の信号強度を示す1群は,他群に比して上方第3脳室へ大きく伸びた状態で診断されることが有意に多く,またII群は,それより小さい嚢胞として診断されることが多いことが明らかになった.一方,I群の症例は下垂体前葉機能低下が少なく,視力・視野障害が多い傾向がみられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1925K) -
原稿種別: 付録等
1997 年 6 巻 7 号 p. 455-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (78K) -
河野 兼久, 長戸 重幸, 岡 芳久, 大上 史朗, 中川 晃, 大田 信介, 久門 良明, 榊 三郎原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 456-463
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー成人もやもや病患者27症例を,血行再建術なしの非手術群(14例)と血行再建術ありの手術群(13例)に分けて血管撮影と脳血流検査所見,長期予後についてretrospective studyを行った.非手術群では9年間で9例(64%)に出血を認め,破裂動脈瘤症例を除いた出血型10例の再出血率は10年間で65%であった.予後は10例(71%)がsevere disability以下であった.手術群では22例に血行再建術(直接術7,間接術15)が施行され,良好な側副血行路形成を認めた15側中14側(93%,全体の64%)で内頸動脈系からのもやもや血管の縮小を認めた.術後5年間に1例(8%)が再出皿を起こした.吻合部領域の脳血流量は術後に安静時,負荷後ともに有意に増加し,負荷後増加率は16%に改善していた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1509K) -
川島 明次, 糟谷 英俊, 並木 薫, 清水 隆, 高倉 公明原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 464-470
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーくも膜下出血(SAH)術後急性期患者31例に対して通常量の完全静脈栄養(1,320〜1,640kca1/day,N量7.9〜9,4g/day)で管理し,安静特エネルギー消費量(REE),基礎エネルギー消費量(BEE),窒素出納(NB),トランスフェリン(T),プレアルブミン(P),レチノール結合蛋白(RBP)の値を測定した.これらをHunt & Kosnik grade I〜IIの14例とgrade III〜Vの17例の2群に分け,栄養評価を打つだ.REE/BEEは重症群で有意に高く,NBは重症群で有意にマイナスに傾いていた.一方,T,P,RBPは初期に有意に低下を示したが,両群間に有意差はなかった.SAH術後急性期は異化の亢進は重症例で特に強く認められたが,蛋白合成能は初期に低下を示し,両群間に差はなかった.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (844K) -
竹内 東太郎, 笠原 英司, 岩崎 光芳, 楠見 嘉晃原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 471-477
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー症例は59歳男性で,1993年4月より発熱が続き,6月16日に視野障害,意識障害にて来院した.心臓カラードプラー検査で僧帽弁閉鎖不全症,頭部CTで右後頭葉脳内出血を認めた.6月22日に血腫摘出術を施行し,病理所見で血腫周囲の血管に炎症所見を認めた.7月2日にくも膜下出血を発症し,脳血管写で入院時に正常であった左M1-M2移行部に動脈瘤を認め,7月3日に頸部クリッピングを施行し退院した.10月28日に再びくも膜下出血で来院し,脳血管写で前回には正常であった右M1-M3部に狭小化とビーズ様所見を認め,11月11日に再出血により死亡した.全経過中,全身性炎症所見が認められたが,動脈血培養は陰性であった.剖検で右M3部に紡錘形動脈瘤を認めた.病理所見で内膜の炎症・破壊と血管内血液の内膜内への侵入が認められ,細菌性血管炎と細菌性動脈瘤による出血と考えられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2874K) -
神作 憲司, 久保田 基夫, 小林 英一, 佐伯 直勝, 山浦 晶, 今野 昭義原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 478-483
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー中頭蓋底より蝶形骨洞へ髄液の流出を認めた非外傷性髄液鼻漏の1例を報告する.症例は54歳男性で,突然の鼻漏で発症した.CT, bone-window CTにより,蝶形骨洞の拡大が認められた.3D-CTで中頭蓋底の骨欠損が,CT cisternogramで蝶形骨洞への髄液の流れが,MRIで脳ヘルニアが認められた.髄液痩孔閉鎖術が行われ,術後鼻漏はみられていない.われわれが渉猟し得た範囲では,中頭蓋底に骨欠損が確認された症例は18例であり,特徴として,骨欠損は多発し中頭蓋底前内側部に存在すること,髄液は外側に伸展する蝶形骨洞を経由することがあげられた.また,日本人16例の蝶形骨洞を計測し,考察を加えた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1061K) -
江崎 孝徳, 三橋 立, 森 健太郎, 前田 稔原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 484-487
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー脳梗塞の精査中に偶然に発見された眼窩内動静脈奇形(intraorbital AVM)の1例を報告した.本症例は神経眼科的には異常を認めず,脳血管撮影では右眼動脈を流入動脈とし,眼球後方で視神経上方にnidusを有し,上眼静脈を流出静脈とし海綿静脈洞へ灌流していた.治療することなく経過観察中である.眼窩内動静脈奇形は稀で,本症例を含め13例の報告を認めるのみである.その特徴として,男性に多く,一側性眼球突出として発症する場合が多いが,進行性の眼球機能障害をきたすことは比較的少ない.流入動脈の多くは眼動脈であり,流出静脈の多くは眼静脈であった.進行性の眼球機能障害は少なく,流入動脈の多くが眼動脈であることから,その治療・手術に関しては慎重を要すると考えられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (677K) -
冨田 博之, 山下 英行, 中安 慎二, 玉木 紀彦原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 488-492
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー前頭蓋底に進展した嗅神経芽細胞腫の1例を報告した.症例は52歳の男性で,頭部MRIで右筋骨洞から右前頭蓋底に進展した6×4.5×4cmの腫瘤を認め,脳腫瘍部分摘出術を施行し嗅神経芽細胞腫と診断された.術後2カ目で残存腫瘍は急速に増大し,開頭脳腫瘍亜全摘術を施行後に60 Gyの放射線療法を行った.頭部,原発巣での腫瘍の再発は認めずに経過したが,2年後に左リンパ節転移を認め,化学療法および放射線療法を施行した.化学療法後のMRIで明らかな病巣の縮小が認められた.本症例のように頭蓋内進展した例に対しては,積極的な摘出術と放射線療法や化学療法との併用が推奨される.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1000K) -
一ノ瀬 誠, 阿部 雅光, 広津 辰美, 田渕 和雄原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 493-497
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー小脳髄芽腫の摘出術後に一過性の無言症をきたした9歳女児を経験した.^<123>I-IMP SPECTでは無言症の回復早期に両側小脳半球,右側の基底板および視床において,hypoperfusionがみられ,一方,回復晩期では同部位のperfusionが改善していた.術後,両側性の小脳半球の傷害ないし浮腫などに伴う虚血変化があり,歯状核視床皮質路を介したcrossed cerebello-cerebral diaschisis (CCCD)が生じた結果,視床ないし運動補足野の機能の昼下が惹起されたのではないかと考えられる.われわれが経験した小脳性無言症ではこのようなdiaschisisが発生機序に関与していると推察された.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (944K) -
石橋 秀昭, 松島 俊夫, 名取 良弘, 岩城 徹, 福井 仁士, 藤井 清孝原稿種別: 本文
1997 年 6 巻 7 号 p. 498-502
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリー神経血管減圧術で,充填物(テフロン・フェルト)の肉芽腫性変化が原因で早期再発をきたした症例を経験した.患者は40歳女性.発作性の右三叉神経痛に対し神経血管減圧術を行った.術後2カ月目に発作性の疼痛が再発したが,テグレトールで経過観察した.術後3年目に突然疼痛が増悪した.テフロン・フェルトは初回手術直後より単純CTで淡い高吸収域を示し,再発時には高吸収域の増大と増強効果を認め,肉芽腫に特徴的な所見を示した.第2回目手術ではテフロン・フェルトと三叉神経は白色の腫瘤で覆われていた.腫瘤とテフロン・フェルトを摘出し再減圧した.術後疼痛は消失した.組織学的所見は肉芽腫であった.早期再発例では充填物の肉芽腫性変化もその原因と疑い,単純ならびに造影CTで経過観察を行う必要があると考えられた.抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1049K) -
原稿種別: 付録等
1997 年 6 巻 7 号 p. 503-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (75K) -
原稿種別: 付録等
1997 年 6 巻 7 号 p. 504-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (87K) -
原稿種別: 付録等
1997 年 6 巻 7 号 p. 505-506
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (283K) -
原稿種別: 付録等
1997 年 6 巻 7 号 p. App19-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (51K) -
原稿種別: 付録等
1997 年 6 巻 7 号 p. 509-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (96K) -
原稿種別: 表紙
1997 年 6 巻 7 号 p. Cover30-
発行日: 1997/07/20
公開日: 2017/06/02
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (150K)
- |<
- <
- 1
- >
- >|