日本大腸肛門病学会雑誌
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40 巻, 6 号
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  • 三島 好雄, 八重樫 寛治
    1987 年 40 巻 6 号 p. 689-698
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    癌高危険度群として重要かつ興味ある大腸腺腫症(家族性大腸ポリポーシス)を中心とした大腸ポリポーシスの現況を,ポリポーシス腸疾患研究センターへの登録例550家系788例を対象に検討した.ポリープの多くは,10歳位までに発生するが高年初発例もあり注意を要する.非家族性例が39.0%あった.発端者(有症状者)の診断は,男34.6歳,女31.9歳で,すでに63.3'%に大腸癌が存在した.一方検査発見群での有癌率は22.9%と約1/3であった.本症は上部消化管病変,消化管外病変を伴う全身性疾患とくに胃,十二指腸,小腸,子宮,甲状腺などの悪性腫瘍に対する対応も重要である.外科的治療は発端者群に対し,標準的手術(大腸全摘,結腸全摘)が55%で選択され,10年生存率は63.8%,72.8%であった.検査発見群では76.9%に標準的手術が施行され,結腸全摘例での術後7~8年以降生存率低下が注目された.最後に本症の管理・治療には登録システムによる長期的,系統的体制が重要であることを強調したい.
  • 大腸腺腫症はAdenoma-carcinoma Sequenceの傍証となりうるか?
    大倉 康男, 中村 恭一
    1987 年 40 巻 6 号 p. 699-707
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    「大腸癌の大部分は腺腫から発生する」ことは広く知られた学説である.そして,数百から数千の腺腫を認める大腸腺腫症は癌発生が高いことから,adenoma-carcinomasequenceを裏付ける傍証の一つと考えられている。この傍証が確かなものなのかどうかを,腺腫および癌の組織像を検討すると共に,腺腫数からみた癌化率,腺腫面積の割合をもととして検討した.その結果,'腺腫症の腺腫の癌化率は一般のそれに比べて低い値を示し,腺腫面積も約30%とそれほど多いものではなかった.また組織学的検索では,腺腫症にも腺腫を経ないde novo癌の存在が多く認められた.これらから大腸腺腫症はadenoma-carcinoma sequenceを裏付ける傍証とはなり得ないと考えられた.本症に腺腫内癌が比較的多いのは,大腸粘膜全体に対する腺腫の割合が多いためである.大腸腺腫症は腫瘍の発生しやすい全身疾患であり,de novo癌,腺腫内癌が共に発生しやすいととらえるべきである.
  • とくにCronkhite-Canada症候群について
    後藤 明彦, 多羅尾 信, 加納 宣康, 味元 宏道, 松波 英一
    1987 年 40 巻 6 号 p. 708-720
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    大腸腺腫症を除く大腸ポリポーシスの中,とくにCronkhite-Canada症候群についてのべた.本症候群は1985年末までに,世界で154例の報告があり,その中,本邦報告例は110例で,本邦に多発している.発症の誘因として,精神的,肉体的ストレスがあり,初発症状には味覚異常がもっとも多く,次いで下痢,脱毛,爪甲萎縮皮膚色素沈着をきたす症例が多い.本症候群の消化管ポリープは若年性ポリープに類似し,その可逆性であることより,成因に炎症性機序が推定される.予後については死亡例は発症後2年以内に死亡しており,報告例の半数は現在,生存中で,10年以上の生存例もある.治療はステロイド,抗プラスミン剤の著効例が多いが,対症療法のみで軽快した症例もある。癌の合併は19例(17.2%)であり,偶発的発症が考慮される.Peutz-Jeghers症候群および若年性ポリポーシスについてはポリープの悪性化,消化管病変以外の病変および治療についてのべた.
    Colon polyposis excluding colon adenomatosis were reviewed especially about Cronkhite-Canada syndrome in Japanese cases.
    One hundred and ten cases of Cronkhite- Canada syndorome were reported in Japan from 1958 to 1986. Two third of all cases of Cronkhite-Canada syndrome reported in world literature were reported from Japan. Hypogeusia, the most frequent initial syndrome, is usually followed by diarrhea, nail dystrophia and skin pigmentation. The gastrointestinal polyps of Cronkhite-Canada syndrome resemble juvenile polyps and are frequnetly reversible. The etilology of poyps are suggested an inflammatory process. The most of all death cases died within two years. About of all reported cases are alive in good condition. Steroid and antiplasmin drugs are most effective in majority cases. The complication with cancer were reported in 19 cases (17.2%) and incidential associations are suspected.
    Concerning about Peutz-Jeghers syndrome and Juvenile polyposis, malignant chagnes, lesions of excluding gastrointestinal tract and treatment were discussed with recent studies.
  • 宇都宮 譲二, 相生 仁, 山村 武平, 松本 正道, 太田 昌資, 黒木 輝幸, 名取 博之, 藤本 佳久
    1987 年 40 巻 6 号 p. 721-733
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    大腸腺腫症に対する今日の治療方針は早期に大腸粘膜を大部分または完全に切除して大腸癌の発生を未然に防ぐことである.その手段としては全結腸切除,回腸直腸吻合術が今日一般的に行われているが,残存直腸の発癌の問題をめぐって賛否両論がある,この問題の解決のために,なお長期のfollowupが必要である.また,我が国の現況では全例にこれを行うことは不可能である.その対応策としては第1に中央登録制度の,確立,第2に排便機能を温存し,かつ直腸粘膜切除を完全に行える手術手技の確立,第3に大腸癌のch-emopreventionの研究などが考えられる,外科的に可能な第二の方法は全結腸切除,直腸粘膜切除,回腸肛門吻合術である.本法は不完全なる排便機能,手技の困難性,高頻度の合併症のために本症に対する治療法として受け入れられていなかったが,最近にいたり,J嚢法などの手技の改善により適応を選べば,実用化し得ると考えられた.今後は大腸以外の臓器における悪性腫瘍発生の対策が研究課題である.
  • 増田 亨
    1987 年 40 巻 6 号 p. 734-740
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    大腸癌では腫瘍細胞のDNA ploidyと予後の関連について研究者の意見は必ずしも一致しておらず,病期が同じであればdiploidの腫瘍とaneuploidの腫瘍の予後は変らないとする報告もある.このことから著者は51例の大腸癌についてflow cytometric DNA analysisを行い,DNA polidyおよびproliferation index(P.I.)と臨床病理学的な諸因子との関係を検討した.病期の進んだものはaneuploidの腫瘍に多くみられたが,DNA ploidyは患者の性,年齢,腫瘍の占拠部位,組織型,深達度,リンパ節転移,遠隔転移のいずれとも有意な相関を認めなかった.P.I.は病理組織学的リンパ管侵襲との間に相関を認めたが,他の諸因子とは相関せず,DNA ploidyとの間にも相関を認めなかった,すなわち,大腸癌のDNA ploidyおよびP.I.はそれぞれに,また他の臨床病理学的因子と独立した因子であり,aneuploidのもので病期の進行したものが多いことが知られた.
  • 秤量法による実測調査
    太田 昌徳
    1987 年 40 巻 6 号 p. 741-746
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    弘前市およびその周辺の町村に在住している術後大腸癌患者45例の食事内容を45例の対照群の食事内容と比較検討した.その結果,各群の食物繊維摂取量は対照群で平均19.9g/日,大腸癌群で平均14.9g/日と大腸癌群で有意に少なく,大腸癌発生における繊維欠乏説が強く支持された.さらに大腸癌群では各栄養素摂取量も有意に少なかったが,脂肪量/繊維量比は大腸癌群の方が高い傾向にあり,大腸癌の発生には食物繊維と栄養素の摂取のバランスが重要と考えられた.また食品群別に検討すると,大腸癌群では脂肪を獣肉類から摂取する割合が高く,海藻類からの繊維摂取率が有意に少なく,脂肪・繊維の由来も重要なことが示唆された.
  • 多田 正大, 尾川 美弥子, 清水 誠治, 渡辺 能行, 川本 一祚, 川井 啓市
    1987 年 40 巻 6 号 p. 747-754
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    新たに開発されたラテックス凝集反応を用いた免疫学的便潜血検査用試薬(イムノカルト)を用いて,大腸癌スクリーニングのための有用性と問題点について基礎的ならびに臨床的立場から検討した.
    基礎的検討として測定手技上の誤差に伴う成績のバラツキを検討した結果,(1)採取された糞便は4-5日間であれば感度の低下をきたすことはなく,特にスティックに採取することによって,安定性は一層確実になる,(2)糞便をスティックに採取する場合,採取量が多過ぎないように注意しておく必要がある,(3)反応の判定時間に幅があり,多数の検体を一度に処理する場合であっても有利である,(4)プロゾン現象についても十分避けることができる,と評価された.
    大腸癌43例(進行癌37例,早期癌6例),大腸ポリープ32例および健常者162例に対する臨床成績では,(1)大腸癌に対して95.3%,大腸ポリープは313%に陽性反応が得られ,健常者の偽陽性率は6.2%であった,(2)大腸癌に対するイムノカルトの敏感度は95.3%,特異度は93.8%,陽性反応適中度は80,4%,陰性反応適中度は98.7%であり,高い精度があることが確認された,(3)ROC曲線を用いた検討に零ると,2回の検査であっても十分に信頼性が高い,ことが確認された.以上の基礎的ならびに臨床的検討からイムノカルトは大腸癌診断上の精度が高く,かつ反応操作も簡便であり,コストも比較的安価であることから,大腸癌のスクリーニングの目的に十分かなう検査法であると評価された.
  • 布村 正夫
    1987 年 40 巻 6 号 p. 755-765
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    大腸pm癌の治療方針の確立を目的として,本研究を行った,対象は切除された単発大腸pm癌63例で,sm癌11例,ss,a1癌94例と臨床病理学的に比較検討した.pm癌はその固有筋層への浸潤度により3群(pm1,pm2,pm3)に分類した.発生部位は下部直腸に多く,約半数(52%)を占めた.pm2から潰瘍型が多数を占め,2型の肉眼型はこのレベルで完成すると考えられた.血管侵襲陽性率はpm1 0%,pm2 30%,pm3 32%と高くなり,腫瘤型pm癌15%に対し,潰瘍型pm癌は35%と高かった.リンパ節転移はpm1 0%,pm2 13%,pm3 25%で浸潤度とともに増加し,腫瘤型pm癌は10%でn1転移にとどまるが,潰瘍型pm癌は21%で,n2,n3転移もみられた。累積5年生存率は直腸pm癌80.0%,結腸pm癌93.8%と予後良好であった.以上より大腸pm癌の基本的治療方針はpm1および腫瘤型pm癌はR2のリンパ節郭清で機能温存に努めるべきであり,潰瘍型pm癌はR3の根治術式が妥当と考えられた.
  • 小西 文雄, 金澤 暁太郎, 武藤 徹一郎, 森岡 恭彦
    1987 年 40 巻 6 号 p. 766-769
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    潰瘍性大腸炎における血液凝固因子を測定した報告によると,活動期においては血液血液凝固能が亢進しているとされている.しかし,現在までのところ,創傷治癒と関連の深い凝固第XIII因子に関する報告は殆どみられない.本研究では,潰瘍性大腸炎患者24名から採取した血漿37検体における凝固第XIII因子を測定した.その結果,活動期においては,同因子は減少し,その減少の程度は重症度に相関することが明かとなった.大腸における難治性の炎症巣においてXIII因子が消費されるために同因子の低下が起こるのではないかと推定された.
  • 伊藤 雅, 戸部 隆吉, 小川 和朗
    1987 年 40 巻 6 号 p. 770-776
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    直腸粘膜からの高分子吸収を形態学的に調べる目的で,ラット直腸にhorseradish peroxidase(HRP)をグリコール酸ナトリウム(NaGC)およびオイレン酸(OA)を添加剤としてエマルジョンの形で注入した.注入後,1分から60分までの直腸組織を採取し,Karnovskyの方法にて,HRPの吸収部位を電子顕微鏡を用いて観察した.注入後,1分にて早くも,上皮細胞間隙にHRPの取り込みが認められ,5分,15分後でもほぼ同様の所見を呈したが,60分後では,上皮細胞間隙にHRPは観察されず,粘膜固有層に存在する貪食細胞内にHRPが存在するのみであった.添加剤を加えないものでは,微繊毛(microrilli;MV)に付着したHRPのみが認められ,吸収像は得られなかった.直腸粘膜では,上記添加剤が何らかの形で,直腸上皮細胞の閉鎖結合(tight junction;TJ)を一時的に離開させる作用があり,これによってHRPが吸収されたものと考えた.
  • 高野 正博, 藤好 建史, 日高 久光, 高木 幸一, 石見 賀正, 田中 隆, 平井 一郎
    1987 年 40 巻 6 号 p. 777-785
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    従来,肛囲膿瘍はまず切開排膿を行い,慢性化した痔瘻になって根治手術を行うことが多かった.しかし私は肛囲膿瘍に対し,優秀な成績が収められるようになった痔瘻に対する括約機能温存術式を応用できないかと考え,過去4年間にわたり314例の膿瘍期手術を行った.すなわち肛囲膿瘍の各型に対して,それぞれ痔瘻に行っている括約機能温存術式を準用して手術を行ってみた.
    成績は,対応する痔瘻の各型よりも速やかに治癒している.再発も全症例314例中5例(1.6%)で,各型とも痔瘻の再発よりも少ない.術後合併症も8例(2.5%)であるが,いずれも軽度のものである.
    以上,膿瘍に対し括約機能温存術式を応用し一期的に根治術を行い,この結果,病悩期間,入院期問,休業期間が極めて短縮され,再発・合併症の症例も少なかったので報告する.
  • 冨永 健, 林 和雄, 森 武生, 神前 五郎
    1987 年 40 巻 6 号 p. 786-790
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    直腸癌の根治手術に際しCUSA(cavitron ultrasonic surgical aspirator)を用いて,関連する自律神経系を温存し,術後の排尿,排便機能に対する効果を検討した。症例はRs1,Ra5,Rb12の計18例でR1~R3の手術を行った.その結果,郭清の程度とは関係なく尿意は術後1~5(中央値2)日に発現し,バルーンカテールも2~10(同6)日で抜去することができた.対照群とした自律神経を温存しなかった低位前方切除施行18例および腹会陰式直腸切断術16例のそれぞれにおける尿意発現日は2~32(同14)日+および1~41(同25)日+であり,バルーンカテーテル抜去日は4~61(同12)日および6~67(同22)日であり,後者ではこの他に抜去不能例が3例認められている.排ガス,排便については手術法にかかわらず差は認められなかった.自律神経温存手術は将来の直腸癌手術の方向として極めて重要であり,用いる機器および手技の一層の改良が望まれる.
  • 貞広 荘太郎, 大村 敏郎, 磯部 陽, 久保内 光一, 山田 良成, 津村 整
    1987 年 40 巻 6 号 p. 791-795
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    腫瘤核出術4年後再発した直腸平滑筋肉腫の1例を経験した,患者は47歳男性,肛門部痛を主訴として来院した,肛門縁より4cmの直腸に,約1/3周を占める粘膜下腫瘤を認め,腫瘤核出術を施行した,組織診断は平滑筋腫であったが,4年後同部位に再発がみられ,平滑筋肉腫の診断で腹会陰式直腸切断術を施行した.本例の初回手術時の組織所見では,細胞異型は軽度でcellularityは高くなく,核分裂像は0.1/1HPFであった.平滑筋腫瘍の良悪性の診断は時に困難であり,そのような症例に対しては厳重なフォローアップと積極的な手術適応が重要である.
  • 池原 照幸, 奥野 匡宥, 加藤 保之, 西野 光一, 梅山 馨, 北野 厚生, 小林 絢三
    1987 年 40 巻 6 号 p. 796-800
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    患者は68歳女性,腹痛を主訴に来院し,注腸透視にて上行結腸に約2cm大の表面平滑で境界明瞭な腫瘤陰影を認め,大腸内視鏡検査では同部にやや黄色調を呈する可動性に富む軟かい有茎性ポリープを認めた。診断と治療の目的に内視鏡的ポリペクトミーを行った.摘出標本の大きさは1.7×1.5×1.5cmで,病理組織学的には粘膜下に発生した脂肪腫であった.大腸脂肪腫は近年増加傾向にあるが,内視鏡的ポリペクトミーにより摘出例は本例を含め23例に過ぎない.内視鏡的ポリペクトミーは本症の診断と今後の治療法として有用と考える.
  • 機械的処置と成分栄養法
    竹井 信夫, 石本 喜和男, 山本 真二, 康 権三, 湯川 裕史, 坂口 雅宏, 山口 和哉, 太田 正孝, 岩橋 俊幸, 浦 伸三, 家 ...
    1987 年 40 巻 6 号 p. 801-805
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
    大腸手術の術前処置は機械的処置と抗生剤の経口投与が行われてきたが,狭窄がある例ではその効果は不十分であることが多い.過去12年間に行った大腸待期手術283例のうち,機械的処置群(1群)と成分栄養による腸管処置群(II群)の年齢,性,癌の占居部位が一致した54対を抽出し,縫合不全および創感染の発生率を比較検討した.全症例の縫合不全および創感染率は皿群で有意に低く,抗生剤を投与した群よりも低かった.しかし,直腸切除術後の創感染率や腸管吻合術後の縫合不全率では有意の差はなかった.成分栄養法は大腸手術の術前処置方法として,所期の目的を達成することができた.
  • 高野 正博
    1987 年 40 巻 6 号 p. 806
    発行日: 1987年
    公開日: 2009/06/05
    ジャーナル フリー
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