巻号一覧
60 巻, 1 号
選択された号の論文の5件中1～5を表示しています
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展望
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西村 六郎2011 年60 巻1 号 p. 1-2
発行日: 2011/01/15
公開日: 2011/06/28
ジャーナル フリーPDF形式でダウンロード (184K)
解説
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阿部 正美2011 年60 巻1 号 p. 3-8
発行日: 2011/01/15
公開日: 2011/06/28
ジャーナル フリー鋼材は港湾鋼構造物を建設するために重要な建設材料である．しかしながら，鋼材は腐食という欠点がある．そのため，古くから港湾鋼構造物を維持するために防食対策が行われている．本報告では港湾鋼構造物の建設の推移と防食技術の変遷について記述する．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (889K)
論文
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服部 雅典, 西方 篤, 水流 徹2011 年60 巻1 号 p. 15-21
発行日: 2011/01/15
公開日: 2011/06/28
ジャーナル フリー重防食塗膜を施す前の鋼材表面に残留するさびが防食特性にどのような影響を及ぼすかをサンシャイン・ウエザー・メータ試験とNaCl溶液への浸漬試験により調べた．残留するさびの量はNaCl溶液に浸漬する時間を変えることにより変化させた．さびを乾燥後，厚さが260μmになるようにポリエステル・ウレタン樹脂をコーティングした．塗膜の劣化と塗膜下腐食の評価は表面観察と電気化学インピーダンス分光法（EIS）により行った．また，EIS法による重防食塗膜の特性評価の可能性についても議論した．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1182K) -
王 栄光, 長野 博夫2011 年60 巻1 号 p. 22-27
発行日: 2011/01/15
公開日: 2011/06/28
ジャーナル フリーNaCl水溶液中でAl，CuおよびAl/Cu試験片の分極曲線とガルバニック電流を測定し，さらにNaCl水溶液による噴霧実験を行った．Alの腐食速度は，溶液温度や溶存酸素の変化によって大きく変わる．323 Kで空気飽和した溶液では，NaCl濃度が0.005％以下でAl単独試験片に顕著な不働態領域が現れる．
Al/Cu間のガルバニック電流はNaCl濃度の減少に伴って減る．噴霧実験では，NaCl濃度の増加またはAl/Cu間隔の減少によってAl/Cu試験片のAl側の腐食が激しくなる．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (2097K)
総合論文
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島田（山本） 隆登志, 伏見 公志2011 年60 巻1 号 p. 28-38
発行日: 2011/01/15
公開日: 2011/06/28
ジャーナル フリー金属表面のメカノエレクトロケミカルな性質を検討するためにマイクロインデンテーション法を開発した．水溶液環境中，圧子の鉄不働態表面への接触による脱不働態化は表面の塑性変形時のみに起こり，その規模は下地鉄の硬さと変形面積に依存した．脱不働態化に継続する再不働態化反応は，試料の電極電位や溶液の液性（pH，電気伝導度）のみならず下地鉄に導入された転位の影響を受けた．さらに，本試験法はステンレス鋼の耐食性を評価するための不働態皮膜損傷法として役立った．本試験法は，試料表面任意部位の変形をμmオーダーで制御しながら電気化学応答をその場測定できるので，材料表面の微細金属組織に依存した表面の脱不働態-再不働態化の反応機構および反応速度論の精密な議論に適している．抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (1000K)
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