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63 巻 , 11 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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展望
解説
  • 大塚 俊明
    63 巻 (2014) 11 号 p. 542-548
    公開日: 2015/04/01
    ジャーナル フリー
    不働態皮膜も含む腐食生成物は物理バリアーとして働くので,下地金属の腐食を抑制する.それらの腐食生成物の詳細な測定が腐食防食分野では重要である.ここでは,不働態皮膜に関して光学手法を使ったin-situ測定法を解説した.偏光反射解析法と偏光反射率測定とを組み合わせた3パラメータ法から,不働態皮膜の厚さと光学性質を定量的に決めることができる.ラマン散乱分光で散乱光集光系の改良から不働態薄膜の組成をin-situ条件で決めることができる.電位変調反射(PMR)は,複素キャパシタンスと似た周波数応答,電位応答を示す.鉄不働態皮膜のPMRの波長依存性から同酸化物皮膜の吸収端の推定が可能であり,およそ2.5 eVの吸収端エネルギーが求められる.紫外光励起ルミネッセンスからバンド間のギャップエネルギーが推定できる.例えば,チタンのアノード酸化物のギャップエネルギーは3.1 eVと求められた.
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技術資料
  • 飯野 潔, 鈴木 隆広, 白土 博康
    63 巻 (2014) 11 号 p. 557-561
    公開日: 2015/04/01
    ジャーナル フリー
    強酸性(pH=1.6)の温泉水によるチタン製熱交換器の腐食について調査した結果を報告する.同じ温泉水に接する環境であっても,著しい腐食の生じた熱交換器と腐食のない熱交換器が混在していた.著しい腐食の生じた熱交換器では,負荷変動に伴う大きな温度変化が観察された.温度サイクルのかかるような実機環境では,チタンの腐食が加速する可能性がある.
    一方,チタンの製造履歴により,表面に炭化チタンが含まれているチタンと含まれていないチタンが流通していることが分かった.同じチタンであっても表面状態が異なると実環境における耐食性も異なっており,熱交換器を作製する際には原料材の製造履歴を把握・管理する必要がある.
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速報論文
  • 松尾 卓摩, 勢〆 惇史
    63 巻 (2014) 11 号 p. 562-565
    公開日: 2015/04/01
    ジャーナル フリー
    ワイヤーケーブルの健全性診断のための基礎的検討として,ワイヤーケーブルを伝搬する弾性波の特性を調べた.引張荷重が負荷されていないワイヤーケーブルを伝搬する弾性波をウェーブレット変換し,群速度分散を調べた結果,素線・ワイヤーケーブルと同径の丸棒のいずれの理論群速度分散曲線とも一致しなかった.引張荷重を負荷したワイヤーケーブルで同様の実験を行った結果,2つの波束を有する波形が検出された.検出波の振幅は荷重が増加するほど大きくなったが,増加割合は波束ごとに異なっていた.また,検出波は負荷荷重が増加すると,後半の波束の分散はワイヤーケーブルと同径の丸棒のF(1,1)モードの理論群速度分散曲線と一致することがわかった.
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  • 大屋 誠, 武邊 勝道, 広瀬 望, 安食 正太, 松崎 靖彦, 麻生 稔彦
    63 巻 (2014) 11 号 p. 566-569
    公開日: 2015/04/01
    ジャーナル フリー
    著者らは,松江地区を対象に風向・風速の気象データから飛来塩分量を推定する手法を提案し,その有効性を確認した.本研究では,その手法を山陰地区に広げ,提案する手法の利用可能性を検討する.既設橋梁の桁下の飛来塩分量をガーゼ法により測定された2年間の飛来塩分量の結果と提案した推定手法を用いて推定した値を比較するために,対象橋梁近隣の気象観測所の風向・風速データの分析を行った.検討の結果,1年間の飛来塩分の観測値から,近隣の気象観測所の風向・風速データのみで飛来塩分量の推定がある程度可能であることを確認した.
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  • 斉藤 嵩, 平賀 拓也, 千葉 誠, 柴田 豊, 高橋 英明
    63 巻 (2014) 11 号 p. 570-574
    公開日: 2015/04/01
    ジャーナル フリー
    走査型電子顕微鏡(SEM)及びエネルギー分散型X線分析(EDS)によりAl合金の表面を観察したところ,塩化物溶液における液滴端部では,50-100 μmの孔食が形成する.一方,液滴中心部においては,塩化物溶液の浸漬実験と類似しており,Si–相及びFe–Al系金属間化合物相周辺のAlが溶解していることが観察された.純水の場合においては,液滴端部では,針状の結晶性水和酸化物皮膜が形成されることに対し,液滴中心部においては,非晶質の水和酸化物皮膜が形成される.
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