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64 巻 , 10 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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展望
解説
技術資料
論文 -材料と環境2015 速報論文特集-
  • 境 昌宏, 宮尾 啓輔
    64 巻 (2015) 10 号 p. 452-457
    公開日: 2016/06/16
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は有機酸種の違いが銅管の腐食形態に及ぼす影響を調査することである.腐食媒体として3種類の有機カルボン酸であるギ酸,酢酸,プロピオン酸を用いて銅管の浸漬および暴露試験を行った.ギ酸,酢酸溶液中に浸漬した場合に,ランダムに枝分かれした微細孔が発生した.1000 ppmプロピオン酸に浸漬した銅管には層状の腐食が発生した.ギ酸雰囲気中に暴露した銅管には蟻の巣状腐食が,酢酸雰囲気に暴露した銅管には半球状食孔が,プロピオン酸雰囲気に暴露した銅管には層状の腐食が発生した.SEM観察およびEPMA分析の結果より,酢酸雰囲気中で発生した半球状の食孔は,食孔内部にスポンジ状の金属銅とそのすき間に亜酸化銅が存在する構造を有することが明らかとなった.
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  • 藤井 和美, 高橋 克仁, 菅原 政典
    64 巻 (2015) 10 号 p. 458-461
    公開日: 2016/06/16
    ジャーナル フリー
    ISO16539:2013として規格化された腐食試験方法に規定されている塩分付着方法に加えて,複数の試験片に対して簡便に塩分を付着でき,かつ,塩分付着量のばらつきが小さくできる塩分付着方法を考案し,その塩分付着特性や耐食性評価への影響を検討した.考案した塩分付着方法は,ISO16539に規定されているほかの塩分付着方法とほぼ同等に塩分を付着できた.また,考案した塩分付着方法はISOに規定されているほかの塩分付着方法と同一の腐食試験結果が得られた.
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  • 大谷 俊介, 吉田 隆浩, 蝦名 仁美, 塚本 英晃, 篠田 吉央
    64 巻 (2015) 10 号 p. 462-465
    公開日: 2016/06/16
    ジャーナル フリー
    塩化物イオン濃度が異なる鉄筋コンクリート試験体に対してアルミニウム系流電陽極方式の電気防食法を適用し,通電電流が変化する要因の特定と電気防食時の鉄筋の腐食速度および鉄筋の自然腐食状態の改善効果を検討した.その結果,通電電流の低減は,経時的な鉄筋のカソード分極抵抗の増加とコンクリート抵抗の増加により生じることが考えられた.試験終了時には,初期に比べて鉄筋の自然腐食速度が低下した.また,電気防食時の鉄筋の腐食速度は,不動態保持電流密度に相当することが考えられた.
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論文
  • 迫 良輔, 酒井 潤一
    64 巻 (2015) 10 号 p. 466-474
    公開日: 2016/06/16
    ジャーナル フリー
    クロメート代替原料の一つであるマンニッヒ変性フェノール樹脂の電気亜鉛めっき鋼板上に形成された皮膜について,処理皮膜の断面分析および電気化学測定を行い腐食抑制効果のメカニズムを明らかにした.耐食性の優れる200ºC焼付け処理皮膜は,電気化学インピーダンス測定において,80ºC焼付け処理皮膜に比べて高い電荷移動抵抗(Rct)と高い皮膜抵抗(Rf)を示す.これらの抵抗の増加は,架橋反応によって皮膜の吸水性が低下したことによるものである.すなわち,皮膜抵抗の増大は皮膜のイオン伝導度の低下によるもので,電荷移動抵抗の増大は皮膜と基板界面の溶存酸素を含む水の供給抑制によるものである.処理液中に添加したリン酸は,皮膜/素材界面に不溶性のリン酸亜鉛皮膜層を形成する.リン酸亜鉛皮膜層は,素材との化学的相互作用によって素材の複雑な表面形状に追従して密着しており,溶存酸素を含む水の素材との接触を遮る効果を高める.このためリン酸添加皮膜は高い耐食性を示したと考えられる.一方,皮膜/素材間に化学的相互作用のないリン酸無添加の80ºC焼付け処理皮膜は,皮膜/素材界面に空隙(欠陥)を形成し耐食性が劣った.
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