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原稿種別: 表紙
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Cover1-
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
1-
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
2-
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
3-
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
4-
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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原稿種別: 付録等
p.
5-
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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大嶋 保夫
原稿種別: 本文
p.
6-9
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
神奈川県は首都圏の南西部に位置し、都市化が進むなかで、それに対応した多様な農業が営まれている。神奈川農業は市場流通をはじめ直売、契約販売など多彩な流通経路により、新鮮で安全な食材を県民に提供している。また、水田や畑は貴重なオープンスペースとして環境保全や防災の役割を果たしており、生活にうるおいを与える緑の空間を提供している。
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藤原 俊六郎
原稿種別: 本文
p.
10-13
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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礒田 昭弘, 金子 健太郎, 小木曽 強
原稿種別: 本文
p.
14-15
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
石炭灰を主成分とする多孔質の土壌改良剤は、中国の乾燥地域において作物の生育を良好にする例が認められている。これは土壌改良剤により土壌の保水力や保肥力が高まっている可能性があると考えられる。そこで本研究は砂で栽培したトウモロコシとワタを用い、土壌改良剤による生育への影響を調査した。
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本山 三知代, 山岸 順子
原稿種別: 本文
p.
16-17
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
黒ボク土壌において栽培されたコムギは、子実のタンパク質含量が非常に高くなること、また、長稈の農林61号などでは倒伏しやすいことが知られている。東京大学農学生命科学研究科附属農場(西東京市、以下東大農場)においてもしばしば湾曲型倒伏が問題となっている。そこで、農林61号と群馬県農業試験場で作出された半矮性品種きぬの波とを異なる条件で栽培し、施肥管理の違いが収量・子実タンパク質含量および湾曲型倒伏に与える影響を調べることを目的とした。
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渡邊 好昭, 金子 成延, 中村 信吾, 蝶野 真喜子, 安倍 史高
原稿種別: 本文
p.
18-19
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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Aiko KONO, Naomi TERANUMA, Tadashi IZUMISAWA
原稿種別: Article
p.
20-21
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
酒造好適米は高水準の品質が求められる。2001年度から奨励品種に採用した茨城県育成酒造好適米「ひたち錦」の品質目標を千粒重25.5g以上, 心白発現率80%以上, 白米粗タンパク質含有率6.4%以下とし, 目標達成のための窒素施肥法を明らかにした。
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礒田 昭弘, 曹 鉄華
原稿種別: 本文
p.
22-23
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
本実験では中国と日本のラッカセイ多収品種について、群落構造、受光量および受光態勢の面から多収に関連する密植適応性について検討した。
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安川 光寿, 野島 博
原稿種別: 本文
p.
24-25
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
一般的にラッカセイは根粒菌の窒素固定能力により窒素の施肥量が少ない。また、根粒菌は土壌中の窒素量が多いと活性が低下する傾向がある。ラッカセイにおける堆肥の効果について、河野ら(1994)はおがくず牛ふん堆肥が分解し難い窒素取り込み型の有機物であり、多収を示したことを報告している。本実験では、青刈小麦から作った堆肥を用いてラッカセイの生育と根粒の活性にどのような影響を与えるかを検討した。
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野島 博, 星野 陽子
原稿種別: 本文
p.
26-27
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ラッカセイ栽培では全量元肥が一般的である。ラッカセイは窒素の要求量が大きく、生育期間が極めて長いので、追肥は効果的であると知られている。しかし、ラッカセイは栄養生長と生殖生長が並行するため、適切な追肥時期をあやまると茎葉が繁茂し、収量にむすびつかない。そこで、最も効果のあがる窒素追肥時期を明らかにすることは重要である。本実験では、ラッカセイを養液栽培し、開花盛期と開花盛期以降に窒素追肥を行い、それが子実の充実程度にどのような効果をもたらすのか明らかにすることを目的とした。
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礒田 昭弘, 蒋 春姫
原稿種別: 本文
p.
28-29
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
草型の異なるダイズの乾物生産特性および葉群構造の点から密植適応性について検討した。
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山口 正篤, 伊澤 由行, 池田 二朗
原稿種別: 本文
p.
30-31
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
栃木県のダイズ奨励品種「たまうらら」は早生・大粒でタンパク質含有率が高く、豆腐加工適性に優れているが、シワ粒の発生が多く品質低下を来しやすい。そこでシワ粒発生要因を明らかにし、品質向上対策の資とする。
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吉田 智彦, 肥田野 善隆
原稿種別: 本文
p.
32-33
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
水稲の直播栽培は移植栽培に比べ, 省力かつ低コストである. しかし, 現在日本では普及していない. その理由として, 直播は移植に比べて, 発芽・苗立ちが不安定であり, 倒伏しやすく, 収量が不安定で劣るなどの問題があるためであると考えられる. その改善策としては, 栽培技術の確立と適した品種の育成が必要である. 本研究では品種の育成として, 湛水直播栽培に適した系統の選抜を行った.
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高橋 行継
原稿種別: 本文
p.
34-35
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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前田 忠信, 中村 綾子, 人見 成郎
原稿種別: 本文
p.
36-37
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
水稲の有機栽培では雑草防除に問題があり、省力的で低コスト、安定的な除草法につき検討を進めている. 田植直後の米ぬか田面施用が除草効果のあることは報告されているが、施用量、施用方法についてはまだ検討の余地がある. 米ぬかと小麦副産物であるふすまの施用量と除草効果について検討した.
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前田 忠信, 久保 二郎, 平井 英明
原稿種別: 本文
p.
38-39
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
有機水田において, 収量の増加を目的として堆肥を多量に連年施用した. 堆肥などの有機物の投入は温室効果ガスであるCH_4(メタン)の発生量を増加させるが, 湛水状態を制限することによって発生量を削減させることができた. しかし, その一方では, 排水によって別の重要な温室効果ガスであるN_2O(亜酸化窒素)の発生が促進される可能性がある. 本研究では, 有機水田における堆肥の多量連年施用と水管理が, 収量と温室効果ガスの発生量に及ぼす影響を検討した.
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野島 博, 淡路 和江
原稿種別: 本文
p.
40-41
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ソルガムは再生力が強い作物であり、日本での飼料用ソルガムの栽培はこの再生を利用し、2〜3回の刈取りが一般的に行われている。このように再生利用の行われる飼料用ソルガムにとって再生機構を解明することは、栽培方法の改善・生産性の向上にとって重要なものと考えられる。そこで本実験では、一般的に行われている栽培よりも過剰に刈取りを行った場合のソルガムの再生と刈取の影響を乾物収量と溢泌液量を中心に検討した。
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在原 克之, 小柴 伸夫, 奥山 泰河, 小山 豊
原稿種別: 本文
p.
42-43
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
湿田率の高い千葉県では, 水田における大豆や小麦の低コスト生産を図るため, 区画面積の拡大と合わせて, 暗渠施工による地下水位の低下対策が進められている. 従来型暗渠は, 間隔が10m, 埋設深が70〜90cmで施工されており, 暗渠と暗渠の中間部において湿害とみられる生育不良が発生したり, 耕盤層がち密化する傾向が認められている. そこで, 従来型暗渠に比べて作業工程数が少なく, 低コストで高密度に施工できる浅層暗渠(間隔5m, 埋設深50cm)の施工並びに耕盤の破砕が, 作物の生育, 収量の向上に及ぼす効果を明らかにしたので報告する.
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野原 努, 中山 則和, 高橋 幹, 横尾 政雄, 有原 丈二
原稿種別: 本文
p.
44-45
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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岡部 繭子, 玉井 富士雄, 元田 義春, 武田 元吉
原稿種別: 本文
p.
46-47
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
乾田直播栽培において, 出芽を考慮して浅播きにすると, 倒伏への抵抗が低下する. そこで, 本実験では播種深度ならびに播種直前の耕起条件の違いが, 乾田直播水稲の出芽及び生育にどのような影響を及ぼすか検討した.
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平沢 正, 保谷 奏歌, 大川 泰一郎
原稿種別: 本文
p.
48-49
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
水稲は湛水状態に生育していても、蒸散速度の大きくなる晴天日の日中には気孔開度が減少して光合成速度が低下する。このような光合成速度の日中低下には根の水の通導抵抗が大きな影響を及ぼす。しかし水稲の根の水の通導抵抗の実態については、まだ不明な点が多い。本報告は根の水の通導抵抗の実態を解析するための端緒として、「葉ざし」水稲を用い、蒸散速度と根の表面積が水の通導抵抗に及ぼす影響を検討した。
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三王 裕見子, 吉田 大作, 大川 泰一郎, 本林 隆, 平沢 正
原稿種別: 本文
p.
50-51
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
前報において, 水稲品種タカナリを用いて個体密度のほぼ等しい条件で, 栽培法, 栽植様式を変えて, 乾物生産特性とそれに関わる性質を検討した. その結果, 分げつ期では, 栽植様式に関係なく湛水直播栽培した水稲は移植栽培した水稲に比較して, 茎数, 葉面積指数(LAI)の増加が著しく, 個体群受光率が高かった. 受光率に相違がなくなった幼穂形成期以後では, 栽培法に関係なく1株1本立て水稲(以下単に1本立て)は1株3本立て(以下単に3本立て)水稲に比較して, 葉身がより直立し, 吸光係数が小さかった. これらが関係して, 栽植様式が等しい時には湛水直播水稲は移植水稲に比較して, そして栽培法が等しい時には1本立ては3本立てに比較して, 地上部乾物重が大きくなり, 子実収量が高くなることがわかった. そこで本報告は他の品種においても同様の傾向が認められるか否かを検討するために, 倒伏抵抗性は大きいがタカナリとは遺伝的背景が大きく異なる品種どんとこいを供試し, 特に栽植様式の異なる湛水直播栽培に着目して乾物生産と収量を比較し, これに関わる性質を解析した.
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和田 義春, 大柿 光代
原稿種別: 本文
p.
52-53
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
近年温暖化に伴い登熟期の高温による乳白米の多発など米品質への影響が報告されているが, 育苗期(4月)や移植後の栄養成長期(5〜7月)の気温も高くなってきている. 本研究では, 日本の主要水稲品種であるコシヒカリを供試し, 高温が栄養生長に及ぼす影響を調査した. 特に地上部と根の生長に着目し, 土壌環境の変化との関係をみた実験結果を報告する.
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礒田 昭弘, 孫 立倉
原稿種別: 本文
p.
54-55
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
イネの1株内の穂の出穂日は均一ではなく、出穂日の時間的差異および登熟期間に差異が見られる. そこで本研究は、早晩性の異なる品種を用いて、1株内の出穂日の差異および各穂ごとの登熟期間の差異について検討した.
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太田 和也, 小山 豊
原稿種別: 本文
p.
56-57
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
2002年, 千葉県における水稲品種「コシヒカリの一等米比率は約58%であり, 90%前後で推移している近年の中では著しく低かった. 県内の米検査における二等, 三等の格付理由から, 乳白等の未熟粒(以下, 未熟粒)の発生が一等米比率低下の要因であった. 未熟粒の発生については, 最近では特に, 出穂後の高温の影響が大きいとされ, 未熟粒の発生を抑制するために移植時期を遅らせる対応をしている地域もある. しかし, 近年の未熟粒発生は高温のみではなく, 多くの要因が関係していると考えられる. そこで, ここでは特に水稲の生育と未熟粒発生との関係について解析し, 2002年千葉県における未熟粒の発生要因について考察したので報告する.
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大谷 和彦, 青木 純子, 高齋 光延, 山口 正篤
原稿種別: 本文
p.
58-59
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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倉井 耕一, 福田 真矢, 佐藤 正典
原稿種別: 本文
p.
60-61
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
栃木県農業試験場から報告のあった早期追肥(出穂前40日)の効果について、慣行法や追肥を減肥した場合と比較して検討した。
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石川 哲也, 阿部 薫, 井尻 勉
原稿種別: 本文
p.
62-63
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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アナス , 吉田 智彦
原稿種別: 本文
p.
64-65
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
Sorghum from Africa and Asia was occupied more than 81% of the total area harvested in the world. However, the most of the soil in these areas are acidic in nature and aluminum has been recognized as a major problem in most of acidic soils. Sorghum is generally not tolerant to high Al saturation in the acid soil. Therefore, some series of experiments were carried out in order to look for the efficient selection and breeding method of Al tolerance in sorghum. Identification of parental germplasm, Al tolerance character and genetic aspects of Al tolerance character were evaluated in this study.
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武弓 利雄, 伊藤 祐司, 山ノ内 宏昭
原稿種別: 本文
p.
66-67
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
放射線緩照射(屋外)によるチャの突然変異体誘発では、生じた変異体の保護と選抜のために、自然仕立て栽培(枝条を極力切除しないチャの栽培方法)を行っている。この場合、樹体同士の放射線の遮蔽等のため、透過力の強いγ線であっても放射線吸収線量は採取位置により複雑に異なることが考えられる。これらの変動傾向を把握することが、突然変異育種を計画的に行う上で必要である。また、採取位置によって日射量が異なり、成分含有量にも影響が及ぶことが予想され、成分変異体を選抜する際には、この点を十分考慮する必要がある。これらについて、実態を明らかとしたので報告する。
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中村 洋
原稿種別: 本文
p.
68-69
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
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宮本 勝, 日下 勝博, 狩野 幹夫
原稿種別: 本文
p.
70-71
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
輪換畑における小麦の安定多収(50kg/a)と適正な粗タンパク質含量(10〜11%)を得るための生育指標値の策定と窒素施肥法を試みた。
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吉田 智彦, 穴澤 拓未, 明石 春奈
原稿種別: 本文
p.
72-73
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ワイルドライス(Zizania palustris L.)は, 別名アメリカマコモと呼ばれるイネ科マコモ属の植物(n=15)である. 子実部を食用とし, 主にアメリカ・カナダにおいて, 分布・栽培されている. 湛水条件下で生育するため, 水田栽培の可能性が高いと考えられ, 水田の転作作物として興味深い. 本研究では, ワイルドライスの日本での栽培の可能性を探るため, 移植期を異にして収量への影響を調査した.
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下山 敏広, 角張 徹, 大川 泰一郎, 平沢 正
原稿種別: 本文
p.
74-75
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
ダイズは生殖成長期間中に, 他器官から子実に多量の窒素の再転流が起こることが知られている. この過程において窒素の主要なソース器官である葉はその構成成分の分解など, 一連の老化の過程をたどることとなる. 著者らは前報でダイズ品種エンレイとタチナガハの間で稔実期間中の葉の老化が異なる要因について検討し, タチナガハと比較して葉の老化の早いエンレイでは, 子実の窒素に占める葉由来の窒素の割合が高く, このことがエンレイの葉の老化を促進させると考察した. また, 莢を切除すると稔実期のダイズの葉の老化が抑制されることはよく知られている. 以上のことからダイズの葉の老化には稔実期間中の葉(ソース器官)と莢(シンク器官)の量的なバランスが大きく関与している可能性が考えられる. この点を検討するため本研究は, 莢切除処理(シンクサイズを減少)および葉切除処理(ソースサイズを減少)により葉と莢のバランスを変え, これらが器官の間の乾物分配と葉の緑色程度に及ぼす影響を調べた.
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王 春艶, 礒田 昭弘, 王 培武, 李 治遠, 阮 明艶
原稿種別: 本文
p.
76-77
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
The objective of this study was to evaluate the growth and eco-physiological performances and the adaptation ability of cotton under water stress conditions.
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平沢 正, 吉田 大作, 三王 裕見子, 大川 泰一郎
原稿種別: 本文
p.
78-79
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
著者らはこれまでに, 栽植様式の異なる湛水直播水稲, 移植水稲の乾物生産特性を比較し, 両水稲とも(1)個体密度がほぼ等しい時には1株1本立て水稲(以下単に1本立て)は1株3本立て水稲(以下単に3本立て)に比較して, 幼穂形成期以後の乾物生産量が大きく, その結果子実収量が多くなること, (2)1本立ての乾物生産量が大きくなる要因には, 受光態勢が良いことと窒素蓄積量が多いことによって登熟期間中の光合成速度を高く維持することがあげられること, を明らかにした. 1本立て水稲は茎当たり冠根数が多く, 茎基部からの出液速度が登熟期間中高く維持されていることから, 1本立て水稲は吸水能力が高く, したがって晴天日の日中の水ストレスの程度も小さいことが予想される. そこで本報告は, 湛水直播栽培した水稲を用いて, 根の吸水能力の指標となる水の通導抵抗と光合成速度の日中低下程度を1本立てと3本立てで比較した.
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石王 俊成, 今井 勝
原稿種別: 本文
p.
80-81
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
オゾン(O_3)は, 農作物の光合成を阻害し, 可視被害を与えて生育抑制ひいては減収をもたらす. 一方, 現在上昇しつつある二酸化炭素(CO_2)濃度は, C_3植物である水稲にとって光合成産物の生産面で有効に働くと同時に, O_3による被害を軽減するかも知れない. 本研究は, CO_2とO_3の同時暴露が水稲の光合成や乾物生産などに及ぼす影響を明らかにするために行った.
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小堀 賢吾, 今井 勝
原稿種別: 本文
p.
82-83
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
下層大気のオゾン(O_3)は農作物の成長低下や収量減退を引き起こす. O_3による初期の影響の一つは純光合成速度の抑制である. 一方, 二酸化炭素(CO_2)は光合成の基質であるので, 将来予測されるCO_2濃度の上昇によって光合成が促進され, O_3による負の影響を緩和することが予想される. 本実験は, 水稲を用いて葉の光合成速度に及ぼすO_3およびCO_2の影響を解析する目的で行った.
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礒田 昭弘, 森 正延, 高野 杏子, 王 培武, 李 治遠, 毛 洪霞
原稿種別: 本文
p.
84-85
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
本実験は乾燥地域である中国新疆ウイグル自治区において、草型の異なるダイズ中国3品種と日本2品種を2年間、密植、点滴かんがい条件で栽培し、収量および乾物生産特性について検討した.
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イナムラ , 礒田 昭弘
原稿種別: 本文
p.
86-87
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
Soybean and cotton exhibit different heliotropic leaf movements during daytime to regulate radiation interception, leaf temperature and transpiration etc. These leaf movements are more conspicuous during drought stress. The objectives of the present experiment were to study different kinds of deleterious and/or adaptive changes in terms of leaf temperature, leaf photosynthesis and transpiration under various irrigation levels in soybean and cotton.
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新田 洋司, 鈴木 祐太, 松田 智明
原稿種別: 本文
p.
88-89
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
フリー
コムギ根系を形成する根は5〜6本の種子根と数10本の冠根である. この数はイネなどに比べると少ないため, より適切な肥培管理を行い, 根の活力を高めて長く伸長させ, 健全な根系を作る必要がある. しかし従来, 冠根の形成時期(ステージ)や形成部位などについてはほとんど知られていなかった. 本報では, ポット栽培し, 葉齢(イネと同様に数えた)7.2の時に採取した主茎を用いて, 冠根の原基が形成される茎軸部位とその形態的特徴について検討した. なお本研究では, 未出現の原基組織に加えて, 出現した冠根の茎内組織もあわせて冠根原基と呼んだ.
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和田 義春, 若井 めぐみ, 房 相佑
原稿種別: 本文
p.
90-91
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
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筆者らは, 先にC_3-C_4中間種であるD. tenuifoliaとC_3種のダイコン(Raphanus sativus)の人為複二倍体および二基三倍体を調査し, CO_2補償点はゲノム数に応じて変化することを報告した. アブラナ科のDiplotaxis属には, C_3種(D. viminea)とC_3-C_4中間種(D. tenuifolia)および両者の天然複二倍体種(D. muralis)が存在する. そこで, 天然に存在する複二倍体種の光合成, 光呼吸特性を関連する両親種と比較して調査した結果を報告する.
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中村 浩規, 今井 勝
原稿種別: 本文
p.
92-93
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
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食用カンナ(canna edulis Ker-Gawl.)は潜在生産力は高いが, 開発の進んでいない資源植物の一つであり, 病害対策も不十分である. 例えば, ウィルスに感染すると収量が制限されてしまうが, 組織培養系は未だに確立されていないためウィルスフリー個体の増殖は困難である. 本研究では食用カンナの培養系を確立する事を目的とし, 外植片の違いによる形態形成の過程を明らかにするために行った.
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石田 義之, 今井 勝
原稿種別: 本文
p.
94-95
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
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食用カンナ(Canna edulis Ker-Gawl.)は地上部の生育が旺盛で, その葉も大型であり優れた受光態勢を有する. 本研究は, 高い物質生産力を支えている葉に注目し, そのガス交換特性について二酸化炭素(CO_2)濃度との関係を明らかにすることを目的として行った.
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鴻田 一絵, 松田 智明, 篠木 佑, 新田 洋司
原稿種別: 本文
p.
96-97
発行日: 2003/12/05
公開日: 2017/08/24
会議録・要旨集
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コムギ胚乳の組織形成と一次デンプン粒の形成が開始する登熟初期の過程において, 同化産物の転送に関わる組織の構造的変化を観察した.
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