大学図書館研究
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小特集:これからの学術情報システム
  • 小山 憲司
    2019 年 111 巻 2033
    発行日: 2019/03/31
    公開日: 2019/03/27
    ジャーナル オープンアクセス
    これからの学術情報システム構築検討委員会は,大学図書館と国立情報学研究所との連携・協力推進会議の下に設置された,国公私立大学の枠を超えて今後の学術情報システムのあり方について検討する組織である。2012年の設置以降,それまでに行われてきた議論を参照しながら検討を進め,2015年5月にその後の推進方針となる「これからの学術情報システムの在り方について」をとりまとめた。電子情報資源のデータの管理・共有とNACSIS-CAT/ILLの再構築(軽量化・合理化)の2 点を当面の課題として設定,それぞれ作業部会を設置し,具体的な活動を進めたほか,将来に向けた取り組みについても議論を重ねてきた。本稿ではこれまでの議論を紹介するとともに,私見も交えながらこれからの学術情報システムの方向と課題について検討した。
  • 飯野 勝則
    2019 年 111 巻 2031
    発行日: 2019/03/31
    公開日: 2019/03/30
    ジャーナル オープンアクセス
    電子リソースデータ共有作業部会において扱う「共有」には (A) 各機関から外部に対して行う共有,および (B) 外部から各機関に対して行う共有,の二つの意味がある。 (A) の事例としては本作業部会で運営するERDB-JPがある。 (B) についてはコンソーシアムが扱うタイトルリストやライセンス情報などの共有が仮定されるが,未だ十分なシステム環境は用意されていない。しかし今後,日本国内において,図書館サービスプラットフォーム (LSP) などのシステムを,複数の機関で選択的に共同調達・運用できる環境を構築することができれば,その状況は大きく改善するだろう。
  • 佐藤 初美
    2019 年 111 巻 2032
    発行日: 2019/03/31
    公開日: 2019/04/10
    ジャーナル オープンアクセス
    1985年に運用を開始したNACSIS-CATは,共同分担目録方式によって日本の大学図書館の業務負担を軽減するとともに総合目録データベースの構築に成功し,日本国内のみならず海外の日本関連の研究者たちの研究活動に大きく貢献した。一方で学術情報流通の主流は着実に紙から電子へと移行した。将来にわたって学術研究の支援を確実に行っていくためには,NACSIS-CAT/ILLを基本とした学術情報流通の枠組みを早急に再構築していく必要がある。本稿では,新たな学術情報システムの構築を巡る検討の経緯を振り返り,2020年段階での変更点を詳述するとともに,その後の展望について述べる。
論文
  • 尾城 友視
    2019 年 111 巻 2034
    発行日: 2019/03/31
    公開日: 2019/04/25
    ジャーナル オープンアクセス
    近年オランダでは,政策レベルでオープンアクセス (OA) が推進され,各大学図書館において現場レベルでの支援が行われている。本稿では,2018年11月にユトレヒト大学,ティルブルフ大学,オランダ大学協会 (VSNU) で実施したインタビュー調査に基づき,オランダの大学図書館におけるOA支援について報告する。ユトレヒト大学では,戦略プランにOA支援を位置づけ,OAファンドやジャーナル出版支援といった取組みを進めている。ティルブルフ大学では,オープンサイエンスに関するアクションプランの中で,ジャーナル出版支援やプレプリント発信等を目指す動きが見られる。VSNUでは,出版社交渉をはじめとする活動により,国内のOA活動を推進している。これらのオランダにおける取組みは,日本の大学図書館における研究支援のあり方を考える上でのモデルケースになると考える。
国公私立大学図書館協力委員会ニュース
国立大学図書館協会ニュース
編集後記
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