大学図書館研究
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最新号
選択された号の論文の6件中1~6を表示しています
小特集: 電子資料の契約と提供
  • Maruzen eBook Libraryを例に
    藤本 優子
    2021 年 119 巻 2125
    発行日: 2021/11/30
    公開日: 2021/11/27
    ジャーナル オープンアクセス
    慶應義塾大学メディアセンターにおける和書の電子書籍の購入,管理,提供について,Maruzen eBook Libraryを例に報告する。本学では,Almaを使用して,購入済みタイトル,契約,発注・支払情報を一元管理している。メタデータはAlmaのCentral KnowledgeBaseを使用しているが, 様々な問題を抱えている。検索システムKOSMOSに試読可能タイトルも含めて搭載し,利用者に提供しており,リクエスト機能と管理者画面の購入機能も活用している。また,コロナ禍での業務や利用状況を振り返り,和書の電子書籍が直面している電子化の遅れや利用条件等の改善の必要性についても述べる。
  • 追手門学院大学の実践事例
    湯浅 俊彦
    2021 年 119 巻 2129
    発行日: 2021/11/30
    公開日: 2021/12/09
    ジャーナル オープンアクセス
    大学図書館における電子資料の契約と提供は,業務処理のテクニックの問題ではなく,現在の大学図書館の喫緊の課題である大学DX(デジタルトランスフォーメーション)と関連づけて考える必要がある。本稿では,日本語タイトルの電子学術書を授業で活用するための歴史的経緯を振り返り,学生が1人1台のデバイスをもつことなどの情報環境整備,電子図書館サービスなどの図書館情報資源整備の必要性を検討する。また,学生の授業成果物などを電子書籍化し,電子図書館に登録・公開する「知の循環構造」の構築を実践的に行う,図書館のプロデュース機能から見た電子資料の契約と提供について考察する。
  • 宮地 佐保, 寺嶋 梓
    2021 年 119 巻 2124
    発行日: 2021/11/30
    公開日: 2021/11/27
    ジャーナル オープンアクセス
    大阪大学では,2019年12月にケンブリッジ大学出版と「Read & Publish モデル」の契約を締結した。これは2019年に大学図書館コンソーシアム連合とケンブリッジ大学出版との間で合意された提案に基づく契約であり,既存の購読モデルにOA 出版の内容を加えた新しいタイプの契約モデルである。本稿では,Read & Publish モデルが提案された背景を踏まえつつ,契約に至るまでに契約担当者が行った検討内容,契約後に行っている実務,今後検討すべき課題について報告する。
論文
  • New asynchronous learning opportunities?
    John AUGERI
    2021 年 119 巻 2122
    発行日: 2021/11/30
    公開日: 2021/12/09
    ジャーナル オープンアクセス
    If the COVID pandemic virtually shutdowned most of the face-to-face activities on the campuses, it also induced an unprecedented paradigm shift on the teaching and learning practices that goes beyond the face-to-face / distance dimension usually concentrating the prospective discussions. Among the practices that experienced a dramatic increase of use through the responses implemented since spring 2020, some of them reflected a significant evolution of the faculties’ mindset regarding novelty in their teaching activities. The asynchronous learning activities, especially, that are natively conducted online, showed relevancy important enough to consider a face-to-face transposition in the post-COVID scenarios, making these more than a simple restoration of the pre-COVID configuration. In such a transposition, the Learning Commons, generalized in Japan, could find an opportunity to move from the informal activities they usually host, to a non-formal model that would imply a closer involvement of the faculties. They could thereby reach a new level of integration in the academic strategies, and overcome the pre-COVID limitations they were facing regarding the Active Learning practices they were designed to support. As a foreshadowing of middle and long-term perspectives for the teaching and learning practices, this paper comes back on the pre-COVID situation of these Learning Commons, and discusses the nature and the conditions of the transposition of new asynchronous face-to-face activities that could involve them.
  • 九州大学の事例に基づく考察
    児玉 芽生, 石田 栄美, 渡邊 由紀子, 冨浦 洋一
    2021 年 119 巻 2123
    発行日: 2021/11/30
    公開日: 2021/12/10
    ジャーナル オープンアクセス
    COVID-19により物理的な図書館の利用が制限された特殊状況下において,電子書籍の積極的な利用が期待されている。そこで本稿では,電子書籍のニーズを把握するために,パンデミック前とパンデミック下の九州大学の利用ログを対象に利用傾向を分析した。全体的な傾向として,パンデミック下では電子書籍の利用が増加していた。またMaruzen eBook Libraryについて,アクセス回数,利用時間,ダウンロードページ数の3尺度から分析し,新たなニーズと尺度によって異なる利用傾向が把握可能なことを示した。最後に,電子書籍の利用傾向をまとめ,さらに3尺度の有効性や利用可能性について述べた。
編集後記
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