大学図書館研究
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96 巻
選択された号の論文の9件中1~9を表示しています
小特集:図書館と教員との協働
  • 高橋 温子
    2012 年 96 巻 p. 1-9
    発行日: 2012/12/31
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル オープンアクセス

    近年,日本語教育では,日本語中・上級レベルにおいて内容重視型カリキュラムや批判的思考力を取り入れた学習活動を採用する動向がみられている。一方で,初級レベルでは,教科書の基本文法,語彙,表現,漢字を学習するという言語習得を重要視した伝統的なカリキュラムが組まれている。ここで,問題になるのが,教科書中心の初級カリキュラムに慣れた学習者が中級レベルに進む際に,教科書外の教材を中心とした内容重視型カリキュラムで求められる自律学習能力に欠けているという現状である。本稿では,情報リテラシーをどのように言語学習活動に応用できるのかを検討し,日本語教師と図書館員の協働作業のもと,日本語教育と情報リテラシー教育を融合させたカリキュラムを作成し,アメリカ私立女子大学の1つであるスミス大学の日本語1年生コースで実践した例を紹介する。初級レベルから情報リテラシーを言語学習能力と共に培うことは,学習者の初級から中級レベルへの移行をスムーズにし,言語・文化・社会情報に関わる内容重視型の学習活動に必要とされる自律学習能力の育成に役に立つのではないかと考える。

  • 久松 薫子, 西脇 亜由子
    2012 年 96 巻 p. 10-15
    発行日: 2012/12/31
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル オープンアクセス

    明治大学図書館では,教員と協力して利用者教育を行うだけでなく,互いのニーズや方針を評価活動等を通じて明確にし教育内容に反映させている。特に「図書館活用法」におけるプログラム評価活動では,教員対象アンケート調査と学部へのインタビュー調査を行った。その教育活動・評価活動について報告する。

  • 杉 岳志
    2012 年 96 巻 p. 16-22
    発行日: 2012/12/31
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル オープンアクセス

    図書館職員・専門助手・教員の役割に着目して,一橋大学における図書館と教員及び図書館職員と専門助手の協働を紹介する。一橋大学では2007年度に専門助手制度が導入され,以来,専門助手は図書館職員と教員の中間的な存在として独自の役割を果たしてきた。情報リテラシー教育の分野では,専門助手は時には図書館職員,時には教員と同じ役割を担い,時にはいずれとも異なる役割を受け持った。学芸員資格科目では,専門助手は実習の講師を務めた。展示における図書館職員と専門助手の役割は年によって異なるが,2010年度の企画展示では図書館職員と専門助手がともに企画立案を行った。

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