イギリスのウェールズ州の首府であるカーディフにおいて、9月11日~14日の間、第19回マイクロ波高周波加熱会議(19th International Conference on Microwave and High Frequency Heating)がAssociation of Microwave Power in Europe for Research and Education(AMPERE) の主催によって開催されました。会議は、カーディフ大学のキャンパスにて開催されました(図1)。カーディフは歴史も古く、1世紀ごろ、ローマ人が砦を築いたことから始まり、カーディフ北西にウェールズ炭と呼ばれる良質の炭鉱があることから、産業革命以降、飛躍的に発展した街として知られています。カーディフ大学は、1883年に創立され、イギリスの研究重点大学から構成されるグループです。また、ウェールズ科学技術大学との合併後、1988年にカレッジ・オブ・アームズから紋章を授与され、その紋章は天使とウェールズの旗のシンボルである赤のドラゴンとなっています。
横浜でハイブリッド開催されたAPMC 2022(会期:2022年11月29 日から12月2日)は,「新しい社会秩序のなかでスーパースマート社会の実現を目指すマイクロ波工学の挑戦(Challenges of microwave engineering for the super smart society in the new normal)」がテーマでしたが,これに引き続き今年は,中華民国(台湾)で2023年12月5日(火)から8日(金)の日程でAPMC 2023が「世界をつなげるマイクロ波(Microwave Linking the World)」をテーマに完全対面で開催された。
国際会議The 5th Global Congress on Microwave Energy Applications 2024 (5GCMEA)は、7月22日(月)から25日(木)にかけて、九州大学椎木講堂において開催されます。5GCMEAでは、カーボンニュートラル社会の実現に向けたマイクロ波・高周波エネルギー応用技術の研究開発に関連した以下に示す6分野を中心に論文を募集し、国内外から多くの優れた論文が投稿されました。