地盤工学ジャーナル
Online ISSN : 1880-6341
ISSN-L : 1880-6341
2 巻 , 1 号
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論文
  • 早野 公敏, 水上 純一, 鈴木 哲雄
    2007 年 2 巻 1 号 p. 1-10
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/03/26
    ジャーナル フリー
    空港アスファルト舗装の層間剥離の探査手法として,夜間の限られた時間で広い面積が調査できる必要があることから,赤外線カメラを用いた非破壊試験に注目した。本研究では空港アスファルト舗装の層間剥離を模擬したアスファルト混合物層の実物大供試体を作製し,環境室内にセットして昼夜の変化を再現して,赤外線カメラで夜間帯の供試体表面温度分布を測定した。得られた表面温度および内部温度の分布特性から,赤外線カメラで探査しやすい層間剥離の形態や調査に望ましい舗装環境について考察を行った。
  • 村松 大輔, 張 鋒, Shahin H.M.
    2007 年 2 巻 1 号 p. 11-23
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/03/26
    ジャーナル フリー
    近年,土のうが基礎構造物の本設工として用いられる事例が増えているが,設計の場面で重要とされる数値解析手法の確立に関する研究はほとんど行われていない。本研究では,松岡らの二次元模型実験結果との比較に基づき,弾塑性有限要素法解析による,土のうにより補強された地盤の数値解析を行った。提案モデルは模型実験の力学挙動をよく表現することができ,実験結果と定性的・定量的によく対応する解析結果を得られた。また,模型実験だけでは測定困難な諸量を明らかにすることができた。
  • 長谷川 憲孝, 柳浦 良行, 高橋 嘉樹, 和田 昌大, 飯塚 敦
    2007 年 2 巻 1 号 p. 25-35
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/03/26
    ジャーナル フリー
    本論文は,性能設計に向けた護岸築造工事に伴う沖積粘性土の挙動を把握するために実施した動態観測,土質試験結果について考察を加えたものである。海上での護岸築造工事の動態観測は,地盤変形が大きいことによる計器の破損や荒天時のデータ欠如等の問題が生じ,計測方法・測定値の評価方法等に多くの工夫が必要であった。当現場では,各種埋設計器の設計・施工に工夫を施すことにより,海上現場で精度の高い沖積粘性土の挙動に関する動態観測データが得られた。この護岸築造における動態観測結果を詳細に考察した結果,事前に実施した土の段階載荷による圧密試験で得られたe-logp曲線に沿って圧密が進んでいることが分かった。また,土のせん断ひずみは,護岸盛土の進行に伴い深度,地層により,その大きさ,速度は異なり,荷重載荷後直ちに変形は終了しないことが分かった。
  • 河野 貴穂, 青木 雅路, 佐藤 英二, 丸岡 正夫
    2007 年 2 巻 1 号 p. 37-49
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/03/26
    ジャーナル フリー
    都市部の軟弱地盤における根切り工事においては,根切り底地盤を事前に改良することにより山留め壁変位を抑止する工法が利用されている。本論文は,軟弱地盤における根切り工事において,根切り底地盤を部分的に改良する梁状地盤改良工法を適用した地下工事における山留め壁変位の実測結果に基づき,梁状地盤改良による変位抑止効果を示した。また,梁・ばねモデルにより梁状地盤改良を用いた山留め挙動の評価方法を示し,実測結果との比較により評価法の妥当性を検証した。
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