家政学雑誌
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13 巻, 6 号
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
  • 貝類及びその溶出液のカルシウムの定量
    飯盛 キヨ, 飯盛 喜代春
    1962 年 13 巻 6 号 p. 393-398
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 貯蔵間におけるpHの変化及び蛋白変性について
    田坂 邦子, 能島 英子, 松本 武, 守 康則
    1962 年 13 巻 6 号 p. 399-401
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    (1) 卵白は貯蔵中比較的速かに水様化を起し、同時にpHの著しい上昇がみとめられる。
    (2) 室温貯蔵、炭酸ガス気流中貯蔵、紫外線照射貯蔵の三者について、pHの変化をみるに水様卵白、濃厚卵白の間には有意の差はみとめられない。炭酸ガス貯蔵の場合がもっともpHの上昇が少ない。
    (3) 卵白蛋白質貯蔵中の変性度をコンゴレッド法により定量するに、炭酸ガス気流中貯蔵がもっとも変性度が低く、室温貯蔵、紫外線照射貯蔵の場合は変性度が高い。これらの実験結果より、卵白水様化にはAlmquist及びLorenzらの指摘するごとく、貯蔵中の炭酸ガスの発散に伴うpHの上昇とこれに伴う蛋白質の繊維構造の変性が一因をなすものと考える。
  • 味噌の熟成中の緩衝能の変化について
    伊東 清枝
    1962 年 13 巻 6 号 p. 402-404
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    (1) 味噌の仕込後熟成するまでの過程における一般分析pH、N性、蛋白態窒素、滴定酸度、緩衝作用及び測色の変化について調べた。
    (2) 熟成するにしたがって水分、食塩、全窒素及び全燐酸は変化しないが、pHは酸性に変化し、総酸は増加した.蛋白溶解率及び分解率も増加した。滴定酸度I、IIは増加したが、特に切返し直後の増加は著しかった。緩衝作用は次第に増加し、熟成前半期のアルカジ側の変化は特に著しい。測色は熟成にともなって、黄色赤紫色が増加して、美しい信州系の色調に変化した。
    (3) 蛋白溶解率と分解率及びpHと総酸量の点から、正常な醗酵過程を経た味噌であると考えた。
    (4) 以上(2)(3)の点から信州型の典型的速醸味噌であると考えた。
  • 耐光性について
    佐成 郁子
    1962 年 13 巻 6 号 p. 405-410
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 損耗の実態について
    山田 都一, 矢吹 喜代子
    1962 年 13 巻 6 号 p. 411-418
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 大野 静枝
    1962 年 13 巻 6 号 p. 419-423
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 水溶液の吸収スペクトル変化
    赤土 正美, 桜井 淳子
    1962 年 13 巻 6 号 p. 424-427
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 藤井 千枝
    1962 年 13 巻 6 号 p. 428-432
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 嗜好色と着用色における色調和
    山口 久子, 加藤 元子, 中保 淑子, 椙山 藤子
    1962 年 13 巻 6 号 p. 433-436
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 中島 清子
    1962 年 13 巻 6 号 p. 437-440
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 鹿股 寿美江
    1962 年 13 巻 6 号 p. 441-445
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    ソシオメトリックテストの結果から設定したStarとNone Starとを比較すると、Starの方が家庭環境ならびに適応性パーセンタイル値、学力の綜合評価の得点においても、すぐれている。しかし、団地の方がその差のひらきが大である。つぎに、家庭環境の標準以上と以下に分類して10項目にわたる適応性のパーセンタイル値について考察すると、興味ある結果を見出すことができた。すなわち非団地の方に、家庭環境が標準以上で、不適応の児童をふくむ率がたかい結果を示す場合が多い。この事実から児童の性格形成の上に、団地、非団地という居住形態の上から分類した生活環境の差異が、影響しているであろうということは、推察することができるが、さらにくわしい生活環境の要因分析の上にたたなければ、およそ、結論をみちびき出すことは困難である。
  • 岡村 益
    1962 年 13 巻 6 号 p. 446-450
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 農家における余暇利用の状況
    橋本 貴美子, 石川 諄子
    1962 年 13 巻 6 号 p. 451-457
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
    1. 調査に対する反省
    今回の調査は始めに述べたように生活改良普及員の方を通して行った調査であるので、調査対象となった家庭は目頃普及員の方々にかなり協力的な家庭が選ばれた。そのため平均より経済的にも知識的にもやや上位の農家が対象となった様である。このことは耕地面積、農機具や家庭器具の持ち方からも察せられる。農業経営の方法も家畜の飼育状態等から分かるように、多角的経営はあまり行われて居らず、従って余暇には相当恵まれた家庭であろうと考えられる。それ故この調査の結果が全部の農家にあてはまるとは考えられない。
    次に調査内容として今回は余暇の量よりも質ということで、余暇時間がどれだけあるかは調査しなかったのであるが、やはり余暇の内容が時間的にどれ位の割合で利用されているかを調査すべきであったと思っている。
    2. 調査結果のまとめ
    余暇の内容は多種・多様であるが、やはり何れの統計にも見られる結果と同様、新聞を読む、ラジオをきく、テレビをみる、休息、雑談等が高率を占めて居り、一般的には農家としての特徴は見られない。しかし農家の中でも農業従事者と農業外の仕事の従事者とでは年齢との関係もあるが、相当余暇利用の仕方に相違が見受けられ、農業従事者は家庭内での余暇利用が多く、農業外の仕事に従事する者は家庭外での余暇利用が多くなっている。
    全般的に余暇の内容は健康で、パチンコ、マージャン、競輪、競馬等は極く少数者に楽しまれているのみで、特に余暇のために弊害を起こしているとは考えられない。
    これら余暇の中でも社会事業、婦人会活動、P.T.A活動、各種の講習会に参加すること等は或る程度強制的に参加させられる向きもあり、本当に余暇の利用といい得るか否かは疑問である。しかしこのような会合に参加することによって各種の知識を得、生活を改善して余暇を作り出そうとする意欲も生れて来るようになるかもしれない。強制的な面から出発して、自主的な方向へ向けられれば幸であると思う。
    余暇の種類は農業外の、しかも若い世代の人に多く、之等の人達が誤った方向へ余暇利用をしないように指導されなければならない。
    30代、40代、50代の中年層は家庭生活と直接つながりのある家族の団らんや子供の勉強をみる事、家庭内で新聞を読んだり、ラジオをきいたり、テレビを見たりということが多く、本当に自分の趣味を生かした余暇利用は少ない。
    老年者は農家に限らず、一般的にもそのような傾向であろうが、余暇の種類は少ない。何か自分の特技、趣味といったようなものを身につけて、本当に意義ある余暇の過し方ができるように心掛けることが必要であると思う。
  • 伊藤 秋子
    1962 年 13 巻 6 号 p. 458-462
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
  • 勘定体系に関して
    今井 光映
    1962 年 13 巻 6 号 p. 463-468
    発行日: 1962/12/15
    公開日: 2010/03/09
    ジャーナル フリー
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