家政学雑誌
Online ISSN : 1884-7870
Print ISSN : 0449-9069
ISSN-L : 0449-9069
34 巻, 8 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 伊東 清枝
    1983 年 34 巻 8 号 p. 443-452
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
  • 岩崎 芳枝
    1983 年 34 巻 8 号 p. 453-461
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
  • 丹羽 雅子
    1983 年 34 巻 8 号 p. 462-473
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
  • マイクロ波加熱による食品の硬化現象について (第10報)
    肥後 温子, 島崎 通夫, 野口 駿, 中沢 文子
    1983 年 34 巻 8 号 p. 474-479
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    パンを種々の段階までマイクロ波加熱し, 加熱後の結合水量を経時的に調べたところ, 加熱直後の結合水量と加熱後の結合水量の変化とに, 伝熱加熱とは異なる明らかな特色を認めた.こうした水の状態の違いは他成分に与える影響が大きいと考えられ, マイクロ波加熱後の物性の急激な変化は, 水の変化と対応している面がある.
  • 増田 智恵, 増田 茅子
    1983 年 34 巻 8 号 p. 480-487
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    The replicas of the neck surfaces were made by using a gypsum method for 7 female subjects (average age 19.5) under seven different positions of the neck. Each replica was developed for flat neck surface patterns.
    We have investigated the relationship between these 7 developed patterns corresponding to 7 kinds of neck movements and the measurements of neck level. The following data on the drafting of standing-collar were obtained.
    1) The measurement of the back neck-line of patterns did not show any change even by the neck movements. The measurement of the front neck-line of patterns in moving has increased from 0.48 to 0.92 cm on the average which was longer than the measurement of the body front neck-line in the normal position.
    2) The measurement of the edge-line of patterns has been longer than the neck girth of a match for the edge-line in the normal position according to the neck movements. Those average changes in the large measurement has been from 0.44 cm to 1.10 cm, and in the front edge-line of patterns has been from 0.50 to 1.77 cm.
    3) The neck-line shape of patterns in each subject was not similar, but there were individual differences. Therefore, it does not fit to the neck in case of drafting the standard neck-line shape of standing-collar.
  • 高さ調節実態より見た場合
    菊沢 康子
    1983 年 34 巻 8 号 p. 488-497
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    家庭用学習机・椅子の使用実態と児童の身体計測結果とをもとに, 児童の机・椅子高さの体位への適合状態について分析を試みた.
    調査対象は, 福山市立の小学校, 中学校, 高校から各1校と国立大学附属の小学校, 中学校, 高校各1校を選び, 全児童にアンケート調査を行うとともに身体計測を行った.ついでJIsの学校家具の高さ基準を適用して各対象児童ごとに求めた机・椅子の適正高さと, 実際に使用しているそれらの高さとの比較を行い, つぎのような知見を得た.
    1) 小・中学生および高校生を通じて, 机は小学校入学時またはそれ以前に購入したものを使用しているものが2/3以上を占め, さらにそれらは高さ調節装置をもつものがほとんどであった.
    一方, 椅子については, 小中学生では, その2/3以上が小校入学時またはそれ以前に購入したものを使用していたが, 高校生ではそれに該当するものは過半数を割り, 途中で買い換えをしているものが机の場合よりも多いことが明らかになった.
    以上の使用実態は, とくに机の場合は身体の発育段階に応じられる高さ調節機構が是非必要であることを示唆している.
    2) 机および椅子の高さ調節の実態については, 小・中学生および高校生を通じて約3割のものが過去にまったく高さ調節を行った経験をもっていない.また, 経験のあるものでも小・中学校期の体の発達の著しい時期に1年の間に高さ調節を1回も行ったことのないものが約3割認められた.
    なお, 調節方法については机と椅子の両方を用いて行っているものが最も多く認められた.
    3) 調査時に使用していた机および椅子の高さと, 各対象者の身体計測値をもとに算出した適正高さとを比較した結果, 小学生では机・椅子とも高さ過大になっているものが極端に多いことおよび中学生・高校生ではそれらの高さが過大・適正・不足にほぼ3分されていることが認められた.
    4) 差尺の, 適正値に対する過大・適正・不足に対して, 机・椅子の高さとの関連を調べた結果, 差尺が適正であるものは, 中学生・高校生では机・椅子とも適正高さとなっているものが最も多いが, 小学生では机・椅子とも高すぎるものが最も多くなっていることが認められた.
    つぎに, 差尺が過大のものは, 小学校高学年, 中学生, 高校生の場合は机が高すぎるため差尺が過大となっているものが最も多かったが, 小学校低学年では机だけでなく椅子も高すぎるものが最も多かった.
    なお差尺が小さすぎるものは全体的に少なかった.
    5) 以上の使用実態に対して, 市販の家庭用学習机および椅子の供給状況を見るためカタログ調査を行った結果, それらの調節可能最低高さは, 小学校1年生の身体計測値の平均を用いて算出した適正机高さおよび椅子高さにまで下げうるものは見当たらなかった.
    以上の結果を総合すると, 家庭用学習机・椅子を適正高さで使用することに対する保護者および児童の生徒の認識が十分でないことが明らかでありこの点の啓発の必要性が認められる.
    一方, 小学校低学年で机・椅子とも適正高さにくらべて高すぎるものを使用しているものが圧倒的に多い原因には, 市販の机・椅子が適正高さにまで下げて調節できないという机・椅子の高さ調節機構にも一因があることが明らかになった.
  • 都市勤労者夫妻の生活時間・生活行動 (第2報)
    森 ます美, 天野 寛子, 伊藤 セツ, 大竹 美登利
    1983 年 34 巻 8 号 p. 498-508
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    In September, 1980, we investigated the time-budget in relation to activities of married couples, in which not only the primary but also the secondary and the third activities taking place during the main ones are included.
    We analysed time-budget grouping in three types. They are as follows : 1) both husband and wife employed full-time, 2) husband employed full-time with the wife non-employed, 3) husband employed full-time with the wife employed part-time.
    The findings are as follows :
    1) There are distinct differences between both sexes in each case of the three types.
    2) Husbands' productive work time is over eleven hours. Consequently their socially, culturally activated time is short and its contents are poor. On the other hand, time spent by wives employed full-time or part-time is pressured by the double burden of their productive work time and household work time, and their socially, culturally activated time is short and poor also.
  • 長 修司, 田中 敦子, 米岡 真由美
    1983 年 34 巻 8 号 p. 509-513
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    高コレステロール食あるいは高トコフェロール食を13日間与えたのちに急性アルコール中毒を起こさせた (体重1kgあたり6gのニチルアルコールを経口投与し, 16, 5時間後に屠殺した.対照群にはアルコールと等エネルギーのグルコースを与えた) 白ねずみの肝臓と血清の脂質レベルを調べた.
    1) 食餌中のコレステロールあるいはトコフユロールのレベルにかかわらず, アルコールを投与したラットの肝臓重量は対照群より重いか同程度であった.
    2) 食餌中のコレステロールの有無にかかわらず, トコフェロール適量 (0.01%) 食ラットをアルコール処理した後の肝臓TG量は対照群に比べて著しく増加し, 明らかに脂肝状態を呈した.
    3) 食餌中のコレステロールの有無にかかわらず, トコフェロール過剰量 (0.5%) 食ラットをアルコール処理した後の肝臓TG量は対照群の肝臓TG量と差はなく, 脂肝の生成が抑えられた.
  • とくに旭川地区の場合
    冨岡 文枝, 石直 圭治
    1983 年 34 巻 8 号 p. 514-523
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/10
    ジャーナル フリー
    1) 北海道旭川地区の冬期の野菜の貯蔵状態および方法についての聞きとり調査の結果, 野菜の貯蔵法は大別して家屋内地下むろ貯蔵と雪下貯蔵があり, 両貯蔵法を野菜の貯蔵適性や貯蔵量および生活の便宜性を考えて使い分けをしていた.また, 個々の野菜の貯蔵は貯蔵場所の温湿度と野菜の貯蔵最適条件の差をおぎなうための処置を種々ほどこして行っていた.
    2) 漬物も貯蔵野菜と同様に冬期の食生活の必需品の感があり, 漬け方も豊寓でたんなる塩漬は少なく, 糠, 粕, 糀などとともに砂糖などの甘味料や旨味料を使う漬物が多かった.また漬物の保存は凍結を防ぎ, かつ, 変敗を防ぐため適度の低温を維持できる積雪の中をうまく利用していた.
    3) 貯蔵野菜のビタミン量を分析した結果, 外観的には貯蔵時とまったく変化のない状態の野菜でもビタミンCは貯蔵中にしだいに減少し, 3月にはほぼ半分程度になるものが多かった.
    4) 漬物のビタミン量は低温下で保存されるためかビタミンCの残存率が高く, また糠, 粕, 糀漬にするためビタミンB2も生野菜よりはるかに多く含まれていた.また, いずれも長期保存漬であるにもかかわらず, 食塩量は少なくいわゆる即席漬あるいは当座漬に相当する量であった.
  • 健康シリーズ 1
    稲垣 長典
    1983 年 34 巻 8 号 p. 524-527
    発行日: 1983/08/20
    公開日: 2010/03/12
    ジャーナル フリー
feedback
Top