総合健診
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33 巻 , 5 号
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  • Yasuhiro NISHIZAKI, Hirokazu SHIOZAWA, Fumitoshi MORINO, Aya KOYAMA, K ...
    2006 年 33 巻 5 号 p. 495-501
    発行日: 2006/09/10
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    Objective The prevalence of non-alcoholic fatty liver disease (NAFLD) and non-alcoholic steatohepatitis (NASH) has been increasing in Japan. To determine epidemiological characteristics of NAFLD and suspicious NASH over the past 10 years, changes in the prevalence of ultrasound diagnosed nonalcoholic fatty liver and their ALT abnormality rates were analyzed.
    Methods The study included 45, 328 men and women who underwent general health check-ups in 1994 and 2004 at PL Tokyo Health Care Center. Changes in the prevalence of ultrasound diagnosed non-alcoholic fatty liver and non-alcoholic fatty liver with ALT abnormality such as suspicious NASH and their body mass index (BMI) were analyzed according to gender and age-specific grouping.
    Results There was a definitive increase over the past 10 years in the prevalence of ultrasound diagnosed non-alcoholic fatty liver. The prevalence of non-alcoholic fatty liver has risen significantly among men in their 30s to 60s and among women in their 60s to 80s. ALT abnormality rates such as suspicious NASH significantly increased among men in their 30s and 40s and women in their 60s and 70s. The BMI of ultrasound diagnosed non-alcoholic fatty liver showed an increase among men in their 30s and 50s and among women in their 60s and 70s. Increases of BMI were distinct in the age groups in which ALT abnormality rates had risen.
    Conclusions Over the past 10 years, the prevalence of ultrasound diagnosed non-alcoholic fatty liver and suspicious NASH has significantly increased. The age groups of 30s and 40s in men and 60s and 70s in women were at risk of suspicious NASH with increase of BMI, indicating that changes in age related intravital condition and/or lifestyle habits over lifespan are important.
  • 佐藤 友美, 野崎 良一, 山田 一隆, 高野 正博
    2006 年 33 巻 5 号 p. 502-505
    発行日: 2006/09/10
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    肥満と大腸ポリープとの関連性は以前から指摘されているが, 十分なevidenceはいまだ得られていない。そこで我々は性差を考慮した肥満と大腸ポリープ (腺腫) との関連性を検討する目的で, 1998年4月から2004年3月までの当院健診センターで内視鏡検査を受けた7, 497名 (男性3, 444例, 女性4, 053例) を対象に調査した。
    検討内容は性別・年齢を加味し, 肥満の判定は日本肥満学会の基準 (肥満; BMI≧25) に準じ, 大腸ポリープを目的変数, 性別, 年齢, 肥満の有無を説明変数としたロジスティック回帰分析を行った。
    解析の結果, 性差では男性は年齢が1歳増加することにオッズ比 (OR=1) は1.03倍 (95%信頼区間 (CI) , 1.02~1.04) と有意にリスクが増大した。また, BMIが1増加に対してORは1.08倍 (95%CI, 1.04~1.11) , 肥満者は非肥満者に対してORは1.44倍 (95%CI, 1.18~1.76) と有意に増大した。一方, 女性では年齢が1歳増加することにORは1.03倍 (95%CI, 1.02~1.05) と有意に増大した。BMIが1増加に対しては1.03倍 (95%CI, 0.99~1.07) であり, 非肥満者に対して肥満者のORは1.26倍 (95%CI, 0.94~1.69) とリスクの増大傾向にあったが, 有意な差は見られなかった。さらに男女合わせて解析した場合年齢が1歳増加するとORは1.03倍 (95%CI, 1.02~1.04) , BMIが1増加ごとに1.06倍 (95%CI, 1.03~1.08) , 非肥満者に対し現在の肥満者のORは1.38倍 (95%CI, 1.17~1.63) となった。また, 性別での比較検討はBMI・年齢で補正しオッズ比を算出した。男性 (OR=1) に比べて女性のORは0.39倍 (95%CI, 0.33~0.46) と有意に減少し, 男性の方が危険因子となる結果となった。
    以上から, 大腸ポリープ (腺腫) に対し性差では男性, 加齢および体重増加 (BMI増加) , 肥満度による分類では男性のみ有意差を認めた。
  • 吉村 良孝, 沖嶋 今日太, 江崎 一子
    2006 年 33 巻 5 号 p. 506-509
    発行日: 2006/09/10
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 65歳以上の高齢者を対象とした健康教室において運動を中心とした関わりが参加者の感情プロフィールにどのような影響を及ぼしたのかを検討することである。
    教室は週2回であり, 水中運動, レクリエーション, リズム体操などを行った。教室前後の感情プロフィールについて検討するため, POMSを用いて検査した。
    教室前後でのPOMSのT得点のすべての項目において有意な差は認められなかった。その中で「活気」のみが一般平均である50点を上回り, 良好な気分状態と考えられる「氷山型」の状態を維持していた。また, 教室参加率も84.2 (±14.1) %という高いものであった。
    本研究において, 参加者の教室参加率が高く, 気分が良好な状態を維持でいた要因として, 参加意欲の高い集団であったこと, 教室の流れを一定にしたこと, スタッフの関わり方などが考えられた。
  • 堀口 実, 山内 大典, 塚田 隆憲, 高谷 典秀, 高谷 純司, 高谷 雅史
    2006 年 33 巻 5 号 p. 510-516
    発行日: 2006/09/10
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
    目的と背景: 胃癌検診における胃癌発見のための胃X線画像読影の効率化と精度の向上は重要な課題である。そこで, Helicobacter pylori (以下HP) 感染が胃癌発生の背景にあり, 册感染がない正常胃粘膜からは胃癌の発生は認められないという報告に基づき胃X線画像からHP感染陰性・正常胃粘膜を判定できるかを検討した。
    方法: HP感染の有無の判定には血清抗Helicobacter pylori IgG抗体 (以下HP抗体) 検査 (EIA法) を用いた。我々の胃X線画像におけるHP感染陰性・正常胃粘膜の判定基準は「胃粘膜へのバリウムの付着むらがなく平滑で, 特に胃体部において胃小区は描出されにくく, さらに襞の太さが4mm以下で, 襞が多数かつ滑らかな走行を示す」である。対象はHP抗体検査で判定保留とされた例を除き, HP抗体検査と同日に胃X線検査を受けかつ除菌治療を受けていない159例である。前述のHP感染陰性正常胃粘膜の判定基準に則り, 医師と放射線技師がそれぞれ独立して読影しHP抗体検査結果と照合し統計処理を加えて検討した。
    結果: 医師と技師のHP感染陰性画像判定結果はそれぞれ, 感度: 79.6%, 79.6%, 特異度: 96.2%, 90.5%, 正診率: 90.6%, 86.8%, 陰性的中率: 91.5%, 81.1%, 陽性的中率: 90.2%, 89.6%であり, 医師, 技師のHP感染陰性の画像判定はそれぞれの項目すべてにおいて95%信頼区間の範囲内にあった。また, 医師と技師の画像判定結果の感度, 特異度, 正診率, 陰性的中率, 陽性的中率すべてにおいて両者の間に統計的有意差を認めなかった。さらに, 医師と技師の間でのCohenの評価の一致係数 (κ) は0.621であり, 医師と技師の間に高い一致が見られ, 医師の尤度比は20.9, 検査後オッズ: 10.7, 技師の尤度比は8.4, 検査後オッズ: 4.3であった。
    結論: 以上のことから“我々のHP感染陰性の正常胃粘膜判定基準”を用いた胃X線画像判定の有効性が示されたといえる。
  • 大藪 久則, 紙名 祝子, 米本 紀江
    2006 年 33 巻 5 号 p. 517-519
    発行日: 2006/09/10
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
  • 田内 一民
    2006 年 33 巻 5 号 p. 520-525
    発行日: 2006/09/10
    公開日: 2010/09/09
    ジャーナル フリー
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