人間‐生活環境系シンポジウム報告集
Online ISSN : 2434-8007
第44回人間-生活環境系シンポジウム報告集
選択された号の論文の46件中1~46を表示しています
  • p. Cover1-
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
  • p. App1-
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
  • p. App2-
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
  • p. App3-
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
  • p. App4-App11
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
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  • 実測と数値解析による定量的検討
    高田 暁, 栗木 孝輔 , Lu YUAN
    p. 1-4
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
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    書庫において図書を良好な状態に保存するため、除湿機が用いられることが多い。書庫では、多かれ少な かれ外気との換気が発生しており、これが書庫の温湿度や除湿機の負荷に影響を及ぼしていると考えられる。本 研究では、除湿機を常時稼働している大学図書館内の書庫の温湿度の実測結果より、外気流入量を抑制すること で、高湿な状態を抑えられることを示した。また、図書および壁体の熱湿気容量を考慮した書庫全体の温湿度に 関する数値解析を行い、書庫の温湿度を概ね再現できることを示すとともに、その解析モデルを用いて、外気流 入や除湿機運転の効果を量的に把握した。検討の結果、調査を行った書庫の場合、除湿機の運転量を少なくして も、外気流入を抑制することで、同程度の湿度環境が形成できることを示した。
  • -自作装置を用いた測定精度の検証-
    今井 亮太, 三田村 輝章
    p. 5-8
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
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    近年、調湿機能を謳う内装材の商品化が進む一方、従来の調湿性能の評価方法は、試験片の重量変化による ものが一般的であり、実環境における適用時の効果を想定した評価方法とは言い難い。そこで、本研究では、発汗 計に用いられる換気カプセルの原理に着目し、実環境における建材表面の吸放湿を直接計測する方法を開発する。 本報では、換気カプセルの原理に基づいた装置を自作し、装置に用いるカプセルの直径とカプセル内の換気回数 に関する検討を行った。実験チャンバー内に設置した吸放湿体の重量変化を吸放湿量の真値とし、自作装置で計 測した吸放湿量との比較から、各条件における精度を検証した。その結果、カプセルの直径ごとに最も精度が高く なる換気回数を算出したところ、直径 50mm では 23.0 回/min、直径 100mm では 13.4 回/min となった。
  • 硯 愛画, 高田 暁
    p. 9-12
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
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    低湿曝露に対する皮膚内部の水分移動や表面形状変化のメカニズムを明らかにすることを目的として、1 次 元の皮膚膨潤収縮モデルで温湿度変化に対する角層の含水率分布と厚みの応答を解き、含水率測定値との比較を 行った。中湿・低湿・高湿と湿度を変化させたときの共焦点ラマン分光装置による角層内含水率分布測定につい て、表面からの距離 20m 以下の領域の分布形状を再現でき、深さ 0~10m 領域の含水率の大小関係が実験値と計 算値で概ね一致した。また、計算値により、角層厚み・含水率に与える影響は低湿曝露よりも高湿曝露のほうが大 きいが、低湿・高湿どちらも湿度変化の影響は角層深部まで及ぶことが示された。一方、肌水分計を用いた皮膚含 水率時間変化測定について、低湿曝露中の含水率低下と低湿曝露開始・終了時における急峻な減少・増加を再現で きた。
  • ―瞬目を考慮した眼球の非定常熱伝導モデルに基づく検討―
    伊藤 佳乃子, 高田 暁
    p. 13-16
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
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    眼球内部の温度分布は測定が難しく、涙液蒸発速度を涙液表面の熱収支より求める際に推定が必要となる。 Tan らにより眼球内部の温度場を定常と仮定する方法が提案されているが、生じる誤差については未検討である。 そこで本報では、非定常熱伝導解析により眼球内部の温度場および涙液蒸発速度を推定し、眼球内部の温度場を 定常と仮定した場合の蒸発速度推定値との比較を行うことにより、仮定の妥当性を検討した。その結果、温度場を 定常と仮定した場合には、眼球の熱容量および瞬目に伴う加温の影響を無視するため、瞬目後の蒸発速度の減少 傾向が再現されず、さらに値が過小評価されることを明らかにした。ただし、開瞼時の平均蒸発速度は、瞬目の影 響を適切に考慮すれば、非定常計算によらず推定可能であることが示唆された。
  • 二岡 佳子, 吉田 伸治
    p. 17-20
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
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    【目的】近年、ヒートアイランド対策として再帰反射材が注目されている。しかし、入射角が大きくなると 再帰反射成分は著しく低下し、替わりに鏡面反射成分が著しく増加することが指摘されている。本研究は、建物 壁面に導入した際に起こりうる、高高度からの夏季の日射の照り返しによる屋外温熱環境の悪化への対策として、 再帰反射材の併用が街区の日射反射特性に与える影響を評価する。【方法】街区模型の壁面に入射仰角 70°で平行 光を入射させ、フォトダイオードを用いて入射・反射エネルギーを計測する。再帰反射材・白紙・黒色塗料の 3 種を試料とし、壁面並びに床面の試料の組み合わせを変化させ、それぞれのケースの入射・反射エネルギーの分 布を比較する。【結果】再帰反射材の併用により街区の日射反射性能が向上することが明らかとなった。また、反 射率が同程度の白紙(完全拡散面)と比較すると反射エネルギーの指向性が強まることも明らかとなった。
  • 薩本 弥生, 大矢 幸江
    p. 21-24
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    浴衣の伝統的な構成を保持しつつ夏季の暑熱環境下での熱中症予防と温熱的快適性の向上のため帯内に 薄い吸引型のファンを設置した。帯内の空気を排気し、上昇気流を発生させることで湿度低下をねらった。その 効果を評価するため、衣服内絶対湿度を 5 か所で計測しファンの有無で比較した。「ファン無し」の絶対湿度は帯 で被覆された腹と腰が高湿、胸と背中が中湿、袖の振りの開口部がある上腕が低湿であった。「ファン有り」の絶 対湿度は胸、背中、帯内の腹、腰で有意に「ファン無し」より低湿だった。帯内では回復期の絶対湿度の低下が 胸、背中のように顕著にみられなかった。心拍数により心臓血管システムへの影響を検討した結果により、運動 時、回復期のいずれも有意に「ファン有り」の心拍数が低かった。主観申告では「ファン有り」で温冷感、湿潤 感、べとつき感、蒸れ感、快適感のすべてにおいて温熱的快適性の向上がみられた。
  • 夏季の建設作業現場における屋外温熱環境及びアンケート調査
    山田稜 稜, 染谷 俊介, 井野 隼人, 山崎 慶太, 高橋 泰斗, 藤崎 幸市郎, 桒原 浩平, 傅法谷 郁乃, 濱田 靖弘, 小林 宏一 ...
    p. 25-28
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    夏季の建設作業現場におけるファン付き作業上着(Ventilated Working Jacket : VWJ)の着用の実態と VWJ 着 用による心理反応を明らかにすること、マスクの影響を把握することの二つを目的として建設作業員に対するア ンケート調査を行った。調査の結果 9 割以上の人が VWJ とマスクの着用をしていた。主観申告では過去の現場実 測の結果と比較すると、暑熱ストレスを感じている結果となり、マスクによる影響がある可能性が考えられる。服 装の調査の結果、長袖 VWJ と半袖インナーの使用が多かったが、素材に偏りは見られなかった。
  • 阪本 実美, 久保 博子, 芝崎 学
    p. 29-32
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    真夏の高温多湿な競技場にいる選手、非選手ともに熱中症対策が重要な課題とされている。そこで、熱中 症に対する意識や対策についての実態を明らかにするため昨年夏期の熱中症対策について運動頻度の異なる学生 を対象にアンケート調査を行った。結果から、運動頻度の違いにより熱中症対策に有意差が見られた。運動習慣 のある者は体温上昇や水分喪失や冷房器具の使用など体温上昇に応じた対策が多かった。一方、運動習慣のない 者は高温環境や過度な運動の回避など体温上昇の原因を避ける傾向があることが明らかとなった。したがって、 運動習慣の有無によって実施する対策が異なる傾向があることが示唆された。
  • 城戸 千晶, 久保 博子, 東 実千代, 佐々 尚美, 星野 聡子, 磯田 憲生
    p. 33-36
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    高齢者を対象に実測調査を行い、体力、活動量、睡眠が健康関連 QOL に及ぼす影響について、日常生活行 動との関連を踏まえたうえで検討した。日常生活行動における外出割合は歩数やエクササイズ、家事などの動き を伴う活動割合は強度によらない総活動量と関連がみられた。歩数やエクササイズが多いほど歩行速度や下肢筋 力などの体力が高かった。健康関連 QOL に影響する因子を検討したところ、健康関連 QOL の身体的側面には体力 と運動量、精神的側面には主観的睡眠評価と身体活動量が関連していることが明らかとなった。これらより、高 齢者における健康関連 QOL の維持・向上には、体力、活動量、睡眠の各方面からのアプローチが有効であること が示された。さらに体力や活動量の維持・向上には外出のみならず、低強度の身体活動を伴う家事などの日常的 な動作も重要な役割を担っていることが示唆された。
  • -気温のステップ変化を考慮した温冷感モデルの開発-
    王 暁陽, 垣鍔 直
    p. 37-38
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は,室温のステップ変化を考慮した温冷感の予測モデルを開発することを目的としている.モデル開発のために被 験者実験を実施した.副室と主室の相対湿度は 60%に制御し,副室の室温を 28℃,主室の室温を 35℃と 21℃の 2 条件とした. 被験者は若年男性 6 名~8 名を対象に,耳内温,7箇所の皮膚温を記録し,同時に温冷感と快適感を記録した.実験結果をもと に,室温をステップ変化させた時の温冷感申告値と各モデルの予測値を比較した.その結果,既存の温冷感モデルでは予測が難 しいことを確認した.
  • ~姿勢判別用学習モデルの構築~
    小林 竜輔, 大和 義昭, 宋 城基, 木村 竜士
    p. 39-42
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    市販エアコンへの搭載例が増えている赤外線センサと,様々な分野に導入が進む深層学習による画像認識 技術とを組み合わせて,熱画像から代謝量を非接触且つリアルタイムに推定可能とするシステムの開発を検討し ている。本研究では,そのシステムの基礎となる,熱画像から人物の姿勢を判定する学習モデルを構築した。
  • 西野 文香, 田中 稲子, 山田 恭司
    p. 43-46
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年、高齢者の家庭内死亡事故が多く発生し、その多くがヒートショックによる溺死が原因であり、高齢者 が居住する住宅の温熱環境を改善することは、ヒートショックリスクを低減するために重要である。住宅の温熱 環境改善方法として、住宅外皮の断熱性能向上があげられるが、改修費用の高さや改修効果の認知度の低さ等が 要因となり、思うように進んでいないのが現状である。本研究では高齢期を迎える世帯の改修時に行われる可能 性の高い間取り変更に着目し、改修の実物件をモデル化して温熱環境シミュレーションを行うことにより、間取 り変更による温熱環境改善の可能性について検討を行った。その結果、入浴時の脱衣所においてモデル 1 では平 均で 1.7K、モデル 2 では 1.1K の室温上昇が見られた。また、ヒートショックリスクを評価する指標を新たに提案 し、その評評価指標を用いて検討した結果、居室と非居室の移動時のヒートショックリスクの低減の可能性が示め された。
  • その 2 単位モデルによる詳細解析
    藤本 遼, 岩本 靜男, 傅法谷 郁乃
    p. 47-50
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    講義室の室内温熱環境を評価することを目的として、大規模講義室を単位モデル化し、空調方式として天井 吹出、放射パネル、床吹出等を設定して CFD 解析を行い、詳細な室内温熱環境評価を行った。また昨今蔓延して いる新型コロナウイルスの影響で、今後の講義室での授業形態が変化することを想定し、ソーシャルディスタン スを考慮した着席状況についての検討を行った。 その結果、通常の 1/4 の着席状況となり、快適な温熱環境とす る場合、吹出気温が上昇し、室内の顕熱負荷が 1/2 になることが分かった。
  • その 2 CAV システムのシミュレーション
    梶谷 達希, 岩本 靜男, 傳法谷 郁乃, 児保 茂樹
    p. 51-54
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    住宅における空調の熱負荷と形成される室内環境とをシミュレーションによって予測し、エアコンによる 部分間欠運転と VAV 方式の全館空調と比較する。前報に続いて全館空調の CAV システムのシミュレーションを 構築し、居室の室気温の頻度分布を用いて評価を試みる。
  • 下雅意 彩加, 大和 義昭
    p. 55-58
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    定温度制御は、皮膚表面温度が全身一定で放熱量をそれぞれ変化させる。また定放熱制御は放熱量が全身一 定で皮膚表面温度をそれぞれ変化させる制御方法である。人体は放熱量をほぼ一定に保持して皮膚表面温度を変 化させる。よって人体による clo 値は定放熱のような振る舞いをする。サーマルマネキンの制御方法は 2 通りあ るが規定されておらず、どちらを選択するかは実験者に委ねられる。以前の研究で同一条件下であっても制御方 法によって clo 値が異なる値になることが示されている。様々な姿勢の clo 値を測定可能とする方法の基礎資料 するため、女性用の衣服の組み合わせの clo 値を定温度制御と定放熱制御に制御方法を変え、それぞれ表面温度 と放熱量をより人体に近づけた分布とし実験を行った。
  • 川岸 佑衣果, 高田 暁
    p. 59-62
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    夏季の室内で人体が湿度による不快を感じる条件を明らかにするため、住宅内の居室における暑さ、ジメ ジメ感、ムシムシ感の有無の調査を行った。一方、人工気候室で、気温 28~31℃の範囲で複数の相対湿度条件に 被験者を曝露する実験を行い、温冷感、快適感、乾湿感、ジメジメ感、ムシムシ感、ベタベタ感について申告さ せた。被験者実験で申告された不快感は温冷感に必ずしも相関せず、PMV が 0~+0.5 の環境であっても不快感、ジ メジメ感、ムシムシ感の申告がみられた。気温 28~29℃の範囲の高湿度条件では、暑さを伴わない不快感が発生 する可能性があることが分かった。
  • 妻木 菜緒, 中島 みづき, 江川 賢一, 佐藤 健
    p. 63-64
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    睡眠障害は、現代社会に蔓延する大きな社会問題であり、早急な対応が望まれている。現在、睡眠環境を 改善するであろうとされるサプリメントも多く発売されている。しかし、効果は処方薬に比べ極めて微弱な程度 である。従来の睡眠研究によって、入眠時から深部体温の低下が観察されることは周知の事実であるが、アイス スラリーを摂取し、積極的に入眠時の深部体温を下げて入眠に至る検証はされていない。本研究では大学生を中 心に 11 名が入眠前にアイススラリー摂取し、深部体温低下よるノンレム睡眠(深い睡眠)の時間の割合等から、 睡眠の質が向上されているかを検討した。被験者の各睡眠環境において、温度湿度と睡眠時間等の質を総合的に 評価した状況を記録した。入眠前のアイススラリーの有無で比較すると摂取した時の方が深い睡眠の時間が長い 傾向がみられた。したがって、アイススラリーによる深部体温の低下で睡眠の質が高まることが示唆された。
  • 大庭 康平, 吉田 将司
    p. 65-66
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年、学校の空調設備導入に伴って室内温熱環境についての関心が高まっている。学校は多くの人が生活 する空間であり学生や教員が過ごす環境を適切に保つ必要がある。本校は文部科学省が定める基準に従い学内の 空調を集中管理している。学内における空調管理は消費電力の削減の役割もある。しかし、本校の校舎は北東と 南西の 2 棟の建物からなっている。時間によって日光に当たる教室が違い、風通しのよさも変わってくる。すべ ての教員、学生が校内で快適に生活を送るには全教室の温湿度を把握し適切な制御をする必要がある。本研究の 目的は、学内温熱環境観測システムで測定した各教室の温湿度データを用いて教室の温湿度が変化の傾向を統計 的に解析する。
  • 伊牟田 凌雅, 光田 恵, 岩橋 尊嗣, 棚村 壽三, 中村 皇紀
    p. 67-68
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    国内外の宿泊施設に対して、においに関するアンケート調査を実施した。実際に回答を得られ たのは、国内外合わせて計 186 件であった。そのうち、全体の約 90%の宿泊施設が何らかのにおいの 問題でゲストから苦情を受けたことがあった。また、宿泊施設の苦情において約 80%は客室における 苦情であった。においの質については、「タバコ臭」「香水・アロマ臭」「体臭・汗臭」が原因となって いた。
  • 藤瀬 壮太, 齋藤 輝幸
    p. 69-72
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    近年、本の貸出だけでなく利用者の滞在を考慮した図書館が増えており、滞在型図書館と呼ばれている。 このような図書館では閲覧エリアが多様化しており、利用者が多様な閲覧エリアの中から自分の着席場所を選択 することができる。そのような中で、閲覧エリアにおいて利用者が着席する際に他者との距離を空けて座ること が見受けられる。これは他者の存在が利用者の着席場所選択に影響を与えているからだと考えられる。そこで本 研究では、公共図書館において現地調査を行い、利用者属性や滞在時間を記録し、利用者の着席場所選択に他者 の存在がどのような影響を及ぼすか調査を行った。調査より利用者の着席傾向及び着席時の他者の利用具合が及 ぼす影響について明らかにした。
  • 小原 由莉子, 田中 稲子
    p. 73-74
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    日本は 2014 年に国連の障害者の権利に関する条約に批准し 1)、2016 年には障害者差別解消法 2)が施行され、 ノーマライゼーションの理念に基づき、障害者の自立と社会参加の促進を図っている。誰もが自分らしく暮らせ る社会を目指すためには、障害の種類や病気の症状等に関わらず安全に外出でき、日常生活を送るための生活環 境を整えるべきであると考える。本研究では、パーキンソン病を中心とした神経系疾患を持つ患者の外出時の歩 行の現状や歩行空間に対する意識と要望をヒアリングにより調査し、対象者の心理的負担や潜在的なニーズを構 造的に整理することで、現状の屋外歩行空間の問題点を明らかにする。
  • 瀧口 芽依, 妻木 菜緒, 菅原 由莉子, 中島 みづき, 佐藤 健
    p. 75-76
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    新型コロナウイルス感染拡大を受け、大学生のほとんどがオンライン授業を余儀なくされている。最長で 1 日約 90 分×5 コマに加えて授業課題の対応をテレワークで行うことになる。しかし、全ての大学生が適切な環境 でテレワークを行えているとは言い難い。不適切な姿勢の長時間作業は人間工学に基づいた怪我や病気を引き起 こす頻度が増加してしまう。本研究では 20 代の大学生 126 名にオンラインでアンケートを行い、適切な作業環境 が整備されているかを調査した。理想的な作業環境と比較・評価を行った。大学で学ぶことを前提としているた め、椅子がない環境で学修活動をしている学生の割合が 2 割は見られた。
  • 勝木 健太, 源城 かほり
    p. 77-80
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    ロフトを備えた住戸の地域特性について明らかにすることを目的として,統計データとして賃貸・売買物 件データを収集した。収集したデータから,ロフトを備えた住戸の分布や戸数,面積の地域特性について分析し, 住戸専有面積とロフト面積の間の県別特性等を明らかにした。
  • -1m3チャンバーの排気位置による検討
    近藤 早紀, 光田 恵, 棚村 壽三, Ryo TSUBOI
    p. 81-82
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究では 1 ㎥チャンバーを用いて、半導体ガスセンサーによりにおい物質の拡散挙動を測定した。チャ ンバー内の給排気は、給気をチャンバー下部に設け、排気の位置を 4 条件設定し、排気の位置の違いによるにお い物質拡散挙動を検討した。また、給気をチャンバーの上部に設置したにおい物質拡散挙動結果とも比較した。に おい物質には、シトラス系香料の D-Limonene を用いた。給気をチャンバー下部に設置したにおい物質拡散挙動結 果において、チャンバー内のにおい物質濃度が最も低くなったのは、排気をチャンバー下部に設置した条件だっ た。チャンバーの上部に給気を設置した条件と比較すると、排出口を下部に設定した条件で、リモネンがチャンバ ー上部には広がらず、チャンバー内部の濃度が低かった。
  • 山田 裕巳, 本間 義規, 阪東 美智子
    p. 83-84
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    宿泊施設の汚染の評価方法を得ることを目的として、浮遊真菌、落下真菌及び付着真菌の性状を調査した。 その結果、評価部位として、「部屋中央」はいずれの建物も低い値を示し、この部位での評価は、掃除が行き届か ない建物においても、適切な清掃がなされていると評価される可能性があることが分かった。一方で、「部屋の隅」 は高い濃度が得られたことから、この部位での採取と評価が望ましいことが分かった。また管理者が滞在する建 物は、全体的に汚染状況が低いことから、管理と汚染の関係が示唆された。
  • - 横浜市の実測調査とアンケート調査に基づいて -
    種市 慎也, 田中 稲子, 松橋 圭子, 宮島 光希
    p. 85-88
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    本報では、横浜市を対象としたアンケート調査及び実測調査の結果から分析を行い、中間季の保育施設にお ける換気の実態を把握し、保育者の意識が保育室内の空気環境に及ぼす影響について検討した。環境調整行為別 に保育室の換気量を推定した結果、窓開け換気型の保育室では、必要換気量を大きく上回ることが確認できた。そ の一方で、機械換気型・併用型では、換気量が十分でない保育室も存在し、特に午睡時間に不足していた。さら に、夏季・冬季には深刻化すると推察される。また、窓開けのルールが設けられている場合には、CO2濃度が低く (p<0.01)推移する傾向がみられた。これらの結果から、窓開けが可能な施設では、保育者側の意識と行動によっ て室内空気環境の改善が可能であると考えられる。
  • 岩下 剛
    p. 89-92
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    新型コロナ禍で学校授業が休校であった期間から、授業再開に当たり、当初、半数授業が行われ、その後、 全員授業へと移っていった。この期間に、教室内温湿度・CO2濃度を計測している3つの小学校において得られた データから、換気状態について考察する。
  • -風向確認のためのタフトと紫外線ランプの応用-
    梶井 宏修, 井川 正治, 菅原 作雄, 土川 忠浩, 宮本 征一, 薩本 弥生, 久保 博子, 宮沢 モリエ, 山岸 明浩, 都築 和代, ...
    p. 93-94
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    昨年発表した多点タフトは微風向を確認できる1)。気流を把握することは大切である。低湿度環境では長 時間ウイルスが滞留する。湿度が低い環境では遠くまでウイルスが飛ぶ可能性が高い2)。レーザを用い建物の構 造を立体的に計測し、気流のシュミレーションでウイルスが溜まりやすい場所を 3D で示す報道があった3)。高性 能電子計算機は気流を可視化し、感染防止の方策が報じられている。現状の気流を把握することが重要と考える。 タフトの糸の繊維を分ける方法を述べる。過去、紫外線殺菌灯が使用されてきたが温度計はじめ環境保全のため 2020 年に水銀使用の殺菌灯が製造中止された。UVLED の紫外線波長域の高出力化に各社研究開発を行っている。
  • 今西 貴美, 堀越 哲美
    p. 95-98
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    インテリア様式は「知識化」されることが重要だが、「基準化」されていない現状がある。その為、インテ リア様式を地域軸と時代軸で仮に設定し、インテリア作品事例がそれらの様式に分類可能であるかを調査した。 インテリア作品事例を用いて、その構成要素の出現頻度を調べた。そのデータをもとにクラスター分析を行い、作 品を 16 分類した。その分類は、多くの場合、仮定した分類と一致することが示された。しかし、異なる様式が混 在する分類の場合もあった。
  • 今西 貴美, 服部 未咲
    p. 99-102
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    幼児教育現場では幼児の感覚育成が重要と考えられている。内装仕上げ材の無垢床材使用の効果があ るとされている。その効果を明らかにするため、心理的評価を調べるアンケート調査を行った。対象は、名古 屋市 A 保育園、津島市 B 保育園の保母である。その結果、以下の項目について無垢床材と塩ビ仕上げ床材との 間に差が示された:「まぶしさがない」「落ち着き」「柔らかさ」の項目に、有意の差が認められた。振動につい ては、下地材の影響があることが、林野庁の調査からわかった。
  • -信濃毎日新聞「あんずちゃん」を題材とした考察-
    山岸 明浩, 吉沢 愛美
    p. 103-106
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は,信濃毎日新聞に掲載されている「あんずちゃん」を研究対象とし,住生活空間と家庭科教育に ついて検討することを目的とする。研究対象は,2014 年 1 月 1 日から 2016 年 12 月 31 日に掲載されたものとし, 住生活空間と人物,および家庭教育の学習領域との対応について着目してデータの抽出を行った。本研究により 得られた知見は次の通りである。1)描かれる住生活空間では,住宅内部の割合が約 70%と最も高い。具体的な空 間としては居間の出現頻度が非常に高い。2)住生活空間の場面進行では,同一の空間種類において物語が進行さ れる割合が 84.4%と高い。3)居間と他の住生活空間の関係性では,居間と関係させて台所が物語の舞台として扱 われることが多い。4)家庭科の学習内容の関係性では,全体の約 3 割で家庭科の学習内容が扱われており,家庭 経営学 7.9%,被服学 4,0%,食物学 11.8%,住居学 7.1%,である。
  • 深沢 太香子, 倉橋 萌菜
    p. 107-108
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    30 歳代の日本人女性を対象として,下腿と足中の 16 箇所における温度感受性を検討した.対象部位の温 覚閾値は,冷覚閾値よりも有意に大値であった(p< 0.05).これより,下腿と足は,冷たさよりも温かさを知覚し にくいことが確かめられた.対象部位における温覚閾値には,明確な身体部位差は認められなかった(p= 0.053). しかしながら,差のある傾向が認められ,最大値を示したのは,足底足幅外側であった.一方,冷覚閾値には,明 確な身体部位による違いが認められた(p< 0.001).最大値を示したのは,足底足幅外側で,その値は,足底踵を除 いた他 14 部位よりも有意に大値であった(p< 0.05-0.001).これより,足底足幅外側は,冷たさに対する感受性の 低いことが示された.他方,最小値を示したのは,足底内側縦足弓(土踏まず周径上の足底内側)で,その値は他 部位との有意差30 歳代の日本人女性を対象として,下腿と足中の 16 箇所における温度感受性を検討した.対象部位の温 覚閾値は,冷覚閾値よりも有意に大値であった(p<0.05).これより,下腿と足は,冷たさよりも温かさを知覚し にくいことが確かめられた.対象部位における温覚閾値には,明確な身体部位差は認められなかった(p= 0.053). しかしながら,差のある傾向が認められ,最大値を示したのは,足底足幅外側であった.一方,冷覚閾値には,明 確な身体部位による違いが認められた(p< 0.001).最大値を示したのは,足底足幅外側で,その値は,足底踵を除 いた他 14 部位よりも有意に大値であった(p<0.05-0.001).これより,足底足幅外側は,冷たさに対する感受性の 低いことが示された.他方,最小値を示したのは,足底内側縦足弓(土踏まず周径上の足底内側)で,その値は他 部位との有意差30 歳代の日本人女性を対象として,下腿と足中の 16 箇所における温度感受性を検討した.対象部位の温 覚閾値は,冷覚閾値よりも有意に大値であった(p<0.05).これより,下腿と足は,冷たさよりも温かさを知覚し にくいことが確かめられた.対象部位における温覚閾値には,明確な身体部位差は認められなかった(p= 0.053). しかしながら,差のある傾向が認められ,最大値を示したのは,足底足幅外側であった.一方,冷覚閾値には,明 確な身体部位による違いが認められた(p<0.001).最大値を示したのは,足底足幅外側で,その値は,足底踵を除 いた他 14 部位よりも有意に大値であった(p< 0.05-0.001).これより,足底足幅外側は,冷たさに対する感受性の 低いことが示された.他方,最小値を示したのは,足底内側縦足弓(土踏まず周径上の足底内側)で,その値は他 部位との有意差もしくは差のある傾向が認められた.これより,足底内側縦足弓は冷たさを知覚しやすいことが 示唆された.
  • 都築 和代
    p. 109-110
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    冬季に救助用毛布を寝具とし、被験者に市販のダウンジャケットを着用させ、学内実験棟で睡眠実験を実 施した。実験条件は、布団:敷布団 1 枚と掛け布団 1 枚の 1 組の布団、毛布:救助用毛布を上掛け 4 枚と下敷き 1 枚の計 4 枚、また、毛布+ダウン:毛布条件にダウンジャケットを着用の 3 条件であった。測定項目は、気温等 の温熱環境、睡眠変数、直腸温、皮膚温、心拍数であり、就寝前後にアンケート票へ温冷感や睡眠感を記入して もらった。被験者は健康な男子大学生であった。
  • 美和 千尋, 島崎 博也, 長江 悦史
    p. 111-114
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    この研究は体温調節機能と循環動態の反応を高齢者と若年者の被験者を比較することにより加齢の影響を 検討することである。10 名の若年者(20.4 歳)と高齢者(69.7 歳)に 41℃15 分間の入浴を行った。深部温、皮 膚血流量、発汗量、血圧、心拍数とダブルプロダクトを測定した。若年者では鼓膜温、皮膚血流量、発汗量、心 拍数は高齢者と比べて有意に増加した。しかしながら、高齢者では若年者の被験者に比べて大きかった。これら の 41℃15 分間の入浴における変化は、身体構造や機能の加齢による変化が関与していると考えられる。
  • 吉田 伸治
    p. 115-118
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    本論文では、住宅の熱負荷解析ツールBEST-Hを用いて、都市毎の冬季住宅内の温熱環境・安全性の確保と断熱 性能・気候条件の関わりを分析した。解析は国内の主要な12都市を対象に行われた。住宅の断熱性能については①省エ ネルギー基準の地域区分に対応する断熱性能を実装する場合、②無断熱の場合の 2 条件を設定した。分析の結果、住宅 の断熱性能、季節が評価値に大きく作用すること、季節の変わり目の時期の評価値のバラツキが大きいこと、脳・心疾 患の発症リスクを回避するためには暖かさ得点が最低14点以上を担保する住宅をつくることが望ましいこと、が明らか となった。今後の課題は地域毎の安全性の評価、住宅性能、居住者の生活行動の改善努力の評価が挙げられる。
  • 渡邊 慎一, 石井 智也
    p. 119-122
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究は,雪室「かまくら」内の熱環境および紫外線環境を明らかにすることを目的とする.測定は,2019 年 2 月 12 日に岐阜県高山市において実施した.屋外および「かまくら」内において,気温,相対湿度,気流,長 短波放射量,UV Index,二酸化炭素濃度を測定した.測定の結果,以下の知見を得た.測定日の昼間において,屋 外の平均気温は 2.2℃であり,「かまくら① (出入口が 1 ヶ所)」および「かまくら② (出入口が 2 ヶ所)」の平均気 温はそれぞれ 0.4℃および-1.1℃であった.UTCI の平均値は,屋外が 20.3℃,「かまくら①」が 2.1℃,「かまく ら②」が 1.6℃であった.屋外の UTCI は「かまくら」内よりも約 18℃高温となった.これは,測定日は晴れで日 射が強かったこと及び雪面による反射日射が大きかったことから MRT が高温となったためであると考えられる. 屋外における UV Index の最大値は 4.6 であり,紫外線の強さは「中程度」と評価される.一方,「かまくら」内 の UV Index の平均値は 0 であった.
  • 木原 浩貴, 松原 斎樹
    p. 123-124
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    脱炭素社会の受容度向上のためには「心理的気候パラドックス」を解消する必要がある。欧州の脱炭素型 の地域づくりを進める地域のヒアリング調査を行ったところ,気候変動対策は生活の質を高めるための手段とし て行われており,住民に我慢を強いるコミュニケーションは,意図的に避けられていることが確認できた。
  • 萬羽 郁子, 東 賢一, 鍵 直樹
    p. 125-126
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    実験室および自宅で木製食器と対照食器の使用性評価実験を行った。評価方法は主観申告で、食器の使い 心地や食事中の雰囲気を尋ねた。木製食器は触り心地、音、温度、見た目の評価が高かった。また、木製食器を 使用した食事の雰囲気は温かみがあり、木製食器は「自然な」「伝統的な」などの印象を持たれていた。
  • ヘッドマウントディスプレイを用いた仮想空間による検討
    石井 仁
    p. 127-128
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    大便器ブースの内装色と寸法の違いが感覚時間ならびに大便器ブースの印象評価に及ぼす影響について, ヘッドマウントディスプレイを用いた仮想空間により検討した。その結果,大便器ブースの寸法は感覚時間に, 内装色と寸法は大便器ブースの印象評価に影響を及ぼすことを明らかにした。
  • 堀越 哲美, 加藤 里実, 加藤 和雄, 今西 貴美
    p. 129-132
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
    本研究の目的は、江戸時代の尾張地方において、街中や神社仏閣の施設についてユニバーサルデザインの 萌芽があるかどうかを明らかにすることである。尾張名所図会の絵を用いて、アプローチの方法、視覚情報の工 夫、休憩場所を抽出して、その特徴を調べた。その結果、神社仏閣の門前と境内には茶屋が存在することが、多 くの事例として示された。アプローチとしては、急な階段とともに緩やかな斜路が良いされる事例が多く見られ た。視覚情報を援助する事例はごくわずかであった。尾張名所図会においてもユニバーサルデザインを考慮した ランドスケープの存在が確認された。
  • p. App12-
    発行日: 2020年
    公開日: 2021/04/23
    会議録・要旨集 フリー
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