巻号一覧
前身誌
37 巻, 12 号
選択された号の論文の11件中1～11を表示しています
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高原 高三1942 年 37 巻 12 号 p. 1069-1074
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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鼻性腦膿瘍症例, 硬膜外膿瘍状を呈せる前額洞「ピオツエーレ」治驗例吉本 冨雄1942 年 37 巻 12 号 p. 1075-1078_1
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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高牟禮 盛夫1942 年 37 巻 12 号 p. 1078-1082
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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渡邊 孝1942 年 37 巻 12 号 p. 1083-1087
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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谷 豐, 熊野 武雄1942 年 37 巻 12 号 p. 1088-1092
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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西村 善三郎1942 年 37 巻 12 号 p. 1093-1095
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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白岩 延明1942 年 37 巻 12 号 p. 1096-1100
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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仰臥位に於ける扁桃腺摘出術金野 巖1942 年 37 巻 12 号 p. 1101-1106
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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久保 正雄1942 年 37 巻 12 号 p. 1107-1109
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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第1篇 體位, 體向反射ニ及ボス影響ニ就テ 第2篇 前庭性眼球震盪ニ及ボス影響ニ就テ 第3篇 音響性耳殼反射ニ及ボス影響ニ就テ 第4篇 襲撃點並ニ特發性眼球震盪ニ就テ權田 厚一郎1942 年 37 巻 12 号 p. 1111-1147
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
ジャーナル フリー海〓型動物ノ臟器又ハ山羊, 緬羊ノ血球ヲ抗元トスル免疫血清ガ海〓ニ對シ強キ毒性ヲ有スルハ該免疫血清中ノフオルスマン氏抗體ト海〓組織細胞ニ存スルフオ氏抗元トノ反應即チ一種ノ逆過敏症ヲ惹起スル結果ト稱セラル. Forssman ハ氏ノ創見ニ成ルフオ氏抗體含有免疫血清ヲ海〓ノ頸動脈内ニ求心性注射シ, 眼球偏位ト均衡障碍ヲ主徴トスル頸動脈内性症候群 (Intracarotale Symptomenkomplex) ヲ發見シ, 小腦ノ「アレルギー」性變化ニ因ル機能失調ニ歸セリ.
余ハフオ氏抗體ヲ含有スル抗海〓腎臟家兎血清ヲ海〓ノ靜脈内, 頸動脈内求心性及ビ遠心性注射ヲ行ヒ, 各注射部位ニヨリ迷路機能ガ夫々一定ノ影響ヲ蒙ルヲ實證シ, 且頸動脈内性症候群ノ解發部位ヲ明ラカニセリ.
第1篇 體位並ニ體向反射: 上記免疫血清ノ少量ヲ右頸動脈内ニ求心性注射スルニ, 靜脈内注射ニ於ケルガ如キ「シヨツク」現象ノ發現ヲ見ルコトナク, 一定ノ眼球偏位及ビ均衡障碍ヲ惹起ス. 即チ注射直後, 右眼球ハ前下方ニ, 左眼球ハ上後方ニ偏位シ, 頭部ハ一過性ニ右方ヘ捻轉シ, 次イデ左方ヘ轉向シ, 躯幹モ左方ヘ凹面ヲ呈セル彎曲ヲ示ス. 四肢時ニ前肢ノ伸展緊張増加シ, 右前肢及ビ左後肢ハ外轉シ, 右後肢及ビ左前肢ハ内轉ス. 發作性ニ右方ヘ廻轉運動及ビ左方ヘ廻旋運動ヲ營ム. 迷路性體向反射ハ急速ニ減弱乃至消失シ, 此ノ際右側位ニ於ケル頭部ニ對スル迷路性位置反射, 右側位ニ於ケル迷路性眼緊張反射 (垂直偏位), 右側肢ニ於ケル迷路性四肢緊張反射及ビ直線運動反射ハ左側位及ビ左側肢ニ於ケル同名ノ反射ニ比シ, 早期ニ影響ヲ蒙ル.
上記免疫血清ノ靜脈内注射ニ於テハ, 右頸動脈内求心性注射ニ於ケル急性致死量ノ倍量以上ヲ用ヒ, 初メテ過敏症「シヨツク」ヲ惹起シ, 體位並ニ體向反射ノ減弱乃至消失ヲ來スモ, 前記ノ如キ, 左右ノ差異ヲ認メズ.
頸動脈内遠心性注射ニ於テハ大量ノ免疫血清ヲ使用スルモ, 體位並ニ體向反射ハ影響ヲ受ケズ.
第2篇 前庭性眼球震盪: 上記免疫血清ヲ右頸動脈内ニ求心性注射スルニ, 頸動脈内性症候群發現セザル場合ニハ廻轉性後眼球震盪ハ變化セズ. 一側迷路破壞性眼球震盪ハ破壞迷路ノ左右ニ關係ナク一過性ニ震盪囘數 (單位時間) ヲ減少ス. 頸動脈内性症候群發現セル場合ニハ廻轉性後眼球震盪ハ注射後全ク發現セザルカ若シクハ左方廻轉ニヨル眼震ハ右方廻轉ニヨル眼震ニ比シ早期ニ消失ス. 冷温性眼球震盪及ビ一側迷路破壞性眼球震盪ハ廻轉性後眼球震盪ノ消息並ニ刺戟迷路及ビ破壞迷路ノ左右ニ關係ナク, 注射直後消失ス. 頸動脈内性症候群一過性ニ發現シ, 體位並ニ眼球位ノ正常復歸ヲ見ル場合ニハ一度減弱又ハ消失セル前庭性眼球震盪ハ囘復ス. 而シテ右方廻轉ニヨル眼震ノ持續時間及ビ震盪囘數ハ左方廻轉ニ於ケル眼震ニ比シ, 稍早期ニ囘復スルモ, 一側迷路破壞性眼球震盪ハ迷路破壞ノ左右ノ差異ニ關係ナク, 漸次震盪同數 (單位時間) ヲ囘復ス.
靜脈内注射ニ於テハ, 前庭性眼球震盪ハ一過性ニ亢進セル後徐々ニ減弱シ, 前記ノ如キ急速ナル消失ヲ來スコトナク, 且廻轉方向ノ差異ニヨリ影響ヲ受ケズ.
頸動脈内遠心性注射ニ於テハ, 前庭性眼球震盪ニ變化ヲ認メズ.
第3篇 音響性耳殼反射: 上記免疫血清ヲ右頸動脈内ニ求心性注射スルニ, 頸動脈内性症候群發現セザル場合ニハ, 音響性耳殼反射値ノ動搖ハ一側頸動脈結紮ノ影響ノ範圍内ニアリテ變化セズ. 頸動脈内性症候群發現セル場合ニハ, 右耳殼反射ハ左耳殼反射ニ先行シテ消失ス. 而シテ左右兩耳共ニ, 低及ビ高調音ニ對スル障碍ハ中調音ニ對スルモノヨリ早期ニ出現ス.
上記反射ノ消失後, 左右兩耳共ニ機械的刺戟ニヨル耳殼運動ハ尚ホ存續スルモ, 右側ニ於テハ音響性耳殼反射ノ消失ニ先ダチ, 右角膜反射ノ消失ヲ來スヲ以テ, 更ニ右耳音響刺戟ニヨル左耳殼運動ヲ檢シ, 上記耳殼反射障碍ハ左右兩耳共ニ主トシテ聽覺性ナルヲ明ラカニセリ.
靜脈内注射ニ於テハ, 音響性耳殼反射ハ徐々ニ減弱シ, 頸動脈内求心性注射ニ於ケルガ如キ急激ナル消失及ビ左右耳ニ於ケル差異ヲ來スコトナシ.
頸動脈内遠心性注射ニ於テハ, 音響性耳殼反射ノ障碍ヲ認メズ.
第4篇 特發性眼球震盪及ビ頸動脈内性症候群ノ解發部位: 上記免疫血清ノ右頸動脈内求心性注射ニヨリ前述ノ如キ眼球偏位ト共ニ眼球震盪ヲ特發ス. 本篇ニ於テハ斯カル特發性眼球震盪, 眼球偏位及ビ體位障碍ノ解發部位, 並ニ前記ノ如キ右頸動脈内求心性注射ニヨル前庭性眼球震盪障碍ニ對スル侵襲部位ヲ明ラカニスベク, 兩側迷路破壞動物, 兩側大腦半球剔出動物, 小腦剔出動物, 兩側迷走神經切斷動物, 兩側交感神經切斷動物及ビ兩視神經切斷動物ニ於テ實驗ヲ行フニ, 正常動物ニ於ケルト均シク, 特發性眼球震盪及ビ頸動脈内性症候群ヲ發現ス. 一側迷路破壞動物ニ於テハ, 既存ノ均衡障碍ニ關係ナク, 同樣ニ頸動脈内性症候群ヲ發現ス.
代償性眼球震盪ニ對スル影響ハ一側抄録全体を表示PDF形式でダウンロード (6145K) -
西村 善三郎1942 年 37 巻 12 号 p. 1148-1156
発行日: 1942/12/20
公開日: 2011/10/14
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