日本エネルギー学会誌
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94 巻 , 5 号
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技術論文
  • 鶴田 秀和, 浅沼 稔, 村尾 明紀, 藤林 晃夫
    94 巻 (2015) 5 号 p. 505-509
    公開日: 2015/05/29
    ジャーナル フリー
    高炉で,パームやし殻炭化物を微粉炭の代替として使用するために,微粉化したパームやし殻炭化物のガス化挙動を微粉炭と比較する必要がある。これらのガス化挙動を,高炉下部を模擬したレースウェイホットモデル実験装置を使用して検討した。実験の結果,微粉化したパームやし殻炭化物のガス化挙動は,微粉炭と同様に揮発分の影響を受けることがわかった。さらに,パームやし殻炭化物は灰分の含有量が微粉炭よりも少ないため,炉内のレースウェイでの圧力損失が減少した。
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資料
  • 服部 育男, 上床 修弘, 我有 満, 加藤 直樹
    94 巻 (2015) 5 号 p. 510-514
    公開日: 2015/05/29
    ジャーナル フリー
    直接燃焼原料としての資源作物は発熱量が草種選択の指標のひとつとなる。高位発熱量(HHV)はカロリーメーターにより測定するが,育種や栽培法などの研究段階において得られる多くのサンプルの測定は困難である。そこで,本試験では直接燃焼でのエネルギー指標となるHHV について,推定法を検討するとともに,資源作物として期待される数草種について高位発熱量を調査した。供試材料は7草種8品種系統について,施肥として少肥,多肥の2処理を2反復で複数年栽培・収穫して得られたサンプル計165 点である。推定法の検討のため上記サンプルより均等に抽出した31 点について,カロリーメーター実測値と家畜飼料としての成分分画を因子とする推定値1,炭素含有量を因子とする推定値2を比較し適正な推定法を検討した。選定した推定法を用い,全てのサンプルのHHV を推定し,草種ごとの特性を検討した。実測値と両推定値の間には有意な相関が認められた。実測値と推定値1には有意な差がなく,実測値と推定値2には有意な差が認められた。したがって,草本系の資源作物のHHV推定には推定式1が適していると考えられた。全サンプルの推定HHVの平均値は18.1 MJ/kg-dry,標準偏差は0.29 MJ/kg-dryであった。草種・品種,施肥処理について分散分析を行ったところ,草種・品種間にのみ差が認められた。以上より,草本系資源作物のHHVは成分分析値による推定によって比較的簡易に推定できることが明らかとなった。また,草本類の中でもHHVには差があり,利用草種の選択においては乾物量のほか,HHVも考慮することが望ましいと考えられた。
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  • 兵法 彩, 本藤 祐樹
    94 巻 (2015) 5 号 p. 515-521
    公開日: 2015/05/29
    ジャーナル フリー
    本稿の目的は,地域バイオマス事業の導入意思決定においてライフサイクル思考に基づく評価(以下,LCA)の有益な活用方法を議論することである。神奈川県三浦市のバイオマス事業を対象事例として,ドキュメント調査とヒアリング調査を行い,実際の事業化プロセスを明らかにすると共に,事業化プロセスでLCAをいつどのように行うことができるかを考察する。LCAによる環境・社会経済影響評価は,事業化プロセスの間に3回実施可能であると考えられ,それぞれを事前評価,設計評価,事後評価とする。三浦バイオマスプロジェクトでは,事業主体者はいずれの評価も実施しなかったが,事前評価は議会や地域の利害関係者間の合意を得るのに役立つという点で有益であったろうと考えている。LCA による事前評価は,定量的かつ客観的情報を示すことで,地域バイオマス事業の早い段階で,より効果的な事業設計や説明責任を果たすことに資する。そのため今後,地域バイオマス事業の事前評価に関する実用的な方法の開発が必要である。
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