日本エネルギー学会誌
Online ISSN : 1882-6121
Print ISSN : 0916-8753
95 巻 , 6 号
選択された号の論文の2件中1~2を表示しています
投稿論文
論文
  • 尾山 宏次, 堤 敦司
    2016 年 95 巻 6 号 p. 468-479
    発行日: 2016/06/20
    公開日: 2016/06/30
    ジャーナル フリー
    原油から製造されるガソリン,軽油,灯油,重油などの石油製品は連産品,すなわち独立的に生産できない製品であり,製油所装置構成による制約を受ける。この石油精製をモデル化するためには各装置から製造される基材特性の設定と製品調整のための基材混合の条件を適切に設定することが重要である。本報告では,日本のエネルギーシステムを対象とした既存の日本版MARKAL モデルに組み込むことを目的に,新たに構築した石油精製モデルについて説明する。このモデルの特徴は混合用基材の混合比率を直接設定することで比較的簡便,かつ連産品制約を適切に表現できることである。
  • Naoki TOYAMA, Shinobu OHKI, Masataka TANSHO, Tadashi SHIMIZU, Tetsuo U ...
    2016 年 95 巻 6 号 p. 480-486
    発行日: 2016/06/20
    公開日: 2016/06/30
    ジャーナル フリー
    本研究では,球状中空シリカ-アルミナ,シリカ-アルミナ微粒子および球状シリカ-アルミナをそれぞれ調製し,シリカ-アルミナの形態の違いがアンモニアボラン加水分解活性に与える影響について検討を行った。すべての試料はゾル- ゲル法によって調製し,球状中空シリカ-アルミナはポリスチレン粒子をテンプレートとする方法で調製した。透過型電子顕微鏡写真の結果から,球状中空体,微粒子および球状体が確認できた。これらの試料を用いてアンモニアボラン加水分解活性を行った。球状中空体,微粒子および球状体の存在下では,10,2.5,および1.5 mLの水素発生が12,2および1 minにそれぞれ完了した。この結果から,球状中空体の活性が微粒子および球状体と比較して高活性であった。またアンモニア昇温脱離測定の結果から,球状中空体は弱ブレンステッド酸点および強ブレンステッド酸点を有しており,微粒子および球状体は弱ブレンステッド酸点のみ有していた。以上の結果から,シリカ- アルミナの形態は酸性質に影響があり,強ブレンステッド酸点は,弱ブレンステッド酸点よりもアンモニアボラン加水分解に有効であることが示唆された。
feedback
Top