日本エネルギー学会誌
Online ISSN : 1882-6121
Print ISSN : 0916-8753
96 巻 , 12 号
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目次
投稿論文
論文
  • Tetsuya HATORI, Kayoko MORISHITA, Naokatsu KANNARI, Takayuki TAKARADA
    2017 年 96 巻 12 号 p. 519-524
    発行日: 2017/12/20
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー

    本研究では,タールの改質に有効な木質バイオマスを用いた触媒の開発を目的とした。触媒調製の際には,マイクロ波を熱源として利用した。調製したニッケル担持バイオマスのニッケル担持率は約9.0 wt% であった。このニッケル担持バイオマスを600℃で熱処理することにより,約4.5 nmのニッケル微粒子が高分散したチャーを得た。また,固定層流通式二段反応器において,このチャーを触媒として用い,ひのきのタール改質実験を行った。このニッケル担持チャーを用いた場合,比較的低い600℃におけるタール改質において,触媒がない場合と比べて,約5.2倍の水素,約2.8倍の一酸化炭素,全体では約3.5倍のガスが得られた。

技術論文
  • 川村 淳浩, 遠藤 祭
    2017 年 96 巻 12 号 p. 525-531
    発行日: 2017/12/20
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー

    可搬型エンジン発電機は,工事現場やアウトドアレジャーの他,災害発生時に生存や生活のための必要電力を供給する電源としてたいへん有用な機器である。この機器は,排出ガス中に高濃度の一酸化炭素を含むため,屋内での使用が認められていない。しかし,災害発生時には,被災者に比較的近接した状況で使用されることが想定されるため,二次的な被害を防止する観点からの排出ガス清浄度を確保する必要があると考えられる。本研究は,このような観点から,カセットガス式可搬型エンジン発電機の排出ガス特性に関する調査研究を実施した。この結果,下記の結論を得られた。1)モデル解析により,被災者が活動するテントに対する排出ガス中の許容上限一酸化炭素濃度が求められた。2)様々な組成の市販カセットガス燃料による排出ガス性能の違いは認められなかった。3)三元触媒適用と空燃比調整によって,目標とする排出ガス浄化の実現可能性が示唆された。

資料
  • Hoa Thien Do NGUYEN, Anita RAMLI, Lam Man KEE
    2017 年 96 巻 12 号 p. 532-537
    発行日: 2017/12/20
    公開日: 2017/12/28
    ジャーナル フリー

    The present paper provides a brief overview of the most recent techniques for microalgae lipid analysis such as high performance liquid chromatography (HPLC), gas chromatography (GC), mass spectrometry (MS) and nuclear magnetic resonance (NMR). The application of HPLC technique is to break down lipid into smaller fractions such as neutral lipid and polar lipid. MS technique is known as less sensitive than GC technique thus requires coupling with other techniques in order to analyze the microalgae lipid. On the other hand, NMR technique provides comprehensive information on the molecular structure of microalgae lipid but it has disadvantage as the signals may overlap in the spectrum. Notably, GC coupled with flame ionization detector (FID) is the fundamental method which is fast with high accuracy when analyzing microalgae lipid.

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