燃料協会誌
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30 巻, 11-12 号
選択された号の論文の19件中1~19を表示しています
  • 黒川 眞武
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 295
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 昭和26年5月21日燃料協会選炭特別講演会講演
    シー・ボレイ チオールス
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 296-304
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    米国においてCoalpreparationといえば, 炭礦の坑口から消費者の購入に至るまでに, 石炭の受けるすべての処置を含むもので,(1) 粒度の調整 (粉碎と粉塵除去を含む),(2) 不純物の除去 (乾燥を含む),(3) 表面処理,(4) 混合と配合, に分けられており, ときには乾溜と成型とを含めることがある。
  • 昭和26年5月12日選炭特別講演会講演
    伏見 弘
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 304-310
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    燈油, 粗タール及びタール各種溜分をそれぞれ試薬として用い, 種々の右炭の浮選試験を行うと共に試薬の添加による石炭の被濡性の変化をも測定した。石炭としては平和, 田川等が浮選收得率高く大阿仁, 勿來等は低い。また原炭の友分が少い程收得率は高いが灰分の分離が困難である。試薬としてはクレゾール, クレオソート及びケロシンが適当で, 添加量を変えた場合の二つの曲線から次分分離の良否を予測しうる。被濡性の変化を見ると, 温度の上昇及び試薬の添加とともに接触角は低下し, また石炭灰分と非被濡性とが逆比関係にある。炭塵抑制剤として、はTeepolの方がRikarenよりも接触角の減少効果が大きく抑制度もいいと考えられる。なお崎戸炭について電気泳動速度を測定した結果, 灰分含有量と道比関係にあることを認めた。
  • 昭和26年5月12日選炭特別講演会講演
    松澤 眞太郎
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 310-324
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    北海道産の2, 3の原料炭の沈澱微粉炭は比較的に灰分が多く, そのままではコークス製造の場合の原料になり得ないのである。これらの炭より原料炭となり得る品位のものを得んとして, 種々試驗を行い, 簡単な装置により可能なることが判つた。
    即ち, 中規模な実驗室的実驗の結果より, 灰分12%位の品位の原料炭を得んとすれば, 原炭に夕張2号微粉を用うる場合は精炭歩留は76%砂川の場合は52%茂尻の場合は38%であるごとが判つた。夕張, 砂川を原炭とする場合は経済的にも成立するので, 工業的な微粉の水洗装置を設け。操業を行つた。この場合, 原料炭には主として夕張の2号微粉を用いた。結果としては精炭 (灰分11~12%) 約75%の歩留りで得た。
    なほ, 水洗の際に生ずるB沈の有効利用について当所で考えた浮選装置により, 中規模な実驗を行い, 比較的良結果を得た。即ち灰分12%位のものの歩留は75%以上得たので, その結果を記した。
    加うるに水洗の場合に生ずる硬炭も適当な処理により良質部分の回收は可能であつて, 総括的に夕張2号微粉を原料とした場合は3灰分12%位の精炭が82%以上の歩留を以て回收可能であることを述べた。
  • 昭和26年5月12日選炭特別講演会講演
    牛尾 廣恵
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 324-331
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    作業中のバウム型ジグの洗炭槽内において, 比重, 形状, 大さを異にする試驗粒体について, その運動をしらべ粒体分離はジグの水源理であるdv/dt=gs-1/sによつて行われることを確あた即ち粒体分離は, その形状, 大さに無関係で, 概ね比重のみによることを確めた。この結果, 原炭の品質によつて選炭機を如何だ調節, 操業すべきかを明かにし, 又予め原炭の浮洗試驗を行つて粒体の平均速度を求めれば洗炭機の能力を算定出來ることを示した。
    次に, 選炭槽各部における石炭の粒度分布, 灰分分布をしらべて, 石炭の成層状態を明かにし, 選炭槽の機構について考察した。
  • 昭和26年5月12日選炭特別説演会説演
    興津 史期
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 332-341
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    洗炭用水について, 選炭工場に於て実際的に研究し, 洗炭用水量を原炭量, 微粉含有量, 洗炭回数, 微粉採取率, 補給水量, 洗炭用水濃度から算定した。この算定に基き, 洗炭汚濁水の問題について端緒を与えた。
  • 昭和26年5月12日選炭特別説演会説演
    麻生 典太
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 341-355
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    浮遊選炭に於けるフロテーターフィードの濃縮或は重液選炭に於ける重剤の回收用として濕式サイクロンの利用が近時関心を惹いてゐる。本報告は麻生鉱業株式会社の製作にかかる五種タイプのサイクロンシックナーに就て, 入口圧力, インレットノズル並びにアンダーフローノズルの盛, サイクロンサイズ, 円錐角度, スペーサーの有無, フィード濃度, 粒子比重, サイクロン部品接続の適否と云つた諸因子が分離結果に及ぼす影響を述べ, 併せて同社系岳下炭坑で実施したサイクロシシックナー中間プラントの試驗結果を報じてゐる。以上の結果はサイクロンシックナーが所期の目的を満足するばか砂でなくデスライミング或は浮選精炭の乾燥にも有効な事を結論させるものと思われる。
  • I.石炭及コークス硫黄の迅速定量
    堀川 秀一, 佐藤 毅
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 355-361
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2011/10/21
    ジャーナル フリー
    著者等はコークスが各方面に用いられる場合常にその組成中の硫黄がある限度以上含まれるとき有害でありどんな場合でも之れが少ないことが望ましいということ, よく粘結する原料炭でもそれがたまたま硫黄を多く含む時は不適性となること等から, 硫黄の多い石炭から之れの少ないコークスを製出する方法について実驗的に研究し最初に石炭又はコークス中の全硫黄の定量を迅速に行いうる分析法を検討し実驗的に研究した結果満足すべきものを得たので爾後專ら之れにより定量しているが, コークス脱硫研究の第1報として以下に報告する。Beet及びBelcherの方法を日本炭について碓かめたにすぎないが, 石炭又はコークスを酸素気洗中1, 300~1350℃の高温にて燃燒加熱し, 燃燒生成物を1%H2O2に吸收させる時硫黄の全部がH2SO4となり他の組成に妨害されることなくNaOHで滴定し得ること, 著しい分析時間の短縮操作の簡単, 計算の容易等の利があつてしかも定量の精度はエシユカ法に優るとも劣らないことを確かめた。更に同様にして灰中の硫黄即ち不燃燒成硫黄從つて又燃燒性硫黄が定量され, これ亦迅速容易に満足すべき分析結果が得られることを確かめ標準分析法 (JES) にて定めている硫黄定量法に代つて迅速法を用いうるこどを分析値の比較得照によつて示した。
  • 舟阪 渡, 横川 親雄
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 362-371
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    石炭の生成に関しH.Potonieに始まる諸説, すなわちF.Eisoherな.どのリグニシ説F.BergiusならびにR.V.Wheelerのセルローズ説, J.Marcussonのオキシセルローズ説などを紹介し, 次でこれらの中主要なる説を詳説すると共に, セルローズ説の根拠となつたとも考えられるBergiusなどの人造石炭法を説明し, またこれに関するBergius, Erasmusの研究を述べ, さらにTropsch, Berl-Schmidt, Horn-Sustsmann, Fuchs-Hornの諸研究の概要, を述べた。次でセルローズ, リグニン, 脂肪酸, オキシ酸, アルコール類, フェノール類, 芳香族酸, 炭水化物, フェノール樹脂等を何れも中性, 酸性或はアルカリ性の水媒体で人造石炭化しその生成物の元素分析, 工業分析, 抽出試驗, 坩堝でのコークス化試驗などに関する筆者などの実驗結果を述べ,, 石炭の生成にはセルローズ, リグニン共にその原料になつたと考えるのが妥当であり, またセルローズから粘結成分が生成したと考えるべきだとして, セルローズの分解生成物が或る程度残存して適当な石炭化度に達したときに粘結状態が生球し, 石炭化度が適当でないとき, またはこれが著しく失われた場合には不粘結炭が生成するものと結諭した。
  • 新鏡溶剤抽出装置完成近し
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 372-373
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 燃嶢, 動力及熱管理
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 374
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1951 年 30 巻 11-12 号 p. 374a-376
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1951 年 30 巻 11-12 号 p. 376-378
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1951 年 30 巻 11-12 号 p. 378-379
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1951 年 30 巻 11-12 号 p. 379
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1951 年 30 巻 11-12 号 p. 379a-380
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 本邦の部
    1951 年 30 巻 11-12 号 p. 381-383
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1951 年 30 巻 11-12 号 p. 383-385
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1951 年 30 巻 11-12 号 p. 385-386
    発行日: 1951/12/30
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
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