燃料協会誌
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35 巻, 1 号
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  • 橋本 圭三郎
    1956 年 35 巻 1 号 p. 1
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 日本学術振興会第103委員会(窯炉および炉材の研究委員会)
    黒田 泰造, 国井 大蔵, 功刀 雅長, 佐治 健治郎, 島田 八郎, 鈴木 弘茂, 寺田 清, 山内 俊吉
    1956 年 35 巻 1 号 p. 2-22
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    戦後窯業界においても「品質の向上, 生産コストの切下げ」などのため石炭に代って重油が用いられるようになったが, これに用いるバーナーとその適正使用が重要視されるようになわた。
    学振第103委員会 (会長黒田泰造) は昭和28年度文部省試験研究補助金により, 窯業工場を対象にしてバーナー, 炉, 操業法の各種の項目について調査を行い, 結局80工場からの回答を得て, これに理論的考察を加えて整理したものである.
    すなわち, セメント焼成回転窯, 陶磁器焼成窯, 耐火物焼成窯, ガラス熔融窯の4種別に分類し, そのおのおのについて使用重油の性状, バーナーの性能, 窯炉およびその操業法について, 上記4種別について一覧表に纒めた.
    結論として窯業における重油燃焼は燃料費と入件費の大巾な節約が得られ, またいままで以上の高温焼成が得られ, 品質の向上に稗益するところ大であり, 一方欠点としては炉の寿命が短かくなり, 燃焼室レンガの破損, 局部過熱等の問題を惹起していることが判つた.これらは単にバーナーのみならず, 炉の構造, 操業法の改良と相俊つて解決されるべきものである.
  • 小川 勝
    1956 年 35 巻 1 号 p. 23-31
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    現在わが国の産業面に漸く使用されるようになつた重油添加剤中の代表的な数種について, 実験室的研究と海上船舶による実用試験との両面よりその効果について検討しかつ究明した。特に筆者は実用的見地から, 添加剤そのものの本質すなわち理論的考察より竜添加重油における諸現象および燃焼, 機関性能に及ぼす影響に主眼をおいて研究を進め, 添加剤の持つ幾多の利点と欠点とを具体的に蓮べた。
  • 堤 繁, 大李 愛信, 鳥居 忠彦
    1956 年 35 巻 1 号 p. 32-40
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    (その1) ベンゼンとプロピレンとからキューメンを合成する場合に副成するp-ジイソプロピルベンゼンを利用する目的を以てこれに85℃で酸素を吹込み, 各種触媒の影響を検した結果, -OOH%はこれに相当するジハイドロパーオキサイドを添加した場合最も大で57.5%に達した。酸化生成物は主としてモノおよびジハイドロパーオキサイドからなつているが, ジ化合物は未知のものでm. p.142~144℃であつた。
    モノハイドロパーオキサイドは硫酸分解によりオーストラロルとなり, 一方ジハイドロパーオキサイドは硫酸分解によりハイドロキノンとなり, またNa2SO3による還元によりそれに相当するアルコールとなつた。
    (その2) p-ジ第2級ブチルベンゼンのモノおよびジハイドロパーオキサイドを95℃で液相酸素酸化によつて合成した。触媒としてジハイドロパーオキサイドを使用した時ハイドロパーオキサイドの最高値が39.51%に達した。
    このジハイドロパーオキサイドの元素分析値, 紫外吸収スペクトル, 赤外吸収スペクトルを測定し, 化学的諸性質を調べた。
    なおジハイドロパーオキサイドの反応性と構造について若干の考察を加えた。
  • 矢木 栄, 国井 大蔵, 池田 米一, 鎌田 太一
    1956 年 35 巻 1 号 p. 41-53
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
    粉コークス流動暦における発生炉ガス反応の総括反応速度が流動暦の流動條件によつて如何に影響を受けるかを知るために, 各種の均一粒径および分布粒径コークス粒子群を空気によつて流動させつつ発生炉ガス反応を行い, 還元反応の総括反応速度係数を算出した。実験に使用した反応装置の内径は5.2cm, 5.5cm, 8cm, 11cm, 15.5cmおよび25cmの6種である。総括反応速度係数を化学反応速度係数と比較することによつて, 粒径およびその分布状態, 送入空気流速および流動暦の高さなどの影響を検討し, 小粒子または小粒子に最大分布を有する広い分布粒径粒子が高温にある場合には粒子集合 (agglomeration) 或は乱流拡散の効果が著しいことを推定することができた。また広い粒径分布のある粉コークスなどを定常状態で連続的に反応させる場合には, 細い粒子は生成ガスに件われて飛び出し, 炭素ガス化効率の低下の原因となるが, この現象に関して理論的および実験的研究を途行し, 粒子反応の機構を把握することができた。なお比較のため木炭粒のガス化実験も行つた。
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. 54
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. 55-56
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. 56-57
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. 57-59
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. 59-60
    発行日: 1956/01/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. e1
    発行日: 1956年
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. e2
    発行日: 1956年
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 1 号 p. e3
    発行日: 1956年
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
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