燃料協会誌
Online ISSN : 2185-226X
Print ISSN : 0369-3775
ISSN-L : 0369-3775
35 巻, 11 号
選択された号の論文の12件中1~12を表示しています
  • 村山 義路
    1956 年 35 巻 11 号 p. 613
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 昭和31年8月18日受理
    岡田 幸雄, 伏崎 弥三郎
    1956 年 35 巻 11 号 p. 614-617
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 山田 幾穂, 吉田 高年
    1956 年 35 巻 11 号 p. 618-625
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2011/10/21
    ジャーナル フリー
    Pbielniak高温精密分溜装置3400型の構造を略述し, η-Heptan-Methylcyclohexane系によつて分離能力を, Benzene-Toluene系によつてホールドアツプを測定した。この結果アナライザーとしては最高級のものであり, χw=0.01, χD=0.99のRoseの式よりさらに嚴密な條件で沸点差5.6℃まで充分に分離され得ることを確めた。またホールドアツプはSampleの最低量以外の分離能力にはほとんど影響せぬことを確めた。
  • 今村 良夫, 今井 健次, 乃村 精一
    1956 年 35 巻 11 号 p. 626-634
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2011/10/21
    ジャーナル フリー
    先に報告したDisco法と同一劣質粉炭を用いて煉炭を造り, 生および乾溜煉炭の強度, さらに生煉炭が乾溜せられる時の強度変化を測定した。粘結剤には, 中ピッチのみよりもタール+ピッチの方がよい結果をしめした。
    煽石は三池沈澱粉との2成分配合とし, ちくら (註, 煽石の中で比較的揮発分の多いものを地方名で「ちくら」とよんでいる) を配合する場合は一度これを乾溜して煽石と三池沈澱粉との3成分配合とし, 山野上微粉は煽石および三池沈澱粉との3成分配合とすれば, 比較的少量の粘結剤 (7.15%対煉炭) で生および乾溜品とも満足すべき強度の煉炭を造ることができた。
    各種條件で造つた煉炭の500℃ の炉温における強度変化を測定したところ, 加熱開始後すべて1~5minで強度は20~35kglcm2に低下し, ついで次第に増して約20minでほぼ一定して乾溜煉炭の強度となる。
    熱砂乾溜法を応用して, ちくら粉を低温乾溜する途中で生煉炭を入れて, 同時乾溜すると良好な成績で乾溜せられた。そしてえられた乾溜ちくらは煽石と三池沈澱粉との3成分配合に用いることができる。
  • 今村 良夫, 今井 健次, 乃村 精一
    1956 年 35 巻 11 号 p. 635-639
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2011/10/21
    ジャーナル フリー
    (1) 劣質粉炭として主として三池沈澱粉および山野, 田川地方の煽石類をとりあげ, これを塊状化する方法として, Disco法, 煉炭法に引つづいてBrennstoff-Technik法にならつて狭幅炉による低温乾溜を行つた。
    (2) 炉幅170mm, 装炭量20kgの電気炉を用い, 炉壁温度650℃で約8hr乾溜した。
    (3) 煽石類20~40%, 三池沈澱粉80~60%の配合の時, よりよい低温コークスがえられ, これはガス発生用ないし家庭用に使用することができる。
  • 篠原
    1956 年 35 巻 11 号 p. 639
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2011/10/21
    ジャーナル フリー
    タール工業は今や世界的に石油化学工業の発展に対応して新技術への転換を計りつつある。従来,石油系ベンゼン,トルエンおよびキシレンはタール系に比して生産量が少く,コストも高いため,両者の競争は問題ではなかつたた。ただ合成繊維その他二,三の方面ではチオフェン,オレフィンなどの混在を嫌つて,石油系BTXの使用を希望する向きはあつた。所が現在では問題は逆転した。タール工業は従来の酸,アルカリ洗滌のみでは各方面から要求される高純度BTXを供給することは無理である。即ちS化合物,非芳香族などの除去が問題で,これを解決するために,近年水素添加分解によるS化合物の除去および芳香族の溶剤抽出という方法がとりあげられた。すでにUOP社は芳香族分離のUdex法髪Dow社と提携して確立し,更にJones & Langhlinの所有するEsso Research& Eng.の水添脆硫法の特許権を獲得して,Unifining法として発展させた。一方,U.S・スチールはBASFによつて発展させられたコッパース式水素添加法を採用に決定した。精製後はUdeX法で抽出分離が行われる。J. & L.ではコークス炉副産物の精製にHydrofiningさUdex法の併用を望んでいるが,この形式のプラントをAliquippa(Pa)工場では本年8月に着工,来年初頭に竣工の予定である。Bardger Mfg.はこの方法をコークス炉系製品に適用した最初の工場で,水添精製の能力は5.5万ガロン/日,Udexは56,500ガロン/日である。コッパースの装置はU.S.スチール社のいわゆる世界最大コークス工場Clairton(Pa)工場に今年末着工され,1957年暮に完成の予定である。
    BASF法は米国丙で稼動中のものは未だないが,昨年,コッパースは米国製粗BTXを用い,GelsenkirchenのBuerにあるScholven-Chemieの中間試験工場で試験を行い,次いでDes Planies(111.)のUOP試験工場で抽出分離試験を成功裡に行つた。水添精製法は歴史的にはBASFによつて1925年に採択され,翌年W-Ni,Co-Moなどの金属酸化物および硫化物を触媒として大規模実験が開始された。1948年Scholvenで粗軽油に対する加圧精製法(いわゆるScholven法)を発展させ,BASFに於ける触媒の進歩と相俟つて易重合化合物(ガム生成物質)の除去法達成によつてこの方法の成功を確認,Buerにプラントを建設した。このプラントは1950年操業開始,1951年に拡張,現在600万ガロン/月の軽油を処理している。原料ガスとしてはコークス炉ガスから低温分離した水素を用いうるが,種々の理由でScholvenはむしろ純粋水素の使用を推奨している。純水素を用いた際のベンゼンの融点は5.4℃(純品5.56℃)で,チオフェンは1ppm以下であるが,コークス炉ガスは5.35℃,チオフェンは10ppm以下であつた。ただし最近,ドイツに建設された小容量のプテントにはコークス炉ガスを使用するプラントが追加されている。ルルギでは同じBASF法より出発し,水添処理はコークス炉ガスを使用する装置を作つた。製品ベンゼンはチオフェン含有量が1ppm,Udex処理後の融点5.4℃ 以上である。この方法では,コークス炉ガス中の有害なNO2ガスおよび酸素を除去し,水素濃度を45~55%に引上げる必要がある。Nurembergプラントではすでに2ヶ年間の操業において,腐蝕,汚染の問題がなく,反応系の圧損失も認められない。
  • 樋口 耕三, 荒井 卓三, 露口 享夫, 浅川 一雄
    1956 年 35 巻 11 号 p. 640-650
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2011/02/23
    ジャーナル フリー
    特殊界面瀧剤としてのニトロフミン酸系物質 (N.H.A.) は土壤調整剤や肥効雛剤として面た性質鮪している。しかし実際にはNa-塩, NH4-塩などの形として使用されるのでこれら両塩の製造條件について検討し, 特にNH4-塩については土壤に対する効果を調べた。
    Na-塩の船はH.N.A.当量としては約300であるから試料に対しNaOHの14%程度を使用し, 充分な混和, 薄膜乾燥などのためには溶液濃度や温度による粘度降下の測定から, Na-塩水溶液として22%附近が製造條件として髄であつた。NH4-塩の場合はNH3ガスを吸收反応させる乾式法により容易に得られた。
    NH4-塩添加による土壤の物理性の変化では粘土微粒子を粒径50μ以上の粗粒とし, 従つて土壤の保水性を減少することなく通水, 通気性を著しく改良する。
    また土壤による燐酸固定を低下させることもわかつた。
  • 1956 年 35 巻 11 号 p. 651-652
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 11 号 p. 652
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 11 号 p. 653-654
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 1956 年 35 巻 11 号 p. 654
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2010/06/28
    ジャーナル フリー
  • 英国の100オクタン価ガソリン アスファルトの水添加物
    1956 年 35 巻 11 号 p. 650
    発行日: 1956/11/20
    公開日: 2013/05/16
    ジャーナル フリー
feedback
Top