日本エネルギー学会機関誌えねるみくす
Online ISSN : 2432-3594
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  • 2024 年 103 巻 4 号 p. anno_2-anno_24
    発行日: 2024/07/20
    公開日: 2024/07/31
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目次
随想
学会賞(技術部門)
  • 永塚 智三, 松岡 孝司
    原稿種別: 学会賞(技術部門)
    2024 年 103 巻 4 号 p. 400-405
    発行日: 2024/07/20
    公開日: 2024/07/31
    解説誌・一般情報誌 認証あり

    再エネは,近年海外の適地で発電コストが大幅に低下し,CO2削減だけでなく,経済性の観点でも普及が加速している。今後も,再エネの普及は拡大することが予想される一方で,エネルギー需給のミスマッチによる余剰電力の発生や再エネ適地と消費地が一致しないことが大きな課題となっている。ENEOSが開発したDirect MCH®(ENEOS登録商標)技術は,再エネ由来の電気を電気化学反応によって,貯蔵,輸送可能な水素キャリア(メチルシクロヘキサン,以降MCH)に直接変換するユニークな技術である。この技術は,再エネから水素ガスを介さずに,MCHの製造ができる画期的な技術であり,MCH製造にかかるコストの大幅低減が可能となる。ENEOSでは,この研究開発をラボレベルからスタートさせ,2023年には豪州クイーンズランド州において250 kW太陽光発電を併設したパイロットプラント建設し,運転評価を行った。また,本技術を用いた世界初の国際間グリーン水素サプライチェーン実証を実施した。この実証では,豪州で獲得したグリーン水素を横浜まで輸送し,燃料電池バスに充填,走行することに成功した。

  • 山野辺 宏, 西村 由明, 田村 良範, 井上 昌和, 巽 直也
    原稿種別: 学会賞(技術部門)
    2024 年 103 巻 4 号 p. 406-410
    発行日: 2024/07/20
    公開日: 2024/07/31
    解説誌・一般情報誌 認証あり

    東北電力(株)と三菱重工業(株)は,GTCC発電設備の高効率と運用性向上の両立のため,継続的に共同研究を行い, お互いの知見を共有し技術開発を進めてきた。 東北電力(株)上越火力発電所第1号機は,本開発成果を採用することで,世界最高のプラント熱効率63.6%(2023年1月時点)を達成し,高い経済性とCO2排出量削減を実現した。 また,出力変化速度向上,プラント起動時間短縮,最低出力低減により,再エネ大量導入に伴う大きな電力需給変動に対応できるなど,一般的に高効率化とトレードオフの関係性となる運用性向上も同時達成したことで,再エネ電源の更なる導入にも寄与するものである。

進歩賞(技術部門)
特集記事:環境リサイクル部会
小特集記事:イー・イー・シー・ビー(EECB)ライブレポート2024
講座:水素エネルギー利用技術
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