小形変形蛍光ランプ, いわゆるコンパクト蛍光ランプは, 従来の蛍光ランプに比べ輝度が高く, 配光制御も容易であり, 新しいアプリケーションに, また省電力を目的とした電球代替用として期待されている. 蛍光ランプの小形変形化 (コンパクト化) における技術的なポイントは, 従来の特性を損なうことなく, 管径の縮小, 管長の短縮, 管軸の非直線化などを用いることによって, ランプをいかに限られた空間におし込むかである.
この報告では, 小形変形蛍光ランプの設計ポイントについて, われわれが検討を行なったコンパクト蛍光ランプを用いて説明する.
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