日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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47 巻, 4 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 47 巻 4 号 p. Cover3-
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 47 巻 4 号 p. Cover4-
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1996 年 47 巻 4 号 p. Toc2-
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 長沢 啓行, 西山 徳幸
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 4 号 p. 219-228
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    フレキシブル製造システム(FMS)の設備設計においては, ステーション数, 機械台数構成, システム内パレット数, 負荷(工具)配分を同時に決定しなければならない.これをシミュレーションで行うには, 代替案の作成とシミュレーションに膨大な労力を要し, 得られた設計案の最適性も保証されない.そこで, 閉待ち行列ネットワーク(CQN)でFMSをモデル化し, CQNモデルの解析結果を駆使して最適設計を行う試みがなされ, 負荷均等配分の場合に対しては最適設計法が提案されている.本研究では, この負荷均等配分の制約を除去し, 機械台数構成や負荷配分をも意思決定の対象とした, より一般的な機能分散型FMSに対し, 最適設計法を提案する.いくつかの数値例を解くことにより, 提案アルゴリズムでは最適解がごく短時間に得られること, 負荷均等配分による解が最適解と一致する場合が多く, 一致しない場合でも精度の高い近似解になることを明らかにする.
  • 孟 慶国
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 4 号 p. 229-238
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は, 現有設備から新設備への経済的更新問題を利回り指標で解く方法を扱っている.設備の操業費用が使用年数の経過に従って増加する場合については, 資本利率の値が与えられたもとでの解法がすでに示されており, また利回り指標による解法も得られている.本研究では, 一定間隔の年数で定期的に保全・修理を行う場合を取り上げ, その保全・修理費用が毎回ごとに増加し, その他の操業費用は毎年一定額で生じる条件下でこの問題を考察している.現有設備から新設備への経済的更新問題は, 新設備の経済寿命の問題と, その経済寿命で類似反復して使用する新設備への現有設備の経済的更新時点を求める問題から成り立っている.本研究で扱う上記の操業費用の条件下では, 定期修理を行う時点だけを考慮して新設備の経済寿命とそのもとでの現有設備の更新時点を見出してよいことに着眼して, 経済寿命および経済的更新時点を決める資本利率の分岐点が単純な方法で求まることが明らかになる.この分岐点の分析から更新方策の利回りによる解法を本研究で導いている.
  • 中川 慶一郎, 葛山 康典, 大野 高裕
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 4 号 p. 239-247
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論では, 新規参入のための競争戦略分析モデルを提案する.Carpenterら(1990)は消費者選好の非対称性(Preference Asymmetry)が存在する市場への参入戦略を分析するモデルを提案している.しかし, このモデルでは, マーケットシェアが抽象的関数であるため, 分析の対象が独占市場に限定される, 加えて, 製品コストと製品ポジションの依存関係も考慮されていないため, 価格, 製品ポジションニングといった意思決定に対して定性的な結論しか得られない.そこで, 本論では具体的な消費者行動モデルとして多項ロジット・モデルを適用することにより, 分析の対象を寡占市場に拡張する.さらに, 前述の依存関係を考慮することにより, 消費者選好の非対称が存在する寡占市場へ参入する際の最適な製品価格, 製品ポジションを定量的に求めるモデルを提案する.
  • 天坂 格郎, 大岩 洋之, 神尾 信
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 4 号 p. 248-256
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    変動要因解析を目的とした重回帰分析を行う際に有効な変数選択法として, BN法(BEST"N"増加法)を前報で提案した.本報では, BN法の妥当性の確認を行う.まず, 重回帰分析の使われ方の実状調査を行う.この結果から現実に即したモデルを設定し, これまでに活用されている変数選択法とBN法との比較をシミュレーションで行い, その結果からBN法の妥当性を確認する.BN法で示される結果は錯綜した因果関係の存在する状況では従来法よりも妥当な結果を示し, 錯綜していない場合でも従来法と同等の妥当な結果であることが分かった.次に, 実際に成果をあげている事例にBN法を適用し, 現実のデータでもシミュレーションと同様の結果が得られたことを確認した.以上より, BN法が理に適った的確な回帰式を効率的に選択することが確認できた.
  • 鈴木 秀男, テーチャワォラスィンサグン クンティダ, 圓川 隆夫
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 4 号 p. 257-264
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    商品企画において, 消費者の製品に対する認識・評価を把握することよ重要であると考えられる.マーケティング・リサーチ手法の一つであるコンジョイント分析は, 消費者が製品の各属性に対してどの程度の価値を感じるかを明らかにするものであり, 商品企画に非常に有効である.一般にコンジョイント分析では製品属性以外の要因はあまり考慮されていないが, 人口学的要因やライフスタイル的属性など数多くの要因が消費者行動に影響を与えると考えられる.本論文では, 消費属性や状況要因に関する因子を外側に, 製品属性の因子を内側に割り付けた直積型の実験計画に基づくコンジョイントモデルと解析法を提案する.これにより, 製品属性と消費者属性・状況要因の交互作用を効率的に調べることが可能となり, マーケット・セグメントあるいは状況要因に対応する商品企画のための有効な情報を得ることができる.提案法の応用例として, 電話嗜好調査を取り上げて示す.
  • 渡壁 京子, 勝山 茂, 有薗 育生
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 4 号 p. 265-273
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    帰無仮説H_0 : μ=μ_0 and σ=σ_0に関する尤度比検定における対数尤度比統計量について, 有薗らは先に, サンプル・サイズが任意および真の分布が任意の正規分布である場合のキュムラント母関数を導出し, これより導かれる1次と2次のキュムラントだけを用いた対数尤度比統計量の分布の近似法を提案した.その結果, 帰無仮説のもとでは1次と2次のキュムラントだけを用いた近似法でもかなり良い精度の近似を保証できるものの, 所与の対立仮説のもとでは, 若干その近似精度が落ちることが確認された.ところで, キュムラント母関数が導出され, 3次以降の高次のキュムラントの利用が可能であることを考えれば, 1次と2次のキュムラントだけでなく, より高次のキュムラントを用いて対数尤度比統計量の分布を近似することが考えられる.そこで本研究では, 高次のキュムラントを利用したCornish-Fisher展開やLaguerre展開に基づく対数尤度比統計量の分布の近似法について考察し, 各種近似法のもとでの近似精度を比較する.
  • 原稿種別: 付録等
    1996 年 47 巻 4 号 p. App2-
    発行日: 1996/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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