日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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47 巻, 5 号
選択された号の論文の10件中1~10を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 47 巻 5 号 p. Cover5-
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1996 年 47 巻 5 号 p. Cover6-
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1996 年 47 巻 5 号 p. Toc3-
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 太田 宏, 水田 博之
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 5 号 p. 275-281
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    生産工程の故障分布が指数分布に従うとの仮定のもとで, 工程管理を経済的に実施するためのX^^-管理図の設計とサンプリング間隔の決定に関する研究は数多くなされている.最近では, 与えられた需要率と生産率のもとで, 段取りコストと在庫保持コストの総期待コストを最小にする最適な生産サイクルタイムと経済的な生産量を決定する研究がなされている.本研究では, これら2種類の研究を統合した新たなモデルについて考究する.具体的には, 生産工程の故障分布がワイブル分布に従う場合を対象として, 工程管理コストに, 段取りコストと在庫管理コストを加えた単位時間当たりの総期待コストを最小にする最適なX^^-管理図, サンプリング(検査)間隔, 生産サイクルタイムと経済的な生産量の同時決定について論じる.そのさい, 管理図で工程異常の警告が観察されたときに, 異常原因を生産を継続しながら調査する場合と生産を停止して調査する場合の両者についても比較・検討する.
  • 李 根亨, 森戸 晋, 今泉 淳
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 5 号 p. 282-291
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    ジョブショップ環境といえども, 同種ジョブの要求量が1ということは稀で, 複数の同種ジョブが反復して生産されることが多い.しかしながら, 投入優先規則に関する研究で, 同種ジョブの反復を陽に考慮したものはほとんどない.本研究では, 同種ジョブが反復して生産されながらも, それらを一括して処理する必要のない, あるいはできない環境を念頭におきつつ, 簡便な作業時間ベース規則を提案し, その有効性を示す.納期遅れと稼動率を評価尺度として提案する規則の性能をシミュレーション実験をもとに検討し, 規則の構成要因がその性能に及ぼす影響を明らかにする.また, 同種ジョブの一括処理を妨げる要因として, 系内数やバッファ容量に関する制約を取り上げ, 投入優先規則の性能に及ぼす影響をあわせて分析する.
  • 浅野 誠, 太田 宏
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 5 号 p. 292-297
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    ジャストインタイム生産環境では, 納期は顧客からの要求に従って設定され, 納期遅れは許されず, また, 納期に合わせて製品が出荷されるため, 生産終了時刻から納期までは製品を在庫として保持しておかなければならない.在庫費用の最小化を図るため, 納期厳守下で重み付き納期余裕最小化の単一機械スケジューリングを考えるときに, 計画期間の基準時刻を0とし, すべてのジョブの着手可能時刻を0とすると, 納期厳守の制約と生産開始時刻の非負制約から, 与えられた問題の解が不能となる場合がある.その場合, 実生産では何らかの対処を行い, 実行可能スケジュールを作成しなければならない, 本報では, そのような納期厳守スケジュールが存在しないときの対処法として, 生産時間短縮の可能な場合を扱い, 生産時間の短縮コストと納期余裕にかかる在庫コストとの総和最小化の納期厳守スケジュールを作成するための近似アルゴリズムについて述べる.また, 提案アルゴリズムの諸特性を数値実験により示す.
  • 堀川 三好, 坪根 斉, 松浦 春樹
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 5 号 p. 298-306
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は, 製造工程にボトルネックがあるジョブショップにおいて, 2つの柔軟性のタイプ, すなわち, マシーン・フレキシビリティとルーティング・フレキシビリティをとりあげ, いずれの柔軟性のタイプがより製造のパフォーマンスを高めることができるかを, 特にいろいろな形態を持つボトルネックについて比較分析している.その結果に基づいて, 柔軟性の高い生産システムを設計するための基礎を提供している.
  • 有澤 正樹, 和多田 淳三
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 5 号 p. 307-316
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, ニューラルネットワークの非線形分離能力および汎化能力に着目し経営分析の専門知識と経験をシステム化することを試みる.そのモデルとして5つの経営指標により企業を4つのクラスタに分類する経営分析モデルをニューラルネットワークを用いて構築する.また, ニューラルネットワークを経営分析のモデリングに適用するにあたり, 階層型ニューラルネットワークの問題点とされている学習時間, 局所解への落ち込み, あるいは汎化能力などの学習効果, および学習効率を改善するための改良法として強化学習法を提案する.代表的な基本手法と本改良手法を排他的論理和形状の群判別問題, および正弦曲線型に非線形分離されたサンプルの2群判別問題の学習を用いて強化学習法の効果を示している.また, これを産業機械製造業の経営分析モデルに適用してその有効性を示している.
  • 篠田 心治, 中村 善太郎
    原稿種別: 本文
    1996 年 47 巻 5 号 p. 317-326
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    作業者が手を用いて製品を作り出す仕事の簡素化に役立つ新しい分析手法を提案することが本研究の目的である.このような仕事において, 作業者は直接には自らの「手」をコントロールし動かす.さらに, 手によって「道具」を用いる.その手や道具によって「原材料」を「製品」に変えて最終目的を実現している.このように仕事のなかには作業者がコントロールする対象となる「もの」とその変化が存在し, それらは目的・手段の関係で機能している.製品を生み出すという最終目的に対し, それらが系統的に目的・手段関係で分析できると, 上位の目的から手段の適合性について順次問いかけが可能になる.本研究では, 作業者がコントロールする対象を「もの」として着目し, これらの「もの」とその変化を目的・手段の関係からとらえる分析手法を提案し, この分析結果に基づいて, 製品を生み出す目的に適うより簡素化された仕事を追求するための基本的な考え方を示す.
  • 原稿種別: 付録等
    1996 年 47 巻 5 号 p. App3-
    発行日: 1996/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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