日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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48 巻, 1 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 48 巻 1 号 p. Cover1-
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 48 巻 1 号 p. Cover2-
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1997 年 48 巻 1 号 p. Toc1-
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 今泉 淳, 森戸 晋
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 1 号 p. 1-8
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    スケジューリング問題は, 確定的な作業時間を前提とした組合せ最適化問題として扱われることが多いが, 実際の生産現場では作業時間に不確定性を伴うことが少なくない.本研究は, 評価尺度を総所要時間とするジョフショップスケジューリング問題において, 確定的な作業時間に基づいてあらかじめ作成されたスケジュールと, 作業時間が変動したときの結果を比較し, 「相対精度」の確率的挙動を分析した.さらに数値実験の結果, 1)作業時間が変動しても相対精度の悪化量は小さい, 2)作業時間の変動が増加すると, 相対精度の平均からのぶれ幅が急激に増加する, 3)相対精度の善し悪しは元の問題でのスケジュールの性能に依存する, ことを明らかにし, 作業時間の変動があっても最適スケジュールを求めることに意義があることを示した.
  • 堀 泰裕, 十代田 三知男
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 1 号 p. 9-16
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は, 多段階ロット生産工程を対象とした2段階ロットスケジューリング方式を提案している.これは, 各工程で実行するスケジューリング方式を3つのスケジューリング方式の中からそれぞれ選択する第1段階と, 選択されたスケジューリング方式を実行する第2段階からなる方式である.そして, この方式を性能評価したところ第1段階で得た評価関数の計画値と第2段階で得た評価関数の実績値の間に差異が認められたので, この差異を小さくするための制御方式を組込んだ改良方式を2つ提案している.それは, 下流工程から順に各工程でスケジューリングした実績情報をその上流工程の計画に利用するフィードバック制御方式と, 下流工程から順に各工程で3つのスケジューリング方式をそれぞれ試行して得た試行情報を利用して3種類の上流工程の計画を作成し, それらの中で評価関数を最良にするスケジユーリング方式を当工程に選択するフィードフォワード制御方式である.最後にそれらの有効性を定量的に示した.
  • 董 彦文, 中村 塁, 北岡 正敏, 太田 宏
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 1 号 p. 17-24
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    現実のスケジューリング問題では, 作業時間が正確に決められない場合が多い.不確かな作業時間をファジィ数として取り扱うことによって, 人間の主観的判断に合致しており管理者により理解しやすい解は得られるが, ファジィ数の演算を導入することが必要となり, いろいろな計算上の問題が生じる.そこで, 本論文では, 非一様型並列機械スケジューリング問題を対象として, 作業時間が三角型または台形型ファジィ数であるファジィスケジューリング問題を解決する簡便解法を提案した.つまり, 与えられたファジィスケジューリンダ問題の中で, 各々のファジィ作業時間をその一般化期待値GMV(Generalized Mean Value)値で置き換えて非ファジィのスケジューリング問題を生成し, この非ファジィの問題の最適(良)解を求めることによって, 与えられたファジィスケジューリング問題の最適(良)解を得ることができることを示した.また, 計算例を通じて提案解法の有効性を確認した.
  • 天田 三郎
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 1 号 p. 25-32
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    エキスパートシステムとしてロボット化混合品種ラインの設計法を提示する.このエキスパートシステムは次の設計操作手続用プロダクションルールによって構成されている.(1)各ワークの姿勢を12通りの姿勢の中から選定する.(2)各ワークステーションに設置されるロボットの種類とその設置位置を決める.(3)それらのロボットに要素作業を割り当てる.ワークの姿勢は, 二つの回転軸を回転することによって変更される.設計目標は, ステーション数と回転軸の回転回数の最小化と実施することを望まれた生産計画を実施する際の効率を最大化することである.
  • 田村 隆善, 龍 洪, 大野 勝久
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 1 号 p. 33-41
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    混合品種組立ラインにおいて, 製品タイプ間で組立工数が大きく違う場合, 製品タイプ間の工数差を吸収してスムーズな作業の進行を図る方法として, バイパスラインの利用がある.本研究では, バイパスラインをもつ混合品種組立ラインへの品物の投入順序を決定する最適化問題を定式化し, ヒューリスティック・アルゴリズムを提案する.
  • 鷲見 克典
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 1 号 p. 42-52
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究の目的は, 労働関与, 職業関与, 職務関与, 組織関与といった, ワーク・コミットメントの4形態相互の関連を検討することである.調査対象者は, 自動車関連製造工場に勤務する男性下級管理職者314名である.因子分析の結果, ワーク・コミットメントの4形態は概念的に弁別可能であることがわかった.ワーク・コミットメントの4形態間の相関関係は概念重複があまりないことを示すものであった.また, これらの概念は, 年齢やパーソナリティといった個人的変数や, 役割状態や職務満足といった他の職務関連変数と, 異なる関係を示した.本研究の結果と, わが国におけるワーク・コミットメント研究の将来の課題について考察する.
  • 李 根亨, 森戸 晋
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 1 号 p. 53-61
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, 複数品種が繰り返しを伴い同時並行生産されるFMS環境において「投入優先順序を最適化」する問題を提示し, 問題の位置づけと現実性, 重要性を明らかにする.この問題を解くためには投入優先順序がスケジュールにどのような影響を及ぼすかを見るためにシミュレーションが必要と考えられる.そこで, FMSシミュレータと近似的探索技法を併用して, 限られた時間制約の下で納期遅れ最小化を図る最良の優先順序を導出する準最適化アプローチを提案する.実験では, 局所探索法とシミュレーテッドアニーリング法を用い, 許容された計算時間内に最良の優先順序を得るためのパラメータ戦略を示し, その有効性を明らかにする.また, 実在するFMSを対象とした応用事例を示し, 本研究の現実問題への適用可能性を確かめる.
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 48 巻 1 号 p. App1-
    発行日: 1997/04/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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