日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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48 巻, 4 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 48 巻 4 号 p. Cover5-
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1997 年 48 巻 4 号 p. Cover6-
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1997 年 48 巻 4 号 p. Toc3-
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 下田 祐紀夫, 櫻井 文仁, 渡邊 博之
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 4 号 p. 151-158
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    切削加工では, 工具欠損が発生すると切削不能になるため, 工作機械, ロボット, 無人搬送車等をストップさせ, 復旧作業を行うために作業者がついていなければならず, 切削加工は自動化されているものの無人化されていないのが現状である.加工システムの信頼度を低め, 無人化を阻止している要因の一つが突発的に発生する工具欠損である.本論は, 工具寿命を「摩耗によるもの」と「欠損によるもの」とにわけ, 各々の工具寿命分布を考慮して問題を定式化し, 工具欠損の発生による加工の中断を少なくし, 信頼度の高い加工システムを構築するために工具の選択法と工具交換時期等の設計法を与えている.
  • 高橋 勝彦, 中村 信人
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 4 号 p. 159-165
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    生産指示方式の中でもかんばん方式は, 従来から色々な研究が行われているが, それら従来の研究では需要の定常変動を仮定している.最近では、定常的な需要が見込める期間が短くなってきていることから, 生産指示方式を設計する際にも, 非定常の需要変動への適応能力が求められている.本研究では, 非定常な需要変動に対する適応能力を持った適応型かんばん方式を提案し, その有効性を明らかにしている, 提案した方式では, 需要の平均到着間隔が時間とともに変化する非定常な需要変動を, 指数平滑移動平均管理図をもとにした方式により検知する.さらに, 定常状態における需要の平均到着間隔と望ましいかんばん枚数の関係から, 検知された非定常変動に対するかんばん枚数の変更を決定する.提案した方式によりかんばん枚数を制御したときの特性を実験的に明らかにし, 提案した方式の有効性を示している.
  • 野渡 正博, 南木 伸太郎
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 4 号 p. 166-173
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    Group Dynamics(集団力学)を産業界に導入し, 作業集団におけるチームワークとその集団としての生産性との関係を明らかにすることを研究目的とした「IndustriaI Teamwork Dynamics(ITD)」を提案し, 産業界における社会調査を通じた実証的研究を行う.第2報では我国の縫製企業に対してこのパラダイムを適用し, 作業集団としての作業形態(集団作業や個人作業)に着目し, チームワーク状態との関連性を明確にしている.研究対象企業が採用している生産性の一つの指標である作業能率に基づき, 調査対象集団(集団数65,回答者数842人)の中から研究対象集団(集団数50,回答者数713人)を規定し, 主として基礎統計に基づいて解析を行った.さらに, G-P分析により研究対象集団から解析対象集団(高能率作業集団(Good Group) : 集団数12,回答者数151人, 低能率作業集団(Poor Group) : 集団数12,回答者数173人)を抽出し, 作業内容(縫製, 裁断, 検査)別に作業形態とチームワーク状態との関連性について考察した.結論としては作業形態によってチームワーク状態は大きく異なり, チームワークがより必要とされる集団作業では良好であり, 個人能力に依存する個人作業ではチームワーク状態は約7倍悪化していることが判明した.このように, 産業界の作業集団における作業形態とチームワーク状態の関連性に対して, 定量的評価システムの基礎を構築した.
  • 三好 哲也, 市橋 秀友, 長谷川 好史, 下村 武
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 4 号 p. 174-182
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    感性やイメージがどのようなデザイン要素によって形成されるかを知ることは製品設計において重要なことであるが, 製品から受ける感性やイメージを物理的に計測して数量化することは困難である.このような感性や感覚量などの心理量に対する数量化法として, SD法や一対比較法がある.本研究では, 一対比較データから説明変量(特徴量)と応答変量(心理量)の関係を射影追跡回帰により求める手法を提案する.Guttmanの数量化法に類似の手法で一対比較デーを処理し, さらに射影追跡回帰を用いて低次元空間での説明変量と応答変量の関係を求める.心理量の数量化への応用としてTシャツの縞模様に対する「派手さ」の評価実験に提案法を適用し, その有効性を検討する.
  • 久宗 周二, 岸田 孝弥
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 4 号 p. 183-189
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    自動販売機は, 日常生活で多く利用する機械の一つである.利用者が買い間違えた等のエラーが起こるが, 機械を購入するのが設置業者であるために, 利用者の意見が自動販売機の製造会社まで反映されないことが多い.そこで, 人間の行動特性を研究し, 自動販売機を改善する必要がある.はじめに, 自動販売機導入による利用者の行動の変化をモデル化し, 利用者に新たに加わった負担について研究を行った.次に, 自動販売機を利用しづらい年代である高齢者の利用頻度が多い駅の自動券売機で, 4,407人の利用者の行動を調査した.その結果.年齢別, 性別のエラー時の行動特性が観測された他, エラー後の対処の方法についても, 年齢によって特徴的な行動がみられた, それらの実態をふまえて自動券売機の表示の改善を行い, 3,817人の行動を調査した結果, エラーの低減, 及び利用者の行動に変化がみられたので報告する.
  • 梅室 博行
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 4 号 p. 190-199
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    中高年齢者を対象とした計算機操作の技能の訓練方法として探索型訓練を取り上げ, 若年齢者と中高年齢者を被験者とした実験により中高年齢者に対する有効性を検証した.実験ではPC上で情報の検索および入力を行う作業について, 探索型訓練を行った被験者群と教授型訓練を行った被験者群に共通の課題を課し, 作業時間, 正確さ, 作業に関する認知, 探索行動を測定することにより各訓練方法の有効性を評価した.その結果, 中高年齢群は職業に就いているかいないかにより探索型訓練の有効性が異なり, 作業時間およびタスク認知の面からは就業群には探索型訓練が, 非就業群には教授型訓練がより効果的と考えられることなどを明らかにした.
  • 徳永 修一, 兼田 雅弘, 大崎 紘一
    原稿種別: 本文
    1997 年 48 巻 4 号 p. 200-206
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    現在, バリアフリー・テクノロジーはコンピュータテクノロジーの発達に支えられて盛んに研究されている.バリアフリーを支援する一つに, 聴覚障害者の間で主に用いられる手話を選択するシステムが考えられており, その実現には手掌部の詳細な形状の認識を行う必要があると考える.そこで, 本研究では手話のアルファベットについて, 手掌部の形状を2方向からの画像処理により抽出した輪郭の特徴から設定した判定条件により手話のアルファベットを分類する手法を提案する.本手法の手順は次の通りである.(1)手掌部の輪郭線を抽出する.(2)手首関節位置, 手掌部の重心位置, 輪郭線までの長さと角度の特徴量を計算する.(3)設定した判定条件を用いて特徴量を判定する.以上の手順を繰り返し実行し, 連続的な手掌部の形状認識よりアルファベットの分類を行う.
  • 原稿種別: 付録等
    1997 年 48 巻 4 号 p. App3-
    発行日: 1997/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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