日本経営工学会論文誌
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48 巻, 6 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1998 年 48 巻 6 号 p. Cover9-
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1998 年 48 巻 6 号 p. Cover10-
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1998 年 48 巻 6 号 p. Toc5-
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 泉井 力, 森 健一
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 285-294
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    小集団活動の活性化要因を検証する.サークルリーダーの行動スタイルとして, 10次元の行動類型が測定される.サークルリーダーが採る日常のリーダー行動とそのサークルの活性度との関連性が分析される.Morse and Wagnerは管理者の日常行動を測定しているが, 彼らに依拠してサークルリーダーの日常行動が10次元の行動尺度で測定される.製造業の6社から166サークルの有効回答を得た.有効性の検証には集団凝集性, 集団規範, 凝集性×規範, 自主性, 職制との関係, 成果を用いた.状況変数として, リーダーの仕事中心性の他に8変数が検証された.
  • 今野 浩, 竹内 俊雄
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 295-300
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本報は, 線形計画法を応用して, 大学入学後の学科所属に関わる学生の満足度を改善する方法を提案する.基本的なアイディアは, 学科所属の優先度を決める学生の持ち点を, 「成績」と「志望の強さ」の幾何平均として定義し, 定員制約の下で, 全学生の得点合計を最大化することによって, 満足度の改善を図ろうというものである.実際のデータを用いたシミュレーションの結果は, この方法が従来のものに比べて優れていることを示している.
  • 石渕 久生, 村田 忠彦
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 301-313
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, 多目的フローショップ・スケジューリング問題の非劣解集合を効率的に探索するため, 遺伝的アルゴリズムに局所探索を組み込んだハイブリッド・アルゴリズムを提案する.提案手法では, 目的関数空間内で様々な方向に探索を行うことにより, 多様性を持つ非劣解集合を得ることができる.アルゴリズムの実行中に得られた非劣解集合は, 遺伝的アルゴリズムにおける個体群とは別に保持され, エリート個体として利用される.また, 遺伝的アルゴリズムによる探索と局所探索のバランスをとるため, 近傍の大きさを制限するという方法が提案手法に導入されている.提案手法の有効性は, 総処理時間最小化, 最大納期遅れ最小化, 総滞留時間最小化という三つの目的を持つ多目的フローショップ・スケジューリング問題を用いた数値実験により明らかにされる.
  • 徐 祝淇, 平木 秀作
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 314-320
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    生産の合理化が求められている企業においては, 需要の変動に効果的に対応できる柔軟性の高い生産システムを設計する必要に迫られている.本研究では, 共同作業域を用いた柔軟な混合品種組立ラインの設計方法を示す.まず, 共同作業域の概念を導入したうえで, 混合ラインの柔軟性を評価するため, 混合比の変動の許容範囲と混合ラインの利用効率という新しい評価基準を導入する.次に, 作業工程間に適切な共同作業域を与える数式モデルを構築して, 共同作業域の計算手順を示す.最後に, 数値例により共同作業域を考慮した混合ラインを設計し, 混合比の変動の許容範囲と利用効率を評価して提案した方法の有効性を検証する.
  • 曹 徳弼, 圓川 隆夫
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 321-330
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は多期間配送スケジューリング問題において, 車両台数や時間(資源)を一定にしたもとで, その利用率を最大にすることにより在庫や欠品削減を図る資源利用率最大化問題を提案するものである.具体的には1つのデボがN個の小売店に商品を供給する場合の多期間配送計画問題を考え, 週末に需要が高くなるような周期的に変動する需要に対して, 与えられた資源の利用率を最大化するとともに, 小売店における在庫水準と欠品率を最小限に押さえるための多期間配送計画モデルを構築し, その解法を提案した.提案したモデルおよび解法の有効性を検証するために, 自動販売機の実データとFTPサイトからのテストデータを用いて現状法および従来法を比較対象に数値実験を行った.その結果, 時間の利用率は最大99.67%まで上げるとともに, 平均最大在庫, 平均在庫, および欠品率を最大17.35%, 25.7%, および14.77%それぞれ削減でき, 資源利用率最大化の効果が表れた.
  • 黒屋 珠緒, 坪根 斉, 片岡 清, 松浦 春樹
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 331-338
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文は, 個別生産方式の代表的な生産形態であるジョブショップにおいて, オーダのリリース方式としてPushタイプとPullタイプという代表的な方式を取り上げ, 製造環境の変動要因である加工時間の見積誤差や機械故障によって, 製造のパフォーマンスがどのような影響を受けるか比較分析している.ショップフロアの物の流れやオーダの選択ルールによって, パフォーマンスがどう変化するかを明らかにし, オーダ・リリース方式選択のためのガイドを提供している.製造のパフォーマンスを測る評価尺度として平均フロー・タイム, 平均リード・タイムを取り上げている.
  • 森山 弘海, 羽田 隆男
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 339-349
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    使用工具の異なる多様な部品を, 性能の異なる複数台の機械(マシニング・センタ)で加工するとき, 工具マガジンの容量制約の下で, 最終完了時刻(makespan)が最小となるように, 各部品を各機械に割り付ける問題を考える.当研究では, この問題を並列NC機械スケジューリング問題と呼び, 分枝限定法に基づく最適解法を提案する.最初に, この問題を混合0-1整数計画問題(P)に定式化する.次いで, ラグランジュ緩和問題を解いて(P)の下界値を求める簡単な方法を提示した後, その下界値をラグランジュ分解法を用いて強化する方法を説明する.そして最後に, (P)を解くための分枝限定法を構築し, その有効性を数値実験で検証する.
  • 堀川 三好, 坪根 斉
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 350-358
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は, ボトルネック工程があるジョブショップにおいて, 2つの柔軟性のタイプ, マシーン・フレキシビリティとルーティング・フレキシビリティをとりあげ, いずれの柔軟性のタイプがより納期パフォーマンスを高めることができるかを比較分析している.特に, ジョブの特性などの外部的要因や製造工程の特性などの内部的要因が複合する場合について明らかにしている.これらの結果より, 効果的に柔軟性の高い生産システムを構築する基礎を提供している.
  • 黄 一煥, 片山 博, 中根 甚一郎
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 359-369
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年, 製造業では顧客ニーズの多様化や製品ライフサイクルの短縮化などの環境変化に対応するため, フレキシビリティに対する関心が高まっており.その定義やタイプ, また, 導入の際の経済性評価, 成果測定などを中心に多くの研究が行われている.フレキシビリティとは, 生産システムが環境変化に効果的かつ迅速に適応できる能力である.生産戦略におけるフレキシビリティの重要性にも関わらず, 未だその戦略的な意味が充分認識されているとは言い難い.本研究では, フレキシビリティのタイプの階層構造を実証的なアプローチを通して究明する.また, 生産戦略におけるフレキシビリティのタイプの因果関係を明確にすることを目的とする.
  • 冬木 正彦, 荒川 雅裕, 古市 吉男, 井上 一郎
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 370-377
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    シミュレーションベースの生産スケジューリングは現在のところ実用上最も有力であると考えられるが, その技法が最適化指向の技法でないことから, また, シミュレーション模型の操作性が高いことから, 一般に, スケジュール自動作成フェーズの後には出力評価→改善策案出→スケジュール自動作成という改善フェーズが続くことになる.この改善フェーズにおいては, 様々な改善法が遂行されているが, 現在の改善プロセスはいずれも系統的とはいい難い.本論文では, 納期重視型生産スケジューリング問題に焦点を絞り, シミュレーションベース生産スケジューリングの改善フェーズにおける系統的な改善法"パラメータ空間探索改善法"を提案し, その有効性を示す.なお, 有効性評価にあたっては, 5機械単純ジョブショップ過程モデル上での評価だけでなく, 現在現実に稼働中のシミュレーションベースのスケジューリングシステム上での評価をも行い, 提案の新技法の有効性を示す.
  • 川上 満幸, 青木 真一
    原稿種別: 本文
    1998 年 48 巻 6 号 p. 378-384
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は, VDT作業を構成するマンーマシンの組み合わせを支援する適正な作業環境の設計要因を得ることを目的にしている.研究の方法は, 作業環境の設計に係わる要因の一つとして香りに着目し, 作業環境要因としての香りが生産性と作業者の作業負担に与える影響について実験的アプローチから考察する.実験に使用した評価指標は, データ入力作業における作業能率と作業品質, 脳波測定による精神的変化(安定度), 疲労自覚症状調査における作業負担度である.研究の結果, VDT作業における作業環境要因として, 適正な香りの種類と濃度を指摘しえた.
  • 原稿種別: 目次
    1998 年 48 巻 6 号 p. 385-386
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1998 年 48 巻 6 号 p. 387-389
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    1998 年 48 巻 6 号 p. App5-
    発行日: 1998/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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