日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
Print ISSN : 1342-2618
ISSN-L : 1342-2618
49 巻, 2 号
選択された号の論文の11件中1~11を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    1998 年 49 巻 2 号 p. Cover3-
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    1998 年 49 巻 2 号 p. Cover4-
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    1998 年 49 巻 2 号 p. Toc2-
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 石渕 久生, 村田 忠彦, 李 揆亨
    原稿種別: 本文
    1998 年 49 巻 2 号 p. 59-70
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, 区間加工時間を持つフローショップ・スケジューリング問題を定式化し, その解析を行う.まず, 加工時間が区間として与えられている場合に対して, 各ジョブの加工終了時間の計算方法を示す.次に, 目的関数として区間総処理時間を定義し, 区間に対する順序関係を用いてその最小化を行う.さらに, 数値実験により.順序関係に基づく非劣解が多目的遺伝アルゴリズムを用いて効率的に探索できることを示す.また, 総滞留時間や総納期遅れ, 最大納期遅れなど, 総処理時間以外の目的関数に関しても.区間目的関数への拡張を試みる.最後に, 未処理ジョブに関する再スケジューリングを動的に行う方法について考察する.
  • 神代 充, 大崎 紘一
    原稿種別: 本文
    1998 年 49 巻 2 号 p. 71-82
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, CAD情報と画像認識を組み合わせて, 認識機能を有する複数台のロボットからなる組立システムを構築している.認識機能として, 次の3つの手法を開発している.第1に部品置場に設置している複数台のカメラの入力画像とCAD図形情報から, 任意に置かれた部品が接触や重なっている場合でも種類, 位置, 及び, 方向を認識する.第2に, CAD情報から求めた部品の把持位置の中からロボットハンドが他の部品と干渉せずに把持できる把持位置を決定する.第3に, ロボットハンドでつかんだ状態での組付部品の中心線と被組付部品の中心線を認識し部品間の相互の位置を正確に判定しながら, 位置決め.及び, 組立精度を確保する.
  • 劉 東, 大崎 紘一, 梶原 康博
    原稿種別: 本文
    1998 年 49 巻 2 号 p. 83-90
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, グローバルした需要に対応するために, 製品の国際的に多様な規格, 基準に対する標準化手法を提案する.まず, 製品, 部品・ユニットの入力・出力源の各種の規格に対応するための規格対応指数, 人体, 環境に与える発生源の規格対応指数, ユニット間の入力・出力間の関係をエントロピーを用いて入力, 出力関連指数, そして, 従来の寸法, 機能による部品・ユニットの種類を示す種類指数を定義する.そして, 部品・ユニットの標準化では, まず, 入力・出力源の規格対応指数を向上させるように標準化を行う.また, 環境, 人体に影響を与える発生源を有するユニットの規格対応指数を最も高いレベルに合わせるように標準化を行う.最後に, 製造の観点から製造工程の効率向上のための入力, 出力関連指数や種類指数を向上させるように標準化を行う標準化手法を提案する.
  • 和多田 淳三, 水沼 洋人, 松田 浩
    原稿種別: 本文
    1998 年 49 巻 2 号 p. 91-99
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, 意思決定者が満足する証券数選択を実現するために, 投資銘柄数を限定したポートフォリオ選択の解法が目的である, その方法は, GAを用いて混合整数ポートフォリオ・セレクションを解くことにある.その際, GAにおけるコード化で, 対立遺伝子を{0,1}とした場合, 問題の条件に適合する個体を生成し難い場合がある.このため, 条件に適合した個体の生成を容易にするため, 0-1変数の総数を対立遺伝子とし, 取捨選択数を染色体長としたコード化を適用している.また, 解の選択方法として, 期待収益率とリスクにファジィ概念を適用し, 意思決定者の希求水準の満足化を考慮したファジィ・ポートフォリオ・セレクションを適用している.GAを用いた混合整数ファジィ・ポートフォリオ・セレクションの有効性を調べるために, 15証券から4,5あるいは6証券のいずれかを選択する適用例をもとに議論を行っている.
  • 久保 貞也, 栗山 仙之助, 能勢 豊一
    原稿種別: 本文
    1998 年 49 巻 2 号 p. 100-107
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, 動的に変化する交通網を対象とした経路決定手法を提案する.経路決定には多くの要因が存在しており, P.Mirchandani(1985), A.Wijeratne(1993)らが2目的, 多目的の問題として捉えて研究を行っている.しかしながら, A.Wijeratneらの研究は候補となる経路群を示しているため, 走行中の運転者に対し, 有効な経路を決定するわけではない.また, 動的に変化する交通状況を対象としていなかった.近年, VICSの登場によって, 運転者は交通状況の把握が可能になりつつあり, 動的な交通状況での渋滞を考慮した経路決定が行われることが期待される.動的な交通網を対象とすると, 交通渋滞が経路決定において考慮すべき問題として挙げられる.そこで, 本研究ではVICSによって得られる動的な交通情報を利用して, 運転者に渋滞を避ける経路を示すアルゴリズムを提案し, その有効性を検証する.
  • 石渕 久生, 宮本 博充, 新居 学, 中島 智晴
    原稿種別: 本文
    1998 年 49 巻 2 号 p. 108-117
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では.多数の生産者が市場で競合しているような状況での市場選択問題に対して, 強化学習の代表的手法であるQ学習を用いた解析手法を提案する.市場選択問題では, 市場価格は需要と供給(出荷量)との関係で決定されると仮定する.そのため, 市場選択に関する意思決定の結果として市場から得られる利得は.他の生産者による市場選択の結果に依存する.そこで本研究では, まず, このような市場選択問題を, 一種のn人非協力ゲームとして定式化する.次に, Q学習を市場選択問題へ適用する方法を提案する.Q学習は, 市場価格を決定する需要関数が未知の場合でも有効な手法である.最後に, 数値実験により, Q学習の有効性を明らかにする.数値実験では, 他の生産者が前回と全く同じ行動を取ると仮定した場合での最適な市場選択と, Q学習に基づく市場選択との比較を行う.
  • 竹田 賢, 黒田 充
    原稿種別: 本文
    1998 年 49 巻 2 号 p. 118-126
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, 需要が正規分布にしたがって確率的に変動している状況下で, 許容応答時間内に顧客の注文に対して製品を所定の確率で出荷するという意味の目標サービス率を達成するために必要な中間製品および製品の在庫量を解析的に求める方法を提案する.また, 許容応答時間の変化につれて所定のサービス率を達成するそれぞれの在庫量がどのように変わるかを示す許容応答時間と在庫量の置換関係を数値計算で求める.最後に, 提案した方法によって得た中間製品と製品の在庫量を保有した場合, 目標サービス率が近似的に達成できることをシミュレーション実験によって示し, その妥当性を論証する.
  • 原稿種別: 付録等
    1998 年 49 巻 2 号 p. App2-
    発行日: 1998/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
feedback
Top