日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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52 巻, 2 号
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  • 原稿種別: 表紙
    2001 年 52 巻 2 号 p. Cover3-
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2001 年 52 巻 2 号 p. Cover4-
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2001 年 52 巻 2 号 p. Toc2-
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 松井 正之, 張 超, 市原 重直
    原稿種別: 本文
    2001 年 52 巻 2 号 p. 69-79
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, 生産企業(単一段階ロット/セル生産システム)の待ち行列モデルをもとに, プッシュ対プル方式について経済的に考察するとともに, その経済的トラフィックの決定とそのもとでのリード・タイムの設定問題について, 2段階設計法の適用を行っている.最初に, バッチでの3つの待ち行列モデルを考えて, その総期待費用を与えてその挙動を考察している.次に, プッシュ対プルの比較により, 2つの観点から日本的生産方式に関する運用限界を指摘している.さらに, プッシュ対プル方式に2段階設計法を適用して, 経済的リード・タイムが議論されている.
  • 荒川 雅裕, 冬木 正彦, 井上 一郎
    原稿種別: 本文
    2001 年 52 巻 2 号 p. 80-91
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    生産スケジュールにおけるジョブの納期遅れと納期前ずれの和を"納期はずれ"評価指標値と呼び, その最小化を目的とするシミュレーションベースのスケジューリング法を提案する.シミュレーション法を用いて, 納期はずれを最小とするスケジュールを作成するためには, (a)納期遅れだけでなく納期前ずれも少なくできるようなジョブ割付けの制御機能と, (b)納期遅れと納期前ずれの程度を調整する機能が必要となる.本論文では, まず(a)の機能を備えたスケジュール生成法として, バックワード/フォワード・ハイブリッドシミュレーション法タイプD(BFHS/typeD)を提案する.つぎに, (b)の機能は, パラメータ空間上で最良スケジュールを探索する方式により実現する.BFHS/typeD法の第1ステップで実行するバックワードシミュレーションの特性を検討し, それに基づいて, 納期はずれが最小となるスケジュールを求めるためのパラメータ空間とスケジューリングの手順を提案する.提案したスケジューリング法の評価に関しては, 単純ジョブショップ過程モデルを用いるだけでなく, さらに現実に稼動中のスケジューリングシステムから得られた計画条件データを用いてその有効性を明らかにする.
  • 竹野 健夫, 辻村 泰寛, 山崎 源治
    原稿種別: 本文
    2001 年 52 巻 2 号 p. 92-100
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    都市内個別配送は主にトラックにより行われており, そのトラックの効率的運用は配送システムの重要な管理ポイントとなっている.一般に, システムの効率化はできるだけ多くの貨物を少ないトラックに積載することによって達成される.一方で, 昨今の配送時刻指定のサービスを考慮したとき, 時間通りに配送することは企業やシステムの信頼性の重要なポイントとなるが, 従来の効率化による配送では1台のトラックに多くの貨物が積載されるため, 突発的な事故等により信頼が大きく損なわれる可能性がある.本稿では, 時刻指定の配送の確実性の基準として余裕を定義し, これを考慮した配送計画の自動生成を行う手法の提案を行う.
  • 青木 洋貴, 伊藤 謙治
    原稿種別: 本文
    2001 年 52 巻 2 号 p. 101-116
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では, テレビコマーシャル(CM)に対する認知プロセスの分析方法を提案する.本分析方法では, CMシーンの意味的な構造と, 眼球運動データの対応をとることにより, 認知プロセスの状態を表現する指標, 意味的偏差率と意味的推移距離を算出し, 視聴者の認知プロセスを分析してゆく.CM視聴実験により得られたデータに対して本分析方法を適用した結果, 認知プロセスの個人差を, 2つの指標を用いることにより検出することができた.さらに, これらの個人差に影響を与える要因として, シーンに登場する構成要素の数といったCMの設計変数, あるいは商品に対する好意度といった被験者の個人属性があることを, 示唆として得ることができた.
  • 大崎 紘一, 李 森, 梶原 康博, 宗澤 良臣, 住友 兼一
    原稿種別: 本文
    2001 年 52 巻 2 号 p. 117-124
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    工場内の自動化や無人化, セキュリティシステムの増加などに伴いモニターを用いて設備や人の監視を行う機会が増加している.モニターを通して監視すべき対象物を見る場合, 窓から入る自然光, 陰, 照明器具の種類などの影響により, 対象物の色彩が実際とは異なって見える.そこで, 本研究ではモニター監視における照明による配色の視認性を評価する.まず, 照明がモニターを通して見える色彩に与える影響を明らかにする.次に, 人間がモニターを見て判別できる色彩の認識限界を調査する.そして, 認識困難となる色彩に対して, 認識可能となるように照明の種類に応じて, 色彩を補正する手法を提案する.
  • 曹 徳弼, Shane J. SCHVANEVELDT
    原稿種別: 本文
    2001 年 52 巻 2 号 p. 125-132
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    Silverの定義によるとデカップリング在庫は, 多段階生産システムにおいて各段階が独立に在庫補充の意思決定を行うために発生する在庫である.しかし, デカップリング在庫の量は発注方式に依存するために, 一般的な計算式を導出することは困難であり, Silverは定性的な分析に留めている.本研究では発注方式を発注点方式に限定した条件のもとで, デカップリング在庫の定量的な計算式を導出し, 発注量やリードタイムなどシステム要因との関連を分析するとともに、デカップリング在庫の削減方法を提案することを目的とする.提案する計算式の妥当性についてはシミュレーションにより検証するとともに, デカップリング在庫の削減策について分析を行った.その結果, 意思決定段階を1つに統一しなくても, 川下段階での在庫の情報, リードタイムの長さの情報, および最終需要の情報を川上でも共有することによってデカップリング在庫を大幅に削減できることが分かった.また, 在庫システムの物理的機能を強化することによって発注ロットサイズを小さくし, リードタイムを短縮する場合には, 川下段階の発注ロットサイズを隣接川上段階の補充リードタイム期間の平均需要量に近づけることが大切であることを示した.
  • 原稿種別: 付録等
    2001 年 52 巻 2 号 p. 133-134
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2001 年 52 巻 2 号 p. App2-
    発行日: 2001/06/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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