日本経営工学会論文誌
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52 巻, 6 号
選択された号の論文の20件中1~20を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2002 年 52 巻 6 号 p. Cover11-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2002 年 52 巻 6 号 p. Cover12-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2002 年 52 巻 6 号 p. Toc6-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 葛山 康典
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 325-331
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年, 企業において積極的に直接金融が利用されている.なかでもここ数年, 普通社債の発行額の伸びが著しい.普通社債の評価は, 利払い及び元本の償還に関する不確実性である信用リスクの考慮を必要とする点において, 国債など信用リスクのない債券の評価と異なっている.社債格付け会社の発表する信用格付けを用いて企業の信用力を評価する方法は, 極めて一般的になっている.Jarrow et al.(1997)は, 社債償還までの比較的長期間にわたる格付けの変化を, マルコフモデルによってモデル化し, 格付け推移に関するマルチンゲール確率を用いて, 社債評価を行う方法を提案した.この際, 債務不履行が発生した場合の回収率として, 過去の債務不履行から得られた統計量を用いている.しかしながら, 社債による資金調達が一般的に行われるようになって日が浅い本邦社債市場においては, 過去の債務不履行事例が極めて少ない現状にある.本論では, Jarrow et al.における社債評価方法を, 本邦社債市場に適用できるように改良する.すなわち, 債務不履行時の回収率をモデルパラメータとし, 社債の市場価格にキャリブレートする方法を提案する.また, 提案した方法を用いて本邦社債市場における社債の信用リスクプレミアムに関する実証研究を行う.
  • 松本 俊之, 志田 敬介, 金沢 孝
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 332-343
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    立位姿勢・3次元作業域における動力式ドライバーを用いたタッピンねじ締め作業において, 作業方向と作業位置による作業者の作業姿勢が締結品質や作業負荷に影響すると考えられる.このことを確かめるための実証的研究を行った.実験結果から, 作業可能と思われている作業方向と作業位置でも締めつけトルクが許容範囲を下回ることがあり, 不良締結となる場合があり, 不良締結となる作業方向と作業位置は, 左方向では身体の右側の作業位置, 前方向では身体の前方の遠い作業位置, 下方向では身体の高い位置であることが判明した.また, 作業方向と作業位置によって, 最大押圧力と最大傾き力は一様でなく, 力をかけすぎる作業方向と作業位置は, 左方向では身体の正面の作業位置, 前方向ではほとんどの作業位置である, 傾き力が大きい作業方向と作業位置は, 左方向ではほとんどの作業位置, 前方向では低い作業位置であることが判明した.作業設計と製品設計において, これらのことを考慮する必要がある.
  • 李 家斉, 北岡 正敏, 鈴木 震
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 344-354
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    EIQ分析は物流センターの設計における機器の選定や保管システムやピッキングシステムの設計や活用において有効な手法である.さらに, 日常の保管作業, 出荷作業, 配送作業などにおいても活用できる有効な手法である.これまでEIQ分析は単純な平均と標準偏差による記述統計の手法を適用していた.このため, 細かい理論的な解析は不可能であった.本研究では, まずEIQグラフの作成法を説明する.ここではEIQデータに対して灰色理論を応用し, 理論式から累積IQデータと累積EQデータをモデル化をする方法を提案する.次に, 累積IQモデルと累積EQモデルを理論式から求め累積出荷量の範囲指定による品目数と客先数を求める定理を提案する.さらにパラメータによりグラフの形状と品目特性と顧客特性がどのようになるのかを検討する.最後に理論式から物流センターの規模を計算するための方法を提案した.いくつかの例題をあげて理論式の内容を検討する.
  • 神代 充, 大崎 紘一, 柴田 論, 清水 顯
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 355-362
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    現在, 画像処理にCAD図形情報を組み合わせることで, 認識時間の短縮が図られている.しかし, CAD図形情報には2次元と3次元があり, 画像処理は基本的には2次元であるが, 複数のカメラを用いることで3次元の認識を行うことが可能である.そのため, CAD図形情報と画像処理を組み合わせる場合には, 多様な組み合わせ方法が存在する.そこで, 本報告では2次元CAD図形情報を用いた比較手法, 3次元CAD図形情報を2次元に変換し2次元で比較する手法, 及び, 複数台のカメラにより推定される対象物の3次元特徴量を3次元CAD図形情報と比較する手法の系統的な3つの手法を提案する.その結果, これらの系統的な分類はCAD図形情報と画像処理を組み合わせた認識を行う際に必要となるCAD図形情報と画像処理の次元数や手法の判断を容易にする.さらに, 対象物の3次元特徴量を3次元CAD図形情報と比較する手法については, 実在のロボットシステムを用いて実験を行い, その有用性について検討する.
  • 石塚 陽, 村松 正和, 鷺森 崇
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 363-372
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    直列型生産システムにおける最適加工容量(サービス率)配分問題を定式化し, 二次錐計画法による解法を提案する.問題は, 総加工容量(サービス率の総和)が与えられたもとで, 定常状態におけるスループットを最大にするような各工程への加工容量配分をもとめることである.スループットの厳密な値を求めることは一般に困難であるので, ここではいわゆる「サンプルパス最適化」に基づくアプローチを採用する.すなわち, ある固定された乱数系列のもとでのシミュレーションから求まるスループットの近似値を最大化することにより近似最適配分を求めるというものである.この近似スループットの最大化問題が多数の線形制約条件と少数の二次錐制約条を有する二次錐計画問題に変換できることを示し, 効率的なアルゴリズムを構築する.数値実験により, 本論文の方法が100工程を超える大規模なシステムに対しても適用可能であることを示す.
  • 下田 祐紀夫, 櫻井 文仁, 原田 圭
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 373-380
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    切削加工の完全な無人運転を阻止している要因の一つが, 加工中に突発的に発生する工具欠損である.本研究は, 夜間の切削加工を対象とし, 「加工中に工具が寿命になった場合は, 機械を朝まで停止したままとし, そのために発生する生産量不足は在庫品などで補充する」との前提条件のもとに, 「切削加工の無人化への移行基準」を提案している.無人運転へ移行したほうが経済的となる条件の存在を示し, 生産量と加工費用の評価モデル式を与え, 無人運転への移行を判断するための経済性評価方式を確立した.
  • 丸山 義博, 山口 俊和, 野中 保雄
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 381-395
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    シクラメン, ベゴニア, シャコ(葉)サボテン, 君子蘭の鉢花を生産品目とし, 棚の効率的利用と収益性の面から, 前報では, 同一の生産計画を繰り返す場合の鉢花生産用温室の最適利用計画について考察した.本稿は, 新設温室による利用計画の第1年目から前報で得た最適利用計画に移行するまでの期間(計画初期)と計画初期の毎年の最適利用計画の立て方について, 線形計画モデルによる考察を示した.さらに, この考え方を応用し, 現在の生産体系の下で生産計画を立てた場合についても考察した.これら2つの考察で, ともに生産計画の開始から安定した生産計画に至る計画初期の毎年の最適利用計画とこれらの最適利用計画による毎年の利益は, 前報で得た最適利用計画をそのまま適用する場合よりも, より多くの利益が得られることを示した.
  • 小田 哲久, 林 文俊
    原稿種別: 本文
    2002 年 52 巻 6 号 p. 396-406
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    The Fuzzy-set Concurrent Rating method (FCR method) was developed to measure subjects' attitudes more naturally than traditional rating methods (Oda, 1995). The present paper proposes a new improved definition of the method so that it can include both recent and future research. With the new definition, the improved FCR method, which is composed of a convenient set of procedures is proposed. For the purpose of assisting the users to understand it, the algorithm of integration using Mamdani's "min-max-gravity method" is explained in detail. The integration formulae are presented as well. The formulae can fit data from 2- to 5-item arrangements by employing Mamdani's "min-max-gravity" method and Mizumoto's "algebraic product-sum-gravity" method. Besides, a variety of procedures for the application of the FCR method to psychological measurements are proposed. After the proposal of the procedures, the guidelines to apply them to practical problems are shown in table form.
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 52 巻 6 号 p. 407-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 52 巻 6 号 p. 408-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2002 年 52 巻 6 号 p. 409-410
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2002 年 52 巻 6 号 p. 411-413
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 52 巻 6 号 p. App6-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 52 巻 6 号 p. App7-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 52 巻 6 号 p. App8-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 52 巻 6 号 p. App9-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 52 巻 6 号 p. App10-
    発行日: 2002/02/15
    公開日: 2017/11/01
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