日本経営工学会論文誌
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53 巻, 3 号
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  • 原稿種別: 表紙
    2002 年 53 巻 3 号 p. Cover5-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2002 年 53 巻 3 号 p. Cover6-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2002 年 53 巻 3 号 p. Toc3-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 奥村 文徳, 野村 重信
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 181-188
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    在庫は, 企業にとって多くの問題点を吸収する調整弁の機能を持ち, 日常の生産を維持する活動に寄与している.しかし, 在庫がどのように生産活動に寄与しているかを正確に把握することは難しい.そこで, 本研究では, 企業で在庫が発生する問題を「現象出現型問題」, 「目的設定型問題」と分類し, 2つの問題に対応する企業の在庫を持つ行動を, 「現状維持行動」, 「事前対応行動」, 「目標設定行動」と3つの企業行動を提案した.そして企業の実証的データを基に, 予測度という尺度を導入し, 提案した3つの企業行動を用いて数量化理論を使い, 在庫に影響を与える在庫発生構造の基本軸を導き出し検討した.
  • 竹内 俊彦, 佐久間 章行
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 189-200
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    科学技術教育の効率よい推進のために, 問題提示型の試験システムを提案する.問題提示型試験の手順は以下の通りである.1. 出題者は科学技術の体系に基づいて系統的に多数の問題を作成する.2. 出題者は多数の問題を, 学習者に提示する.3. 出題者は多数の問題の中から適切な組み合わせで適当数を選定し出題する.問題提示型試験では試験問題の候補群を作成する必要があるが, これは出題者には多大な負担である.本研究の目的は, 問題提示型の試験における問題作成支援システムの開発である.開発したシステムは問題データと知識構造図の入力から, 下位性・基礎性・関連性を計算し, 遺伝的アルゴリズムによって解空間を探索し, どのような問題を新たに作るべきかのアドバイスを出力する.システムの動作を確認するために, 統計解析プログラミング言語S-Plusの教育を想定したシミュレーションを行った.実験の結果から, 出題の必要性が高く, また既存の問題には含まれていない知識を問うような新規問題を作成するアドバイスを出力させることができたと結論した.
  • 一森 哲男, 田中 正敏, 山田 茂
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 201-207
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では, ソフトウェア開発の単体テストと結合テストの両テスト段階におけるプロジェクト管理問題の1つとして, 与えられたテスト労力量をどのように配分すれば, 結合テスト終了後のソフトウェア内の残存フォールト数が最小になるかという最適テスト労力配分問題と, その解法アルゴリズムを議論する.ここで, 投入されるテスト労力量と達成されるソフトウェア信頼性を関係づけるために, テスト労力依存型ソフトウェア信頼度成長モデルを適用する.また, 以上の結果を数値例により具体的に示す.
  • 秋葉 知昭, 山本 久志
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 208-219
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    連結型k-within-(r,s)-out-of-(m,n):Fシステムは, システムを構成するコンポーネントがm行n列の格子状に配置され, 任意のr行s列の長方形内に含まれるコンポーネントがk個以上故障すると故障となるシステムである.連結型k-within-(r,s)-out-of-(m,n):Fシステムの適用例としてノートパソコン等に多用される多数の構成画素による画像表示装置等が挙げられる.連結型k-within-(r,s)-out-of-(m,n):Fシステムに関して, これまでコンポーネント信頼度が与えられた時にシステム信頼度を高速に求める方法が研究されている.しかし, それらの方法はシステムサイズがそれほど大きくない場合には有効であるが, システムが大きくなるとシステム信頼度を求めるために多くの計算時間や記憶容量を必要とする.そのためシステム信頼度の上下限値や近似値を求めることが重要となる.本論文では, 最初に連結型k-within-(r,s)-out-of-(m,n):Fシステムの信頼度の新しい上下限値を提案する.そして先行研究で提案された上下限値と数値実験による比較結果を示し, 本論文で提案する上下限値が有効であることを述べる.次に連結型k-within-(r,s)-out-of-(m,n):Fシステムに関する極限定理を与え, その定理を利用し, システムサイズが大きくコンポーネント信頼度が1に近い場合に有効なシステム信頼度の近似式を提案する.
  • 〓 志宏, 伊藤 崇博, 大野 勝久
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 220-227
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    3次元箱詰め問題(three-dimensional container packing problem)は, 様々なサイズの荷物をコンテナ(トラック)に詰め込み, コンテナ(トラック)の空間利用率を最大化する組合せ最適化問題である.現実問題においては, 空間利用率以外に積み荷安定性とX-Y軸の回転も考慮しなければならない.本論文では, この現実問題を対象に, 独自の手法に基づいたメタヒューリスティックスを提案する.数値実験により, 本解法をベンチマーク問題に適用し, 公表されている最良解との比較により提案手法の有効性を示している.
  • 藤本 英雄, Alauddin AHMED, 山川 聡子
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 228-240
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年, 企業を取り巻く環境の急速な変化のせいで, 投資計画はとても複雑になってきている.特に, 製品や生産技術の寿命が短いことは製品ミックスの不確定性の原因となり, 新しい技術の発展は経営者が工場のサイズや利用する技術の種類を決定することをとても複雑にしている.本論文は製品導入や新製品開発にかかる時間, 製品の寿命に不確定性がある場合に, 設備に用いる技術レベルと設備のサイズを決定する投資計画を取り扱う.確率的に新製品が登場し, それらの製造寿命が重なることによって製品ミックスが不確定に変わる.不確定に変わる製品ミックスと技術進展にもとづいて, 各期における技術レベルと設備サイズの選択肢が決まる.この技術レベルの選択肢を決定するために, 製品ミックスや需要変化といった市場の複雑さを表すダイバーシティという指標を導入する.本論では技術レベルを設備の柔軟性と同様に扱う.柔軟性とは多様な環境に対する設備の応答性を表す.投資計画問題をセミマルコフ過程にもとづいて定式化する.すなわち, 新製品と技術の進展過程をセミマルコフチェーンとして取り扱う.つぎに, 製品導入と技術進展の関係にいくつかの仮定をおき, 状態空間を削減する.さらに最適解が持つべき性質を反映したいくつかの結果を示す.これを用いて考慮すべき技術選択肢を減らし, 問題のサイズを縮小する方法を示す.最後に, 適当なサイズの問題に本手法を用いた結果を示す.また, いくつかの重要なパラメータの解に対する感度を考察する.
  • 金指 正和, 三谷 崇
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 241-249
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    ジョブごとの納期が異なるフローショップ・スケジューリング問題において, 総加工完了時間(メイクスパン)や納期遅れ時間の大きさは, ジョブの加工順序だけでなく, 各ジョブの加工時間のバラツキの大きさに依存する.そこで, 各ジョブを要求量と納期に応じて, いくつかの小ロットのジョブに分割すると, 分割したジョブの加工時間のバラツキは小さくなり, 納期遅れを解消できるだけでなく, メイクスパンも小さいスケジュールを生成できる場合がある.しかし, 分割するジョブのロットサイズと加工順序を同時に決定する組合せ最適化問題を解く必要がある.本研究では, 遺伝的アルゴリズム(Genetic Algorithms)を用いた実用的なロット分割法と順序付け法を提案する.
  • 川上 満幸, 白井 朋実
    原稿種別: 本文
    2002 年 53 巻 3 号 p. 250-258
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    近年, オフィスは情報化され人間は多くのストレスをためている.こうした状況では心身症などを誘発することもある.よって, 効率的で作業負担の少ない作業環境の設計が重要である.そこで本研究は, VDT作業において, 作業環境要因(香りとオフィスの大きさ)が被験者に及ぼす影響を実験により考察し, 適正な作業環境の設計要因を提案する.実験に用いた評価指標は, 生産性(作業能率, 作業品質), 作業負担(作業中の脳波出現量, 疲労自覚症状調査, 眼精疲労)である.研究の結果, VDT作業の適正な作業環境要因として, 香り(濃度20%の覚醒作用)と, オフィスの大きさ(4m×4m×2m)の重要性, また, その相乗効果が認められた.
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 53 巻 3 号 p. 259-260
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 53 巻 3 号 p. 260-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 53 巻 3 号 p. App11-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 53 巻 3 号 p. App12-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 53 巻 3 号 p. App13-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 53 巻 3 号 p. App14-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2002 年 53 巻 3 号 p. App15-
    発行日: 2002/08/15
    公開日: 2017/11/01
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