日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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56 巻, 3 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2005 年 56 巻 3 号 p. Cover5-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2005 年 56 巻 3 号 p. Cover6-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2005 年 56 巻 3 号 p. Toc3-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 鈴木 定省, 三島 理, 圓川 隆夫
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 147-154
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    サプライチェーンの川上に行くに従って最終需要の変動が増幅されてしまう現象はブルウィップ効果として知られている.ブルウィップ効果の発生要因は,チェーンを構成する各段階が独立に行う部分最適な発注処理行動,補充リードタイムの存在,そして発注のバッチ化の影響であることが指摘されており,このうち発注処理行動,補充リードタイムが及ぼす影響については先行研究により定式化がなされている.発注のバッチ化により情報が大きく歪められることが考えられることより,本研究では,このバッチ化の影響を定期発注方式として組み込み,先行研究に対して,より拡張したモデルを構築することでブルウィップ効果に対する新たな評価式の導出をする.併せて数値実験を行うことにより,評価式の精度,妥当性の検証も行う.
  • 広谷 大助, 森川 克己, 高橋 勝彦
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 155-163
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    従来のラインバランシングの手法を用いた生産ラインでは,それぞれの作業者に決められた仕事が割り当てられていて,以後変わることはなかった.しかし,作業者の作業の進み具合でアンバランスが生じると,遅い作業者によって仕事に遅れが生じる.この問題を解決するために"自己バランス機能を備えた生産ライン"が提案されており,そのラインでは作業者の動的な割り当てによってバランスを保つことが示されている.特に作業者を作業の遅い順に並べると,最大の生産率を達成できることが分かっている.しかし,この条件はかなり限定的である.そのため本研究では,この自己バランス機能を備えた生産ラインにおいて最大の生産率を達成する他の条件を明らかにすることにより,このラインの特性を明らかにしていく.
  • ウィドド クンチョロ ハルト, 長沢 啓行, 森澤 和子, 太田 雅晴
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 164-173
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    農産物のサプライチェーンでは,植物の開花・成熟・損失過程を考慮しなければならないが,収穫量の20〜60%がロスになっており,収穫・配送計画の改善が求められている.本研究では,開花・成熟過程と損失過程を数学モデルで表し,農産物の基本的なサプライチェーン・モデルを構築する.周期的に一斉開花し,収穫され,複数の市場へ供給される場合をとりあげる.市場規模に応じて各期で常に一定水準の農産物が供給されるものとし,その水準を最大にするための最適な収穫・配送パターンを解析的に求める.数値例により,開花の周期によって最適な収穫・配送パターンがどのように変わるかを例示する.
  • 岩瀬 弘和, 北岡 正敏
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 174-181
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    階層型神経回路網の構造決定においてバックプロパゲーション学習アルゴリズムを適用する場合,回路網の層数や各層のユニット数のみならず,学習係数や慣性項の係数などの各種パラメータの値は,研究者たちの経験により決められているのがほとんどである.一方,遺伝的アルゴリズム(GA)は広い探索空間を有する様々な最適化問題の近似解法に適用され,実用的な探索アルゴリズムとして注目されている.最近,GAにおけるパラメータ値の設定を必要としないPfGA(Parameter-free Genetic Algorithm)が提案され,関数最適化問題での有効性が報告されている.本研究では,PfGAを階層型神経回路網におけるパラメータ値決定問題へ適用することを提案する.ここでは,学習対象としてXOR問題および3ビットのパリティチェック問題を取り上げる.そのシミュレーション結果から,これまでの研究で用いられてきたパラメータ値と比較することにより,提案手法の有効性を示す.
  • 天田 三郎, 木村 有寿, 津田 榮一
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 182-190
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    フレキシブル混合品種ラインを設計する方法(設計法II)を提示する.この設計法は生物の分体生殖をまねたアルゴリズムで構成されており,横広がりに大きくなる探索木を持つ設計問題を解くために創られた.このアルゴリズムは先駆的設計法(設計法I)において有効性が確認され,個体分裂アルゴリズムと呼ばれる.これは進化的アルゴリズムに分類され得るものである.伝統的な進化的アルゴリズムは無作為にもしくは確率的ルールに従って染色体を変化させるが,個体分裂アルゴリズムは,進化を促進する力によって集団中の各個体の染色体を変える.設計法IIは,ステーション数最小化の基準の下で各ステーションに要素作業を割り当て,割り当てられた要素作業を遂行するためのステーション条件(生産要素の集合)を構成することによって設計問題の解を見出す.提示された方法の有効性は,幾つかの設計問題を解くことによって確認された.
  • 古賀 睦昌, 太田 宏
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 191-199
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    市場に生起するニーズをいち早く把握し,これを事業に結びつけるため,マーケティングと商品開発を統合する手法である品質機能展開(QFD:Quality Function Deployment)が新たに注目されている.本論文では,このQFDの中で用いられる品質表を言語データを用いて表すことにより,顧客と設計者の主観や曖昧さを考慮した技術要素のウエイトを求める手法を提案する.言語データは理論的な取り扱いを一般化するために,台形型ファジィ集合で表す.そのため,ファジィ集合の加重和平均を求める演算には従来の三角型ファジィ集合だけでなく台形型ファジィ集合も扱えるようにNFWA(New Fuzzy Weighted Average)を拡張した演算方法を用いる.またTRIZ(Theory of Inventive Problem Solving)による自社内の比較値や他社との比較評価値を考慮することにより,より実践的なQFDを考案する
  • 中村 芳仁, 本多 克宏, 市橋 秀友
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 200-208
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    アンケートデータをはじめとする多肢選択形式の質的データの解析のために,数量化分析とファジィクラスタリングの同時分析法がいくつか提案されている.これらの手法は,被験者や項目に数量的得点を与え,それを低次元配置する際に不適切な被験者や項目を取り除いたり,いくつかのグループに分割することにより,低次元配置が可能なグループを見出し,尺度構成を行うことを目的としている.本論文では個体を分割することに着目し,等質性分析にファジィクラスタリングの概念を導入した手法を提案する.また,その他の手法との関連について,人工データやアンケートデータの解析を通じて比較検討を行う.
  • 水山 元, 池田 龍哉
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 209-217
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では,多段階生産システムにおける製造品質のレベルをそこで得られる製品の品質特性(製品特性)のばらつきによって評価したうえで,製造工程のロバスト性向上や要因管理によってそのレベルを向上させていくサイクルを効果的に回すための一つのアプローチを提案する.提案法では,技術者の知識や観測データに基づいて,各工程で作り込まれる半製品段階での中間特性と最終的な製品特性の間の因果関係をモデル化する.そして,得られた因果関係モデルに基づいて,各工程にロバスト性向上および要因管理を適用した場合に期待される改善効果をそれぞれ推定し,適用すべき品質改善策の種類とその対象工程の同定を支援する.最後に,半導体ウェーハ製造システムを想定した数値例に基づいて提案法が所期の機能を果たすことを確認する.
  • 小野 勉, 宮崎 茂次, 金川 明弘
    原稿種別: 本文
    2005 年 56 巻 3 号 p. 218-226
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    人が移動するとき、人全体の移動の効率をあげるには、どのような対策を施せばよいかを考察する。まず、人と物の移動を、それぞれ体系的に整理し、その後、人が移動するときの移動補助手段を有効活用するための課題を述べる。移動補助手段の利用効率を上げるには、その需要をなるべく小さい誤差で予測し、それに合わせた効率的な供給が実現できればよい。本論文では、人流の移動補助手段の需要予測を説明する数理モデルを提案し、その精度について検証する。また、その数理モデルによる需要予測の説明変数には、日付、曜日、時刻のような時間的な要因、天候、風速、風向、気温、また湿度のような気象要因、住宅地や工業地や商業地や夜の飲食街のような地域要因、交通事故、交通規制、イベント(各種の祭、店舗の開閉店、入試、卒業式、入学式、学会など)のような突(単)発要因などが考えられる。数理モデルを作成するにあたり、これらの要因の有効性を実在するO市のタクシーの輸送履歴について検証することにする。
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 3 号 p. 227-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 3 号 p. App13-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 3 号 p. App14-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 3 号 p. App15-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 3 号 p. App16-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2005 年 56 巻 3 号 p. App17-
    発行日: 2005/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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