日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
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57 巻, 3 号
選択された号の論文の18件中1~18を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2006 年 57 巻 3 号 p. Cover5-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2006 年 57 巻 3 号 p. Cover6-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2006 年 57 巻 3 号 p. Toc3-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • Hiroki Kozu, Iiji Ogawa
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 181-187
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    This study carried out two kinds of experiment in order to improve university student's human performance such as multiple-reaction task, occupational suitability test, addition test, and stress using an E.E.G. after night shift work. Experiment I investigated the effect of a one-hour nap while experiment II investigated the effect of bright light (BL) after a one-hour nap. Four days were required to complete each of the experiments since there were four levels of nap-time (no nap, 7:00, 11:00, and 15:00) in experiment I and four conditions (no nap & no BL, no nap & BL, nap & no BL, and nap & BL) in experiment II. As a result, taking a one-hour nap from 15:00 to 16:00 seemed to be more effective than other nap times for human performance and stress in experiment I. Human performance, such as in the occupational suitability test, was found to be improved by both one nap from 11:00 to 12:00 and bright light in experiment II.
  • 小谷 貴幸, 楠川 恵津子, 太田 宏
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 188-197
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    今日の製造工程にみられる高品質工程で,不良率の工程管理状態からの悪化あるいは良化方向への変化を管理するために,楠川・太田は不良品がr(&ge;2)個検出されるまでの累積検査品数を品質特性とする高品質工程用CCC-r管理図の代替管理図として,CS_<CCC-r>管理図を提案している.CS_<CCC-r>管理図の検出特性向上を目的とし,三島らはCS_<CCC-r>管理図とCCC-r管理図とを統合した統合管理図(以下では,統合CS管理図とよぶ)を提案している.ただ,CS_<CCC-r>管理図および統合CS管理図の設計は現在観測されている品質特性値の変化にのみ着目したものであり,不良率の工程管理状態からの悪化あるいは良化方向への微小な変化に対する検出特性は劣る.先に小谷らは過去に観測された品質特性値を管理図設計に取り入れた高品質工程用EWMA_<CCC-r>管理図を提案し,EWMA_<CCC-r>管理図はCS_<CCC-r>管理図よりも不良率の工程管理状態からの微小な変化に対する検出特性ANOS(Average Number of Observations to Signal)の値が小さく,検出特性に優れると報告している.そこで,本論文ではEWMA_<CCC-r>管理図でのさらなる検出特性向上を目的として,EWMA_<CCC-r>管理図とCCC-r管理図とを統合した高品質工程用統合EWMA管理図を提案する.併せて数値実験より提案管理図の検出特性を,EWMA_<CCC-r>管理図を単独で使用した場合と統合CS管理図とのANOSの比較をもとに検証する.
  • 中瀬 逸平, 高盛 加佳子, 有薗 育生
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 198-205
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    システムの平均アベイラビリティ解析・評価の問題において,故障時間は偶発故障を表す指数分布に従うと仮定される場合が多い.これは指数分布の無記憶性より,モデルの解析的表現が容易になることに起因する.しかしながら,故障時間が故障率一定の指数分布に従わず,故障率が時間とともに変化する磨耗故障に従う場合も実際には多く存在する.さらに,故障の要因が単一ではなく,それぞれ異なった分布に従う複数の種類の故障が発生するような状況も存在する.これらの点に関して,先に高盛らは故障時間が指数分布に従う偶発故障と非指数分布に従う磨耗故障の2つの故障モードをもつシステムのアベイラビリティ評価法について考察し,偶発故障からの復旧に併せて常に磨耗状態を初期状態に戻す場合と磨耗故障からの復旧時にのみ磨耗状態を初期状態に戻す場合の平均アベイラビリティの評価法を与えている.本研究ではさらに,磨耗状態の進行状況に応じて偶発故障からの復旧時に現状の磨耗状態のままでの復帰あるいは初期状態への復帰を切り替える保全政策について考察する.
  • 太田 宏, 古賀 睦昌
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 206-213
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    多様に変化する市場のニーズをいち早く把握し,これを短期間で製品開発へと落とし込むために,マーケティングと製品開発を統合する手法である品質機能展開(QFD:Quality Function Deploment)が注目されている.本論文では,このQFDに,顧客と設計者の主観や曖昧さを考慮するために,曖昧さを数量化することのできるファジィ理論を用いて,製品設計における顧客と企業間の合意品質値の導出方策を提案する.提案法では,QFDに各品質特性に対する満足度の要求レベルを言語データを用いて表すことで,顧客による要求品質値を導出する.さらに,企業の意向を同時に考慮するため企業満足度に基づいた品質値も導出し,顧客満足度による品質値と加重和をとることで顧客と企業両者にとっての合意品質値の導出方策を提案する.また数値実験において,洗濯機の仮想データをもとに合意品質値の導出過程を例示する.
  • 水山 元, 淺田 克暢, 山田 賢太郎
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 214-221
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    多段階生産システムでの不良要因探索を支援するために,著者らは,多段階品質情報推移モデル(Multi-stage Quality Information Model:MSQIM)と呼ぶ,探索的データ分析のための新たなフレームワークを開発している.これは,製造履歴データの中に含まれている,製品の製造品質に関する情報が,工程を経るごとにどのように変化していくかに着目するものである.本報では,このMSQIMを実現するための一つの方法として,決定木分析を援用したアプローチを展開し,その適用例を示す.これは,対象生産システムの各工程に対応した複数の決定木を生成した上で,個々の決定木だけでなく,それらの間の関係にも着目することによって,不良要因に関する知見を得るものである.
  • 遠山 宏明, 井田 憲一, 寺松 千尋
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 222-230
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では,固定費付き輸送問題を解くための遺伝的アルゴリズムを提案する.固定費付き輸送問題では,1つの発送地から多数の目的地に商品を発送するよりも,発送する目的地の数を極力減らすことで,使用する輸送ルートを少なくでき,固定費を節約できる.そのため,提案手法では配送ルートに関する優先順位をインスタンスの性質に基づいて生成し,新しい個体はその優先順位を用いて生成する.提案する突然変異は,親個体の良い形質を子に継承することができ,親個体の近傍を十分に探索する能力を持っている.それゆえ,交叉を行わず,突然変異のみで子個体を生成する.提案手法の有効性は,既存手法との比較実験によって示される.
  • 大坪 正和, 倉重 賢治, 亀山 嘉正
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 231-242
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究では,中学校を対象とした時間割編成問題に取組んだ.この問題は複雑な制約条件を有しており,依然手作業に頼る場合が多く,その作成は非常に困難である.実際,クラス数24のある中学校では,4,5人の教師が1週間程度の時間を費やして作成しており,これらの教師には大きな負担を与えている.この時間割編成問題に対して,タブーサーチを用いた三つの解法を適用した.解法Iは,すべての科目を割り当てた初期解から,制約条件をすべて満たした実行可能解を求める基本的な方法である.一方,解法IIは,制約の強さにより対象科目を三つのグループに分類し,制約が強いグループから順に割り当てを行う方法である.まず,最初のグループの科目からなる部分解を作成するために,これらの科目のみを割り当てた初期解を生成し,制約違反がなくなるまでタブーサーチを適用する.続いて,この部分解に,次のグループの科目を加えて,新たな制約違反がなくなるまで再度タブーサーチを適用する.これらのプロセスを最終グループの科目を割り当てた実行可能解が得られるまで繰り返す.解法IIIは,解法IIで分類した最後のグループに属する科目を,さらに,学年ごとに細分化し,合計5グループに分けてから順に割り当てを行う方法である.実問題を解くことによって,解法IIの有効性を明らかにした.続いて,実行可能解の取得にかかる計算時間には,近傍解の探索クラス数や制約条件の重み付けが大きく影響することも示した.さらに,実行可能解の分布状況に関しても言及した.
  • 今 剛士, 後藤 正幸, 増井 忠幸
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 243-252
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    刻々と変化するビジネス環境において,企業内プロセスや企業間コミュニケーションはこれまで以上に複雑に形成されている.複雑なビジネスプロセスの一つである物流プロセスやサプライチェーンにおいて,効率的なモノの流れを実現するためにさまざまな研究がなされてきたが,これらの研究ではおもに情報共有の重要性が指摘されてきた.一方,近年,複雑なビジネスプロセスを記述する手法としてUMLが注目されている.そこで本研究では,効率的な物流実現のために,サプライチェーンを構成する企業間相互の情報伝達のあり方を探求するため,UMLによって描かれた物流情報モデルをもとに,物流現場における情報モデルの構造を俯瞰的に分析するため,属性情報に内在する階層構造を抽出する手法を提案し,考察を行う.
  • 川中子 敬至
    原稿種別: 本文
    2006 年 57 巻 3 号 p. 253-259
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    Whether a given point is located inside or outside of a polygon is understood naturally when the diagram is seen by ones own eyes. However, it is difficult to determine the same thing using a computer. This kind of problem has been treated as "the point location problem" in computational geometry or geographical data processing for several decades. In this study, we research advanced cases of this problem, such as the case that the point is given when the diagram consisted of several polygons which had multiple connotations, or the case that the point is given when there were several polygons inside one polygon. Also, as the example of an application, we intend to try to estimate the length of a route, including up-and-down distance, when two points are given on a map that has a road network and contour lines.
  • 原稿種別: 付録等
    2006 年 57 巻 3 号 p. 260-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2006 年 57 巻 3 号 p. App11-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2006 年 57 巻 3 号 p. App12-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2006 年 57 巻 3 号 p. App13-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2006 年 57 巻 3 号 p. App14-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2006 年 57 巻 3 号 p. App15-
    発行日: 2006/08/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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