日本経営工学会論文誌
Online ISSN : 2187-9079
Print ISSN : 1342-2618
ISSN-L : 1342-2618
58 巻, 4 号
選択された号の論文の17件中1~17を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2007 年 58 巻 4 号 p. Cover7-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2007 年 58 巻 4 号 p. Cover8-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2007 年 58 巻 4 号 p. Toc4-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 青木 洋貴
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 247-256
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究は,高度な認知・精神作業であるとともに,審美的な観点も重要となるような印刷広告制作作業に対して,IE的なアプローチの有効性を示すことを意図し実施している.本論文では,このような印刷広告制作作業のうち,特に広告レイアウト作業に着目している.IEの基本となるタスク分析をここで実施するために,観察されるアクションならびにプロトコルデータを用いることで適切に記録するためのタスク記述方法を提案している.さらにこの記述に基づき,作業遂行にあたってのデザイナの創造性診断に向けた基本的な考え方ならびに実施手順についても提案する.一連の方法を熟練したデザイナを用いた印刷広告制作実験により得られたデータに対して,ここで提案する方法を試験的に適用した.この適用から,デザイナの作業における進行・停滞状況の把握が可能であること,および定量的な評価が可能となることを示した.
  • 小谷 重徳, 鈴木 淳
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 257-266
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    混合組立ラインの投入順序づけ問題には古くから数多くの研究がある.これらの多くの研究は混合組立ラインの各作業ステーションの作業負荷の平準化を図り,混合組立ラインのラインストップをできるだけ少なくすることを目標としている.しかし,実際の自動車の組立ラインでは自動車の総組立作業時間を用いて作業の負荷の平準化を図っている.これは作業ステーションが1つとして考えていることになる.これまでの研究では作業ステーションが1つの研究はほとんどないので,この問題に取り組み,投入順序づけに関するいくつかの性質を明らかにする.さらに,この性質を利用した,効率的で精度の良い近似解法を提案する.
  • 米内山 等
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 267-275
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    提案する臨界温度探索法は,定義した臨界温度をフェーズ1により探索し,その臨界温度を利用してフェーズ2で解を探索する確率を利用した探索方法である.この方法をジョブショップ問題に適用した結果,最適解または最良解の数パーセントの誤差で探索できることが分かった.同じ臨界温度が利用できる環境であれば,フェーズ1を省略し,フェーズ2のみ利用が可能で探索効率がよい.また,新たに臨界温度を探索する場合でも,処理条件が類似な問題あるいはより大きい問題であれば臨界温度の探索範囲が本実験の結果より限られた範囲に存在することが予想されるので,臨界温度が容易に探索可能である.このような性質から,この臨界温度探索法を適用して効率良く日常の生産スケジュールを作ることができる.
  • 小村 和彦, 森山 弘海, 羽田 隆男
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 276-287
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    運搬経路問題は物流システムにおける基本的な問題の1つであり,小売店への商品の配送などに幅広い応用をもつ.このため運搬経路問題に関しては数多くの研究があるが,それらの多くは,各運搬車は1日に1つのルートを巡回するものと暗に仮定している.しかし実務においては,1台の運搬車が1日に複数のルートを巡回する場合(回転)が頻繁に現れる.また従来の研究の多くは,総移動距離の最小化を目的としている.しかし実際の運搬現場においては,総移動距離の最小化よりも,最も時間のかかる運搬車の稼働時間(最大稼働時間)を最小化するほうが重要である場合も存在する.また,道路の混み具合が進行方向で異なる場合や一方通行などを考慮すると,運搬車の顧客間の移動時間は,通常,非対称となる.そこで当研究では,目的関数が最大稼働時間の最小化である場合の,回転を考慮した非対称運搬経路問題を取り上げ,この問題の準最適解法を提案する.最初に,この問題を混合0-1整数計画問題に定式化する.次いで,割当問題と半割当問題を解いてこの問題の下界値を求める方法を示したあと,この問題の縮小化方法を提案する.さらに,上界値と下界値の差を順次減少させながらこの問題の準最適解を求める方法を提案する.そして最後に,提案法の有効性を数値実験によって検証する.
  • 清水 伸一郎, 熊谷 敏
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 288-298
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    複数の環境負荷物資の排出量データから,単一環境負荷量を算出する統合化手法を用い,企業間比較可能な環境パフォーマンス評価手法を提案する.本手法では,環境負荷物資ごとに非公開排出量ペナルティ係数で算出するペナルティ込みの推測排出量を,その物資の非開示企業に対し一律に適用する.これにより外部評価を実現し,排出量データの開示企業には開示インセンティブを与える.また排出量データの組織的集計範囲と対象事業領域を統一し,業界内で各社の企業規模を補正する.さらに業界規模や事業特性等を補正することにより,業種の異なる企業間,業種間比較も可能である.この手法を自動車と精密機械の2業種に適用し,既存手法との比較を行う.
  • 八木 英一郎, 吉本 一穗
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 299-306
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    複数の評価項目を有する対象の選択問題に対しては.評価項目にウェイト付けを行い加重和による評価を行うことが多い,ウェイト決定のためには評価対象を明確に把握することが困難であり,さらにこのような点を解決してウェイトを定めたとしてもウェイトの微小な変化が評価結果に多大な影響を及ぼす場合があることが指摘されており,得られた評価結果の妥当性を判断することが難しい.このため評価結果に対して感度分析を行うことが推奨されているが,評価項目の数が多く階層構造が構成されている場合については感度分析を行うことが困難となる.そこで本研究では感度分析を行うに際して,得られた評価項目のウェイト比に幅を与え各代替案の総合評価値を最大化することでウェイトを変化させ,評価結果に対する知見を得る方法を提案し,評価を行う際の一助となすことを目的とする.
  • 松井 正之, 中村 哲也, 石井 信明
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 307-316
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    企業間の競争が激化する中,製造業がサスティナブルな利益を上げるためには,すばやい需要開発による市場拡大・維持,そしてそれに見合う供給能力の開発を行わなければならない.そのための需給開発の戦略プランは,企業の方向性を示すものとして重要な役割を担っている.しかしながら,需給開発の戦略プランは長期の事業計画であるため,予測が非常に困難である.本論文では,サスティナブル戦略のための需給開発システムを提案し,清涼飲料企業を例にとりケース・スタディを行っている.すなわち,長期需要情報であるビジネスシナリオをもとに立案した需給成長計画を需給開発図表にマッチングし,そこから生産システムへの最適能力負荷率を求め,現状と理想とのギャップ分析,動的能力管理による戦略プランの管理・評価の仕方を示している.
  • 巽 龍雄, 西岡 久継
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 317-323
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    地域再生には,新事業創出,ならびにベンチャービジネス創出が,有効な活性化手駿の一つであると考えられる.また,日本復活の針路として文科系知識の重要性が再認識されている.本研究では,著者が設立した社会科学を基盤とするベンチャー事業が,如何にして事業必要3要素と言われる人,物,金の欠乏するなか,プロジェクトに必要な資源,技術習得,革新を試行錯誤し実践へと導いたかを,学生ベンチャーにおける事業プロジェクトを通して,その過程における知識融合・創造プロセスにおける分析事例として紹介する.高度なバイオや工学的技術を持たない社会科学(知識創造概念)をプラットフォームとして適応させ,事業プロジェクトにおいて派生する問題解決に対する取り組みと,そのインプリケーションにおける知識創造概念の有効性,場の重要性,さらに形式知化された企業の技術と暗黙知的な経験的知識の融合によるイノベーション,技術経営の新しい知見を紹介する.
  • 松尾 哲子, 森 健一
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 4 号 p. 324-332
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    The Japanese Somushou (i.e., Ministry of Internal Affairs and Communications) announced, on Respect-for-the-Aged Day in September 2005, that the population of people over 65 is 25,560,000, or 20.0% of the nation's total population, which is the highest ever recorded in Japan. The Ministry also announced on June 1,2006 that the "special total birthrate" for 2005, indicating the average number of babies delivered by Japanese women, marked the lowest-ever level of 1.25. If the declining birthrate continues at a pace faster than estimated, the increasing ratio of the elderly in the nation's population will be far greater than expected. As new housing and large-scale supermarkets are being planned and built in the outer suburbs due to over-reliance on automobiles, the aged and needy who cannot drive for shopping are being forced into old inactive housing areas and shopping streets. People want to talk with each other as they get older, and advanced technology can help this. The following examples show two different shopping streets in Kyushu where shop owners and active elderly people still communicate with each other. In this paper, we recommend a cozy compact city where security and safety are assured, and the elderly can enjoy life and outside activities while being cared for in their homes.
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 4 号 p. App18-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 4 号 p. App19-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 4 号 p. App20-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 4 号 p. App21-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 4 号 p. App22-
    発行日: 2007/10/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
feedback
Top