日本経営工学会論文誌
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58 巻, 5 号
選択された号の論文の15件中1~15を表示しています
  • 原稿種別: 表紙
    2007 年 58 巻 5 号 p. Cover9-
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 表紙
    2007 年 58 巻 5 号 p. Cover10-
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 目次
    2007 年 58 巻 5 号 p. Toc5-
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 渡辺 浩司, 戸泉 和也, 伊呂原 隆
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 333-341
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本論文では非一様並列機械スケジューリング問題に対する独自の解法を提案する.目的関数は納期ずれ最小化とした.本論文の提案技法では,この問題をジョブのマシンタイプへの割当問題と割当られたマシンタイプでのジョブのスケジューリング問題の2つの部分問題に分解して問題を解く.後者の問題にはラグランジュ分解調整法を採用した.手法選定理由は,前者の問題を解く際にラグランジュ乗数がその期におけるジョブの混雑度を表しているためジョブのマシンタイプへの割当を考える際に重要な指標となるためである.そして,前者と後者の部分問題を交互に解くことにより効率的に問題を解く.数値実験では,小規模問題と大規模問題でGA(Genetic Algorithm)ベースの解法と比較実験を行い,本提案技法の有効性を確認した.
  • 長塚 豪己, 山本 久志, 鎌倉 稔成
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 342-352
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    ガンマ分布の位置母数の有無に依存しない形状母数の推定を行う方法を提案する.ガンマ分布の推定問題は,位置母数の存在で大きく異なってくる.ガンマ分布の推定問題は,位置母数を含まない場合には推定法が確立されており特に問題はない.しかし,位置母数を含んでいる場合には推定は一般に困難とされている.したがって,ガンマ分布を仮定しうるデータに対して,位置母数を含まないことがわかっているときはもちろん,位置母数を含んでいるのかどうか判断し難い(位置母数が0に近い)場合には,位置母数の存在を仮定せずに推定が行われる場合がほとんどである.このように,ガンマ分布の推定問題は位置母数の有無に大きな影響を受けるので,位置母数と独立に形状母数を推定できる方法は非常に有用である.数値実験で,位置母数が存在するかどうか判断し難い(位置母数が0に近い)ガンマ乱数に対し,提案法と2母数のガンマ分布をあてはめた場合の最尤法との比較を行う.そして,biasおよびMSEの平方根をとったRMSEについて提案推定量の性質の良さを示す.また,実データを用いた推定例により,提案法の適用における簡便さを示す.
  • 田中 正敏, 吉川 伸一, フイ チャン, 竹田 英二
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 353-360
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    伝統的な発注政策では,サプライチェーンの各メンバーが受け取る期待利益の総和がサプライチェーン全体から得られる期待利益に達成できず,"Double Marginalization"という現象が生じる.その解決策の1つに,契約に基づいた政策が存在する.それは,サプライチェーン全体における期待利益を獲得するための手法で,各メンバー間での契約に基づいた政策が取り交わされることである.例えば,買い戻し(Buy-Back)政策,収入分与(Revenue-Sharing)政策,数量割引(Quantity-Discount)政策などがある.しかし,従来の論文では,理に適ったパラメータ(販売価格>卸売価格>製造価格>0,移転価格>買戻価格>0)の下では,各メンバーの期待利益は,ある範囲の期待利益しか調整することができない.では,製造価格>卸売価格や買戻価格<0はどのようなことを意味するのか,という問題に対しては,複数の契約を結ぶことを意味する.これは,従来の契約モデルでは,単一の契約しか取り扱っていないので説明ができない(但し,理に適ったパラメータの条件を外すと,すべて単一の契約で説明できる).よって,複数の契約を同時に考慮する必要もある.一方,従来の政策では,過剰在庫や在庫切れが生じた場合,一律にすべて対処してきた.しかし,現実問題には,段階的に対処する方法を考慮する必要もある.例えば,Buy Back方式において,過剰在庫に対して,すべて一律に買い戻すのではなく,段階的に買い戻す(例えば,一部はBuy Back方式で買い戻し,残りはそれ以下の価値で買い戻す)ことを考慮する必要がある.この割合を(α,β)で行う.本論文では,段階的収入分与政策と買い戻し政策を考慮したサプライチェーン・コーディネーションを考察し,数値例により具体的に示す.
  • 小谷 重徳
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 361-374
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    混合組立ラインの投入順序づけ問題には古くから数多くの研究がある.これらの多くの研究は,混合組立ラインの各作業ステーションの作業遅れをなくし,ラインストップをできるだけ少なくするために作業負荷の平準化を図ることを目標としている.しかし,実際の自動車の組立ラインの投入順序づけでは自動車の総組立作業時間を用いて作業負荷の平準化を行っている.これは作業ステーションを1つとみなして,近似的に各作業ステーションの作業負荷の平準化を行っていることになる.これまでの研究では作業ステーションが1つの研究はほとんど行われていないのでこの問題に取り組み,投入順序づけに関するいくつかの性質を明らかにする.特に,最適解の条件を明らかにし,この条件を利用した効率的で精度に非常に優れた近似解法を提案する.
  • 林 忠, 王 群智, 曹 徳弼
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 375-382
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    本研究ではオプション手法を用いて.1つのサプライヤーと1つのバイヤーからなる供給契約モデルを提案した.販売シーズンは短く,製品の生産物流リードタイムは販売シーズンより長いと仮定し,販売シーズン中の需要は確率分布に従うと仮定した.従って.サプライヤーは1つの販売シーズンに対して1回の生産チャンスしか持たない.このような条件の下で,オプション手法を取り入れた供給契約モデルを用いて.バイヤーの利益を最大化するモデルを構築し,需要が一様分布に従う条件のもとで.最適なオプションの行使量,初期発注量およびオプションの購入量を解析的に導出した.また,提案モデルの有効性を検証するために数値実験を行い.提案モデルが新聞売り子モデルに比べて常に優位であることを確認すると同時に,各種パラメータを変化させたときの期待利益の変化について考察を行い,提案モデルが新聞売り子問題に比べて期待利益を数パーセント増やすことができることを示した.
  • 翁 嘉華, 伴野 仁治, 大久保 寛基, 大成 尚
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 383-394
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    組立ラインの工程編成では,作業のワークステーション(以下はWSと記す)への配分と,作業者のWSへの配置を行う.この二つの問題を分割して順次に対処する従来方法では,作業ごとに必要な作業時間が作業者間で大きく異なる場合には効率の悪い工程編成結果となる.そこで本研究はこの二つの問題を一括して扱える解法として,遺伝的アルゴリズム(GA)を用いた解法を提案する.対象問題が大規模で複雑であるため,いかにして効率よく準最適解を出すかが重要である.そこで本提案は,効率良く解を探索するために,負荷過大・過少のWSに着目した解(個体)の交叉方法を提案する.また,解が早期に収束し性能の悪い局所解に陥ることを防ぐために以下二つのロジックを提案する.一つは交叉対象となる親個体ペアを選定する際に類似親ペアの排除ロジックで,もう一つは交叉によって子個体に発生した致死遺伝子を再生させるロジックである.最後に上記ロジックなしの基本形GA法や分割法との比較等の検討により提案一括法が短サイクルタイムを得られることを検証する.
  • 熊澤 光正
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 395-404
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    職場意識や疲労感は企業における生産性向上のために重要な課題である.近年,若年就業者の早期離職が問題となっている.本研究は,職場意識と疲労感の関連について調査分析,考察したものである.対象は,繊維産業に新規に就業した3社の女性社員30名と経験者28名である.調査には従来の研究を基に独自に作成した13項目の職場意識調査と,4項目の生きがい感,自覚症状しらべを用いた.研究の結果,ほとんどの調査対象者は仕事が大変であると回答する傾向にあった.自覚疲労と職場意識の関連では,自分の将来への展望が疲労感と関連していることが推定された.新入女性社員では,職場に対する全般的な満足度の高い者と,低い者に分けて分析した結果,満足度の高いものは疲労感の訴えは低く,経験者では,将来への展望をもっている者や,仕事に対して生きがいを感じている者が疲労感の訴えが低いことが推定された.
  • 藤田 康範
    原稿種別: 本文
    2007 年 58 巻 5 号 p. 405-408
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
    Studies on product switching have taken some important steps since Mori and Goto (2003) proposed a new model to help managers to decide product switching actions in a market where the product has a short lifecycle. The present study, assuming firms are in a duopolistic market with uncertainty, attempts to shed new light on this field. That is, utilizing the optimal stopping theory, a firm's product switching strategy for a duopolistic market is formulated and the property of the optimal timing for switching product is examined. Specifically, consideration is given to preventing imitations and the competitive advantages of the product. Our analysis reveals that the harder it is to imitate a product and the larger the competitive advantage, the longer the product cycle.
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 5 号 p. App23-
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 5 号 p. App24-
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 5 号 p. App25-
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
  • 原稿種別: 付録等
    2007 年 58 巻 5 号 p. App26-
    発行日: 2007/12/15
    公開日: 2017/11/01
    ジャーナル フリー
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