日本舶用機関学会誌
Online ISSN : 1884-4758
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5 巻, 11 号
選択された号の論文の5件中1~5を表示しています
  • ―Jドライブの夢―
    花田 政明
    1970 年 5 巻 11 号 p. 825-829
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
  • 茂在 寅男
    1970 年 5 巻 11 号 p. 830-832
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
  • 亀田 真哉, 山田 昭夫
    1970 年 5 巻 11 号 p. 833-835
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
  • (円管を用いた蒸発および凝縮伝熱面)
    松下 正, 赤川 浩爾
    1970 年 5 巻 11 号 p. 836-852
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    管内を媒体が流れる場合, 管内側熱伝達率はheat transfer promoter (H.T.P) を設けることによって増進させることができるが, これに伴って圧力損失も増大する.したがって, H.T.Pの使用にあたっては, 経済的にその有効性を十分検討しておく必要がある.
    本論文のH.T.P付熱交換器の最適設計とは, 伝熱面積, 管径および媒体流量が与えられたとき, 交換熱量費と運転動力費とを考慮して定義されたエネルギ経済効率を最大とするような設計である.この効率をもととして導かれたH.T.Pの有効性の判定因子によって, 数種のH.T.P (twisted tape, coiled wire, core tube, disk, stream line shapeおよびembossed spiral) について, それぞれの有効性の判定および伝熱性能の比較検討を行ない, 有効と判定されたH.T.P (twisted tape, coiled wireおよびembossed spiral) に対しては, その最適形状寸法を求めた.また, twisted tapeおよびcoiled wireの場合について, その熱交換器の最適設計例を示した.
    さらに, 現存する熱交換器にH.T.Pを適用する場合についても, H.T.Pの有効性の判定法およびH.T.Pの最適形状寸法の決定法を述べている.
  • 山口 富夫, 森田 寿郎
    1970 年 5 巻 11 号 p. 851-866
    発行日: 1970年
    公開日: 2010/05/31
    ジャーナル フリー
    内燃機関架構の横振動によるトラブルは, 過去かなりの例が報告されているが, 機関付属物に悪影響をおよぼすという直接的被害のほかに, 船体の水平, ねじり振動を誘起したり, 局部振動の原因となったり, 設計者にとっては一つのやっかいな問題である.とくに最近のように船体機関が大形化してくると, 固有振動数は低下してくるため, 常用回転数付近で共振する場合が多くなると考えられる.本論文では, この問題に対する研究の現況を紹介した.
    まず実機測定により, 架構の振動特性をは握し, 固有振動数が基礎の剛性により大きく左右されることを示した.つぎに, 架構を集中質量系のはりおよび等価的な平面骨組構造系に置換して, マイクレスタッドの方法およびマトリクス法により, 架構の固有振動を試算すると同時に架構プラスチック模型により, 各部の剛性を実験的に調べ, 振動実結果あるいは, 実機測定結果と比較し検討した.前述のように, 二重底は架構の振動に大きな影響を与えるので, 二重底のプラスチック模型実験も実施し, 立体有限要素法およびマトリクス法による計算結果とあわせて検討した.さらに, 架構と二重底の模型を組み合わせて連成振動実験を行ない, 簡単な平面骨組構造系に置換した計算も試みた.このような一連の模型実験により, 架構, 二重底系の振動特性を調べるとともに, 模型船による起振機実験も実施し, 架構, 二重底, 船体振動の関連について論じている.
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