情報メディア研究
Online ISSN : 1349-3302
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6 巻 , 1 号
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原著論文
  • 飯高 敏和
    2007 年 6 巻 1 号 p. 1-17
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/09
    ジャーナル フリー
    本稿では,気遣いや他人志向といった相互依存性が,オープンソース・ソフトウェアやフリー・ソフトウェア(以下ではOSSと表記)開発への評価や,OSS開発への実際の参加に与える影響を,分析する.本稿では,OSSについての先行研究における相互依存性の扱いが,単純なものになっていることを,批判的に捉える.そして,特に日本という文化的背景を踏まえて,相互依存性を多角的に見て,様々な形での影響を想定する.具体的に述べると,OSSについての先行研究は,相互依存性の肯定的な面を主に強調している.これに対して,本稿では,阿部謹也らによる「世間分析」に注目する.そして,相互依存性の否定的な面にも注目する.さらに,そうした様々な相互依存性についての想定を検証するための調査を行い,調査結果の分析を行った.そして,日本的相互依存性(先行研究では「日本的」とされる)のOSS開発に対する影響力を,推測させる結果を得た.
  • —慶應義塾大学湘南藤沢メディアセンター利用者調査に基づく分析—
    戸田 あきら, 永田 治樹
    2007 年 6 巻 1 号 p. 19-35
    発行日: 2007年
    公開日: 2007/10/09
    ジャーナル フリー
    全ての学生が同じように図書館を利用しているわけではない.それぞれ自分のよく利用するサービスがある.どのサービスをどの程度利用するかは,学生によって異なっており,それは,その学生の動機,図書館スキルなどにより構成される利用のコンテクストによっている.本研究は,キャンパスにどのような利用上の特徴をもった学生がいるか,それらの学生はどのような学習成果を得ているかを探索したものである.慶應義塾大学湘南藤沢メディアセンターを利用する学生に対する質問紙およびフォーカス・グループ・インタビューによる調査が実施され,その結果,学生は利用の特徴により四つのグループに分かれること,学生の図書館利用成果にそれぞれ特徴があることが示された.
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