PWMインバータの出力電圧波形合成法として、近年、マイクロプロセッサを用いたデジタルフィードバック則が広く研究開発されている。この手法では、サンプル時刻毎に出力信号を検出してデジタル量へ変換し、出力電圧を合成するための複雑な制御則をマイクロコンピュータで実行し、インバータのパルスパターンを決めている。この手法のモデル化、制御則の導出、実証試験結果等について筆者の発表文献を中心にまとめる。
以下の英文は、1989 International Symposium on Power Electronics (Seoul Korea, 1989 May 26-28) を手直ししたものである。
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