日本応用動物昆虫学会誌
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34 巻, 2 号
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  • 河野 哲
    1990 年 34 巻 2 号 p. 89-96
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    1978年から1986年までダイズ圃場で,カメムシ類の株当り個体数を調査し,空間分布の特性を解析した。
    1) マルカメムシの成虫,幼虫,ホソヘリカメムシの卵,幼虫,イチモンジカメムシの幼虫は集中分布をし,ホソヘリカメムシ成虫はポアソン分布に近い分布型を示した。イチモンジカメムシ成虫,マルカメムシ卵塊では,株当り寄生数が高くなると集中分布になる傾向がみられた。イチモンジカメムシ卵塊は分散比からはポアソン分布が推定できたが,さらに詳細に検討したところ集中分布に傾くと推察できた。
    2) 集中分布をしたサンプルのうち,ホソヘリカメムシの卵は負の2項分布に近く,マルカメムシ成虫,幼虫,イチモンジカメムシ幼虫,ホソヘリカメムシ幼虫はネイマンA型分布に近かった。
    3) CA指数によって分布の集中度を比較したところ,イチモンジカメムシ幼虫,ホソヘリカメムシ卵の集中度が高く,イチモンジカメムシ成虫,ホソヘリカメムシ幼虫の集中度も比較的高かった。
    4) *m-m回帰直線のα値から分布の特性をみると,1個体または1卵塊が分布の基本集合単位とみられるものは,ホソヘリカメムシ成虫,イチモンジカメムシ成虫,卵塊であり,複数個体が分布の基本集合単位とみられるものは,ホソヘリカメムシ卵,幼虫,マルカメムシ成虫,卵塊,幼虫であった。
    5) *m/mはマルカメムシとイチモンジカメムシの幼虫では卵塊に由来した若齢幼虫が群生している8月21∼31日が大きく,変動も大きかったが,ホソヘリカメムシの幼虫では変動が少なかった。
    6) 分布相関指数(ω)の頻度分布から,カメムシの各発育ステージ間の相互関係を見ると,イチモンジカメムシの成虫と卵塊,ホソヘリカメムシの成虫と卵,幼虫と卵では,負の関係が推察されたが,その他の組合せでは正の関係が推察された。
  • 照屋 匡
    1990 年 34 巻 2 号 p. 97-103
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    ガンマ線で照射されたウリミバエDacus cucurbitae成虫雌の,キュウリ果実に集まる(訪果)頻度および産卵管挿入行動をしている(挿入)頻度と線量との関係を室内試験で調べた。非照射雌では,いずれの頻度も第1週の終わりには上限に達し第6週までほぼ一定であった。照射雌の訪果頻度および挿入頻度は高い線量を受けたものほど低かったが,いずれの区でも加齢とともにしだいに高くなった。また,照射された線量と訪果頻度(v)に対する挿入頻度(p)の割合(p/v率)との関係においても同様な傾向がみられた。発育区分段階の低い卵巣の割合は,高い線量を受けたものほど高く,70Gy雌はまったく蔵卵しなかった。放飼不妊雌の野外における累積挿入頻度は,日当り生存率を0.85として推定すると,野生雌の1/200程度であった。ビニルハウス内の栽培キュウリに,挿入衝動の強い日齢の進んだ不妊雌を放したところ,種々の大きさの果実に対し非照射雌と同じ形状の刺傷をつけた。しかし,それが成熟果率に影響を及ぼすほどではなく,刺傷果率は小さい果実ほど低かった。したがって,ウリミバエでもsterile stingの存在は否定できないが,それがSITの障害になることはないであろう。
  • 永井 一哉, 積木 久明
    1990 年 34 巻 2 号 p. 105-108
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    冬期に無加温のビニルハウス内でミナミキイロアザミウマの寄主植物の探索を行ったところ,ノゲシ,ナズナ,イヌビユ,カラスノエンドウ,オランダミミナグサに寄生がみられた。これらのうち,長期間にわたって寄生がみられたカラスノエンドウ,オランダミミナグサを用い飼育試験を実施したところ,採集世代の蛹化率,羽化率,成虫の生存率ならびに飼育第1世代の蛹化率,羽化率はナスに劣らなかった。このことから,カラスノエンドウやオランダミミナグサでは本種は少なくとも1世代の繁殖が可能であると考えられる。
    雨除けハウス内のカラスノエンドウでは成虫が2月中旬まで,成虫が3月中旬まで寄生が継続して観察された。また,雨除けハウス内では1月中旬∼2月中旬に,最低気温が-3∼-7°Cに低下したが,成虫密度の低下はみられなかった。
  • 永井 一哉
    1990 年 34 巻 2 号 p. 109-114
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    1987年6月から10月にかけて,露地栽培のナスでMPP 50%乳剤を散布してOrius sp.を除いた区(以下,除去区とする)と散布しない区(以下,天敵区とする)を設け,アザミウマ類とOrius sp.の密度変動を比較し,Orius sp.のミナミキイロアザミウマに対する密度抑制効果を検討した。
    天敵区でのアザミウマ類の発生のピークは優占種がダイズアザミウマとダイズウスイロアザミウマの7月上∼下旬のピークと優占種がミナミキイロアザミウマの8月下旬∼9月中旬のピークがみられ,これらのアザミウマ類の2回のピークの発生時期に同調した2回の発生のピークがOrius sp.にもみられた。
    天敵区は除去区に比較してミナミキイロアザミウマのピークの発生時期が約10日遅くなり,最盛時の密度は1/4であった。被害果の発生は天敵区では8月中旬から,除去区では7月下旬からみられ,9月上旬まで天敵区では除去区より被害果の発生が少なかった。
  • II. 施設ネギにおける交信攪乱効果とライトトラップの併用効果
    高井 幹夫, 若村 定男
    1990 年 34 巻 2 号 p. 115-120
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    施設ネギにおいてシロイチモジヨトウに対する高濃度の合成性フェロモン処理とライトトラップによる成虫捕獲の効果を現地実験と成虫の放飼実験により調べた。
    1) 1987年7∼9月に行った現地実験では,10a当り合成性フェロモン剤500本で処理した場合,および同様の処理を行った上でライトトラップを設置して成虫を捕獲した場合,ほぼ1か月以内に幼虫密度は激減した。同100本で処理した場合には顕著な密度低下は起こらなかった。また,無処理区では幼虫密度は急増した。
    2) 雌雄成虫の放飼実験により合成性フェロモン処理とライトトラップ点灯処理が交尾率に及ぼす影響を評価した。無処理の場合,第2夜までにすべての雌が交尾した。合成性フェロモン処理またはライトトラップ点灯処理の場合,第1夜の交尾率は20∼50%に,第2夜までの累積交尾率は35∼65%にそれぞれ抑制された。両方の処理を同時に行うと,雌の交尾率はさらに著しく低下した。
    3) 合成性フェロモン処理による交尾率の低下は雌雄間の交信攪乱効果,そしてライトトラップによる交尾率の低下は雄成虫の大量捕獲効果(雄除去効果)によって引き起こされると考えられた。また,ライトトラップには雌成虫の捕獲による防除効果も考えられた。
  • 野里 和雄
    1990 年 34 巻 2 号 p. 121-126
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    室内実験によるワタアブラムシ有翅虫の飛翔期間(初飛翔から定着するまでの期間)はコロニーの発育ステージに関係なく1日から4日までの変異があった。寄主植物を入れた容器内の有翅虫は1日に1回から数回飛び,最初の飛翔時間が長かった。各個体の飛翔期間は前翔長,初飛翔期間および初飛翔の持続時間とは関係なかったが,総産子数は飛翔期間が長くなるにつれて減少する傾向があった。有翅虫は飛翔の後産子し,卵巣内の胚子数が減少すると再び飛翔することが認められた。
  • 茅 洪新, 国見 裕久
    1990 年 34 巻 2 号 p. 127-130
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    チャハマキの発育に及ぼす温度と日長の影響を室内飼育実験により調べた。
    1) 15∼28°Cの範囲では,温度の上昇にともない,卵,幼虫および蛹の期間が短縮した。30°Cでは幼虫および蛹の発育が遅延し,6齢を経過して蛹化する個体の割合が増加した。雌の幼虫期間は雄より長かったが,蛹期間は雄のほうが長かった。
    2) 温度と発育速度の回帰式から卵,幼虫および蛹の発育零点はそれぞれ9.6, 9.9および9.9°Cと推定された。また,卵,幼虫および蛹の有効積算温度はそれぞれ107, 260および102日度と計算され,したがって卵から成虫羽化までに必要な有効積算温度は469日度と推定された。
    3) 幼虫の発育に及ぼす光周期の影響を調査した結果,8∼14時間明の光周期の範囲では,発育期間に顕著な差異は認められなかった。
    4) 発育零点と有効積算温度から,東京,静岡,宮崎における年間世代数はそれぞれ4, 4∼5, 5世代と推定された。東京における推定世代数は野外データによる推定と一致し,静岡,宮崎の場合も概ね野外データと一致した。
  • II. 高山型と低地型の幼虫と成虫の形態的形質の比較
    中村 元太, 森本 尚武
    1990 年 34 巻 2 号 p. 131-137
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    本研究は,長野県駒ケ根市の中央アルプス木曾駒ヶ岳(標高約2,600m)の高山型と,長野県上伊那郡南箕輪村の信州大学農学部周辺(標高約760m)の低地型マツノキハバチについて,1983∼1985年に幼虫と成虫の形態的形質の比較を試みたものである。
    幼虫の頭部の大きさおよび成虫の体長,頭部,翅および脚部の大きさをはじめとして,さらに幼虫の斑紋,腹部第3体節の小環節上における剛毛状小棘数,上唇前縁の形および成虫の触角節数,雄成虫の第9腹板の形,雌の産卵管の環帯の数などに両型の間にちがいがみられた。
    このように,両型はそれぞれ高山と低地という異なった環境に適応して生息しているために,標高差が両型の間の幼虫と成虫の形態的形質にかなりのちがいをもたらしたものと思われる。
  • 普後 一, 黄色 俊一
    1990 年 34 巻 2 号 p. 139-144
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    カイコガ前胸腺刺激ホルモン(PTTH)生物検定法の改良を行った。KK-42を蛹化直後除脳した個体に注射すると,それらの個体の成虫化は完全に阻止された。特定の品種(日122号×支115号)では,化蛹直後の除脳手術のみで永続蛹(人工休眠蛹)を得ることができるが,手術30∼50日以後には自然発生的に成虫化する個体が見られた。改良法で得た永続蛹の場合,処理後90日以上も成虫化は見られなかった。PTTH活性検定のための改良生物検定法では次のような長所がある:1)永続蛹状態が安定している,2)あらゆる品種をPTTH検定供試個体としてつかえる,3)永続蛹を簡単に用意できる,4)従来法と比較すると,検体として注射されたPTTHに対する反応性が高い。これらの結果より,KK-42処理除脳永続蛹はカイコガPTTHの生物検定供試個体として使用可能であると判断された。
  • 柴尾 学, 田中 福三郎, 中筋 房夫
    1990 年 34 巻 2 号 p. 145-152
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    ブドウにおけるチャノキイロアザミウマの個体群動態を解明するため,1988年に岡山県立農業試験場露地ブドウ園で,新梢のランダム抽出調査および粘着トラップ調査を行った。
    1) 本種は6月から9月まで発生がみられ,7月と8月に2回のピークがみられる二山型の消長であった。ネオ・マスカットでは副梢が多数存在した。その副梢の新葉における本種の発生がその新梢全体の発生消長に影響を与え,発生量が増加した。マスカット・ベリーAでは副梢がほとんど存在しないため副梢における発生の影響を受けず,葉枝部先端における発生の影響を受けた。したがって,発生量はネオ・マスカットより少なくなったと考えられる。被害との関連が強いと考えられる果房での発生は両品種とも調査期間を通じて少なかった。
    2) 部位・節位別個体数を見るとネオ・マスカットでは葉枝部先端および副梢での発生の影響を受けて,新梢の先端および中間で密度が高くなった。マスカット・ベリーAでは副梢の存在が少ないため,新梢の中間の密度は高くならず,先端のみで高くなった。
    3) m-*m回帰分析の結果,ほとんどの部位で個体単位の集中分布が示された。本種では1卵ずつ産卵が行われ,新葉の展開している部分に集中的に分布している。
    4) 粘着トラップによる調査では,誘引数が本種の大まかな個体数の変動を反映しており発生調査には利用できると考えられる。
  • 井上 大成
    1990 年 34 巻 2 号 p. 153-160
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    千葉県松戸市および富津市でテントウノミハムシの加害様相と発生経過を調査し,ヘリグロテントウノミハムシと比較考察した。
    1) 寄主植物としてモクセイ科の4属11樹種が確認された。
    2) 成虫は寄主植物付近の落葉層などで越冬し,松戸で3月上旬∼下旬頃,富津で2月下旬∼3月上旬頃に樹上に出現し始めた。そのピークは松戸で4月上旬∼5月中旬頃,富津で3月中旬∼4月中旬頃であった。
    3) 越冬成虫は樹上で交尾し,新芽・新葉に産卵した。産卵は松戸で4月中旬頃,富津で2月下旬∼3月中旬頃に開始された。卵数は松戸で5月上旬頃,富津で4月上∼下旬頃に,幼虫数は松戸で5月中旬頃,富津で4月下旬∼5月中旬頃にピークとなった。卵・幼虫の発生は6月にはほぼ終息した。
    4) 幼虫は潜葉性で3齢を経過した。老熟幼虫は5月中旬頃から地上に落下し,土窩の中で蛹となり,20∼30日を経て土中で羽化した。
    5) 新成虫は6月中旬頃から地上に出現し,個体数は6月下旬∼7月上旬にピークとなった。この時期の成虫は旺盛な摂食活動を行った。その後成虫の摂食量は減少し,晩秋まで樹上に生息した。
    6) 10月∼11月にかけて樹上の成虫数は越冬のために減少し,12月には成虫は樹上には見られなくなった。これと同時期に越冬場所の成虫数が増加した。越冬場所の成虫数は冬期間中ほぼ同じであった。
    7) 寄主植物の生育相と同調した年1化の発生経過はヘリグロとほぼ同様なものであった。しかし,ヘリグロに比べてやや成熟化が進んだ新葉でも成虫が産卵したり幼虫が摂食できること,ヘリグロでは夏や秋に産卵が見られることもあるが,本種ではこれが観察されないこと,ヘリグロでは交尾は越冬後の季節に限って行われるのに対し,本種では一部の成虫が,越冬前の晩秋にも交尾を行うことなどの相違点が認められた。
  • III. 合成性フェロモン処理がライトトラップによる雌成虫の捕獲率に及ぼす影響
    若村 定男, 高井 幹夫
    1990 年 34 巻 2 号 p. 161-163
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    Mated and virgin Spodoptera exigua females were released and recaptured with a light trap in a greenhouse to determine the effect of synthetic sex pheromone, a 7:3 mixture of (Z, E)-9, 12-tetradecacienyl acetate and (Z)-9-tetradecen-1-ol, on recapture rate. When untreated, 55% of mated females and 37% of virgin females were recaptured within 5 nights after release. When the greenhouse was permeated with synthetic sex pheromone, recapture rate of virgin females decreased to 13%, while that of mated females (52%) was not affected. An equation was proposed for estimating the real rate of mated females after examining the females caught with a light trap.
  • 森下 正彦, 東 勝千代
    1990 年 34 巻 2 号 p. 163-165
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    The first failure in controlling green peach aphid Myzus persicae SULZER with permethrin was noted at an eggplant field in Kishigawa-cho, Wakayama Prefecture, in the spring of 1987. The LC50 value of permethrin determined by insect-dipping in the Kishigawa population collected in 1987 was 338ppm, which was 9 times higher than that for the population collected in 1985. The control efficiencies of synthetic pyrethroids against the green peach aphid which decreased the susceptibility to permethrin were different: flucythrinate, fluvalinate and fenvalerate were more effective, and cypermethrin, cyhalothrin, fenpropathrin, ethofenprox and tralomethrin were less effective.
  • 松野 享
    1990 年 34 巻 2 号 p. 165-167
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
  • 松野 享
    1990 年 34 巻 2 号 p. 167-169
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
  • 森下 正彦, 東 勝千代
    1990 年 34 巻 2 号 p. 169-171
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    Consumption of cabbage leaves by diamondback moth Plutella xylostella L. larvae was measured. At 16L-8D and within a temperature range from 15 to 35°C, both males and females consumed more cabbage leaves as temperature dropped. Females consumed larger amounts of cabbage leaves than males at the same temperature. Eighty five percent of the total amount consumed was by the 4th instar female larvae at 15°C. There was a positive correlation between the amount of cabbage leaves consumed and pupal weight.
  • 望月 雅俊
    1990 年 34 巻 2 号 p. 171-174
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
    Susceptibility of the predatory mite, Amblyseius longispinosus (EVANS) to permethrin (20%, W.P.) was investigated by the leaf disk spray method. Among the eleven strains, LC50 value of Hiranuma (1), Ide (1), and Minamihara strain were 301.9ppm, 66.5ppm and 8.8ppm, respectively. In the tea plantation where the most resistant strain (Hiranuma (1)) was collected, synthetic pyrethroid insecticides had been sprayed for 4-5 years, especially no less than 6 times in 1987.
  • III. 合成ピレスロイド剤抵抗性個体群の発生
    西東 力
    1990 年 34 巻 2 号 p. 174-176
    発行日: 1990/05/25
    公開日: 2009/02/12
    ジャーナル フリー
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