日本助産学会誌
Online ISSN : 1882-4307
Print ISSN : 0917-6357
ISSN-L : 0917-6357
5 巻, 1 号
選択された号の論文の8件中1~8を表示しています
  • 松本 八重子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 1
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 村山 郁子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 5-13
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 内藤 和子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 14-20
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
    夫の分娩参加が夫婦にもたらす情緒的経験の意味について, その実態を探るために25組の夫婦に対し, 分娩前・後および1か月後に主として半統制型の面接を行い, 以下の結果を得た.1.夫の分娩立ち会いのおもな動機は,「分娩経験の共有」,「誕生の瞬間の共有」であり, 妻の理由は,「安心」,「誕生の瞬間の共有」であった.妻主導の分娩立ち会いが多かった.
    2.分娩立ち会いの予想と結果については, 夫・妻ともに予想と結果が一致するか, 予想以上の結果が多かった.施設の助産婦・スタッフのサポートが結果に影響する要因と考える.,
    3.分娩立ち会いの評価では, 夫の大部分と妻の全員が満足した.妻のself-esteem (自尊感情) を分娩前後で比較すると, 分娩後に有意な上昇が認められた.
    4.夫婦のintimacy (親密性) が分娩後に増加した夫と妻は, 1か月後も続いている傾向があった.
  • 卒後4年目助産婦の自由記載式調査より
    松岡 恵, 平澤 美恵子, 新道 幸恵, 佐々木 和子, 熊沢 美奈好, 内藤 洋子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 21-27
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
    卒後4年目の助産婦に必要な卒後教育の内容とその方法を明らかにする目的で, 国立および公的助産婦学校3校の卒業生83名を対象に, 自由記載式の質問紙調査を行った.
    その結果, 卒後4年目の助産婦は教育, リ-ダ-業務を職場から期待され, これらの能力を伸ばしたいと考えていた.また「分娩介助」は心身両面の総合的な援助と考えられていた.
    自信がない, 助言を要する業務には2つの傾向があった.1つは即時的な判断, 処置を要求される「異常時の援助」で, これはシミュレ-ション学習など経験の機会を増やす教育カリキュラムの充実が必要と考えられた.もう1つは対象を全人的に理解し受け入れる「保健指導」,「心理社会的側面の援助」などで, これは個々の事例の検討が現場で十分に行えていないことがうかがえた.
  • 継続妊婦による評価より
    三島 みどり, 狩野 鈴子, 長島 玲子, 上野 繁子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 28-34
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
    助産婦教育における妊婦の継続管理を通した一連の学生主体・問題解決型学習は, 助産婦として必要なケアを実際に即しながら体系的に, 主体的に, 総合的に学ばせることができる点で, 教育実習体系において重要な位置を占めている.
    本研究では, 効果的な学習条件を検討する目的で, 過去8年間に学生が受け持った66名の継続管理妊婦に, 学生が受け持って困った点についてアンケートを実施した.
    その結果, 受け持ち依頼時と家庭訪問時に, 家族を含めたinformedconsentの不十分さによる問題点の存在することが明らかになった. 妊娠期から分娩後のケアで, 専門的知識と技術の未熟さによる問題点の存在することが明らかになった.
    本調査の結果を踏まえて, 今後の実習展開のあり方を検討した.
  • 高橋 里亥, 小木曾 みよ子, 入江 芙美子, 鈴木 和代, 高橋 つや子, 徳田 淳子, 橋戸 奈津子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 35-39
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 文献的考察(1)
    有森 直子, 堀内 成子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 40-48
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
    既存の研究報告から, 母子を取り巻くソーシャルサポート研究の特徴・方法論を明らかにし, 比較・考察し今後に必要な研究領域を明らかにすることを目的に, 系統的文献検索を行った.
    方法は, 1980年から1990年にわたる看護学・心理学領域の雑誌・書籍より, 母子に関連したkeywordとして, ソーシャルサポート, ストレス, 悲嘆, 適応, コーピング, ピアグループを手がかりにMEDLINEを用いて一次資料を得た.
    その結果, 原著論文の形式を整えていた6文献を選び比較考察した.
    対象となった文献を, ソーシャルサポートをどのように位置づけるかによって, 1つはソーシャルサポートを対象の特性としてとらえた「対象論ソーシャルサポート」, もう1つはソーシャルサポートが看護ケアに含まれるか, あるいは看護ケアをソーシャルサポートの異なる対象に用いていた「援助論ソーシャルサポート」に分類した.
    「対象論ソーシャルサポート」は対象の理解と看護の必要領域の査定には必須である.しかし, 専門家としての看護援助の研究としては, 看護ケアがソーシャルサポートの異なる対象にどのように評価されたか, または, ソーシャルサポートの機能自体を評価する「援助論ソーシャルサポート」の研究が今後の課題と思われた.
  • 瀬井 房子
    1991 年 5 巻 1 号 p. 49-52
    発行日: 1991/12/25
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
feedback
Top