日本助産学会誌
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9 巻, 1 号
選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
  • これからの課題
    三井 政子
    1995 年 9 巻 1 号 p. 1
    発行日: 1995/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 佐々木 敦子
    1995 年 9 巻 1 号 p. 5-10
    発行日: 1995/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 葉久 真理, 跡上 富美, 有森 直子, 堀内 成子
    1995 年 9 巻 1 号 p. 11-22
    発行日: 1995/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
    本研究は, 対象者の特性 (リスクレベル) によって, 持続的胎児心拍測定法 (Electric fetal monitoring: 以下, EFMと略す) という手段が, 間歌的聴診法 (Intermittent Auscultation: 以下, AUSと略す) に比べて児の予後を予測することに有効か否かを明らかにすることを目的に, 以下の分析を行った。
    1. 既存の実験研究で得られた成果を比較した。その結果, EFMのほうがAUSに比べて児の予後の予測に有効であるという仮説は9つの実験研究中の1つの研究たのみ支持され, 8つの研究では棄却された。
    2. EFMを用いて児の予後を評価する際の構造モデルを作成し, 先述の実験研究を分析した。その結果, 対象の選択基準, モニタリングの装着基準, 判定基準などが不明瞭であり, 追試や比較する際の弱点となっていた。
    3. EFMとAUSでの児の予後を, メタ分析を用いて比較分析した。その結果, 胎児の予後に対するEFMとAUSの使用に効果の差は認められなかった。また, EFMの使用は, ハイリスク群において帝王切開率が有意に高まり, ローリスク群においては吸引分娩などの術的経腟分娩が有意に高かった。これはEFMを用いることによって医療介入が多くなることを表していた。
  • 共有率と発語回数の分析から
    木村 千里, 松岡 恵
    1995 年 9 巻 1 号 p. 23-30
    発行日: 1995/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
    分娩期に助産婦が産婦と共に過ごす共有率, 産婦への助産婦の発語回数, 夫以外の家族の立ち会いと産婦の主観的体験との関係を明らかにする目的で, 初産婦16名に分娩時ビデオ録画, 産褥3日に自己記入式質問紙法を行った。
    その結果, 娩出期の共有率の平均値は極期よりも有意に高かった (P<0.05)。さらに, 娩出期の共有率と, 助産婦の手段的サポートに対する産婦の評価得点との間に有意な相関関係を認めたが (r=0.51, P<0.05), 極期の共有率との間には有意な相関関係を認めなかった。また, 極期から娩出期にかけての単位時間当たりの助産婦の発語回数と, 助産婦の手段的サポートに対する産婦の評価得点との間に有意な相関関係を認めた (r=0.68, P<0.01)。また, 夫以外の家族の立ち会いがあった群は, なかった群に比較して有意に陣痛・出産時の対処・達成感の自己評価得点が低かった (P<0.01)。
    これらの結果から, 極期における助産婦の選択的存在, 極期・娩出期における夫以外の家族の存在について検討し, さらに分娩時, 出産に集中する産婦を妨害しないように, 産婦が必要とするときに効果的に言葉かけを行う必要性が示唆された。
  • 高橋 律子, 川崎 佳代子
    1995 年 9 巻 1 号 p. 31-37
    発行日: 1995/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
    分娩第I期の産痛緩和, 特に, 腰背部の圧迫マッサージは産婦に対する重要な看護である。しかし, 圧迫の部位や方法について, 適切な知見はほとんどないのが現状である。
    今回, 分娩第I期の産痛の神経系統の範囲にあるつぼ9か所を選定し, 対象15人に対し, 分娩第I期の中期 (子宮口5~6cm開大時) と後期 (子宮口8~9cm開大時) につぼ圧迫法を実施し, 部位別和痛効果を分娩の進行に併せて検討した。
    その結果, 9か所のうち7か所は分娩の進行によって差はあるものの, 有効であることがわかった。同時に, 肥満や体格等対象の属性との関連, 不安度との関連も調査し, 身長, 体重, 妊娠中の増加体重, 腹囲, 児体重等の大小, 促進剤の使用の有無, 不安等が, つぼ圧迫の和痛効果に関連することが明確になった。
  • 林 マツノ, 稲垣 恵美, 森田 幸子, 真野 真紀子, 天野 敦子
    1995 年 9 巻 1 号 p. 38-42
    発行日: 1995/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
  • 病棟管理者の全国調査から
    内藤 直子, 日隈 ふみ子, 岩澤 和子, 月僧 厚子, 片桐 麻州美, 谷口 通英, 井上 冷子, 市村 尚子, 浅野 恵美, 篠田 恵見 ...
    1995 年 9 巻 1 号 p. 43-49
    発行日: 1995/12/10
    公開日: 2010/11/17
    ジャーナル フリー
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